メルリンカートの気まぐれ日記
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2010/03/12(金) 雨にも懲りず、採集記2
長女が幼稚園から思い出の品を持ち帰ってきています。中に年少、年中、年長と毎年記録していた足跡がありました。この3年で随分と心身ともに成長したのを実感しますね。来週の卒園式は泣いちゃったりして。
この時期は転勤、転校や引越しなどが多いと思いますが、長女も4月から小学生に上がるに当たり、今とは違う学区の学校へと通います。新居はまだ未完成ですがそれに合わせて転校はかわいそうだと思い、このタイミングを選んだのですが、新しい環境になじめるか心配です。先日ですが、この学校の生徒が交通事故で亡くなりました。その家族のことを考えると非常に悲しいですね。おそらく通学路近くでしょうから、この事を教訓に同じ事が繰り返されないように、学校側に対処をしてもらいたいものです。

ブリードルームでは、越冬成虫を起こし始めました。いよいよ来シーズン始まりますね。
その前に今シーズンの成果が気になるところですが、今シーズンは集計がほとんどできませんでしたが、久留米は240頭ほど飼育しましたので、オスメスを半分として120頭ずつです。久留米の大台である30gアップ幼虫は85頭もでてきてくれましたので、今シーズンは過去最高の大台確立70%を記録しました。、この頭数でこれだけ当たるのはかなり満足しています。
種親選びは運の要素もありますが、やはり血統を基にした実績から選んでいけばこの確立はぐっとあがるのは間違いないようです。うまくいく年もあればその逆もあります。継続していくといい事もありますね。
今シーズンうまくいかなかった方もいるかと思いますが、もう来シーズンが始まります。私もセミ化だらけになってしまい、ろくに羽化しなかったシーズンもあります。大失敗の悔しさの翌年はその失敗が必ずいかされますから、継続して楽しみましょう!


さて採集記続きです。


”これなんだと思う?”さらにニコニコのK氏の指差す方向を見ると……。私もニコニコ。

”思いっきり目立つところに掘ったね〜”

マスコさんが来るのを待って、同じ質問をしたが首をかしげている。やはりフィールドとブリードでは大きな違いがありますな。天然オオクワの産卵痕を初めて見たマスコさんはとても興味深々だった。
プレッシャーを思いっきりかけて、マスコさんがチェックをはじめる、あ〜でもない、こ〜でもないと二人で言うので、正直うるさかっただろう。中々出てこない本命だったので、あとは任せてK氏と私はその先の林へ。しばらくして戻ってくると、なにやら様子がおかしい。採り出している幼虫を指して、表情が暗い。その幼虫を見せてもらいじっと観察!どうやら足に少し傷をつけてしまったようだが、これが何か自分の中で何の幼虫なのか確定していないようだ。しばらくして……。

”おめでとうございます。”

それは紛れも無いオオクワの終令メスだった。どうやら本人もそうは思っていたようだが、傷をつけてしまった事に、かなりのショックを受けているようだ。気になる産卵痕の近くからは何も出てきていないようで、それ以外の部分からちゃ〜んとオオクワを出していましたな。その後K氏も加わって、交代で材を確認していくと産卵痕の先から食痕が走っているのが分かった。今度は大丈夫だろう!最後にマスコさんに交代して、ものすごい慎重になっている彼を見ているのが、めちゃめちゃ楽しかった。1頭しかでてこなかったが立派な2令のオオクワだ!

時間もだいぶ過ぎてしまったので、車に戻る途中、

”ゲッ!この足跡は……熊”

皆苦笑いだった。車に戻り遅めの昼食を済ますと、すでに3時を回っていた。
雨にあたっていた体は冷え込み、寒気を感じるようになってきた。

でも、ここで誰も辞めようとは言わず後半戦へ!気になる材をチェックするも追加は無かったが、雨の中夕方まで良くも心が折れなかったものだな。しっかし寒かった〜。

後日傷つけてしまった幼虫も無事にマットにもぐったことで、オオクワ初ゲットの喜びをメールしてきた彼の表情が浮かぶようで、なんだか私も嬉しくなってきた。

今回は3本の材で5頭と数は少なかったが、オオクワ初令2頭、2令1頭、3令1頭、成虫1頭と1年に1回あるかどうかの当たり採集日であった。
K氏、それにマスコさんどうもありがとうございました。フジクワさんが初ゲットしたときもそうでしたが、初ゲットは喜びが格別ですからね。仲間が喜んでいるのっていいものですなあ。


さて、明日はフジクワさんと某地へ。今シーズンはこれでこの地方は3回目になりますが、過去2回はオオクワがいそうな手がかりは掴めていません。前向きに考えれば駄目な林は見つけられていますので、絞込みが少しずつできているはず?なのでそろそろ当たるかなあ。今回はネットを利用して情報収集に時間をかけましたので当たったら嬉しいなあ。


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