メルリンカートの気まぐれ日記
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2010/04/15(木) 継続するために
帰宅したら今日主役の次女が寝てる……、無理やり起こすと機嫌が悪い悪い。でもケーキを見せたら泣き止みました。
3本のろうそくを立てて、誕生日を祝いましたが子供が2人になってもうこんなに時間が経ったんだなと実感。子育ては2倍大変になると生まれた当初は思っていましたが、姉妹で仲良く遊んでいるのでかえって楽になった部分も多いですね。まっ私は週末いないときが多いですが(爆)

さて、クワ新シーズンも始まってペアリング中や完了した方が多いのではないのでしょうか。クワガタ業界も定着していますが、新規で始める方が減ったように思いますね。それにプラスして残念なことに辞めてしまう方もいますからね。

せっかく始めた趣味なので、少しでも継続する方法として、今年の種親の経歴でも……。
早速ですが私のブリード経験の中では、血統を作り上げていくのが一番難しく、この部分が醍醐味だと感じます。
生意気な事を書いてしまうかもしれませんが、作り上げられた血統で、特に大型のオスを使用した場合、複数のメスと交尾させて採卵させれば、組み合わせの当たり、個体差も加わって大型個体が複数出てくることもあるでしょう。

でも、ここからが本当の勝負ですね。それだけの優良血統に巡りあえたのですから、さらに上を狙えます。ここで種親の選択の幅が広がり、それを絞り選別していくことで、ほんの一握りのいい個体がでてきます。


具体的に自分の種親で見てみると、今シーズンの種親である84.2mmがそうですが、このサイズで頭幅は29.5mm、それにプラスしてアゴも太いのですが、羽根にシワが多く、内歯はより上を向いています。

http://www.geocities.jp/merlinkart/84mmUP.htm

この個体を見ていると、その個体の限界を感じます。あきらかにワイルドとは違った存在です。
今まで久留米でここまで長さと太さを兼ね備えた個体は出てこなかったのですが、これも種親の選別と、複数の良血統が合わさった結果だと思っています。
この個体の2世代前の種親オスは普通の形状の81.1mmでした。際立った形ではありませんでしたが、わりと美肌だったのが特徴でしょうか。それをアウトラインで頭幅のあるメスを掛け合わせたのです。

http://www.geocities.jp/merlinkart/2006taneoya.htm

これで出てきたのが82.4mmでアゴが短く太い、頭幅29.0mmもある個体でした。眼上突起からオシリまでの長さは83.5mmあった個体とほぼ同じであり、アゴで1mmほど損している?個体でしたが、この個体には大変魅力を感じたものです。

http://www.geocities.jp/merlinkart/2008taneoya.htm

このオスに掛け合わせたメスは、ギネスになった83.3mmの兄弟で2年1化となった兄弟最大体長の54.6mmです。太さがでるオスに、長さが出るメスの掛け合わせた結果、最大となったのが今回紹介した84.2mmです。


結果だけ書くと簡単なんですが、ここまで来るのにかかった時間とコストは膨大です。飼育したオオクワは軽く4桁を超えていますからね。
1個体に絞るとこうなりますが、実際には様々な組み合わせの経過や結果をみて種親を選別していって現在になっています。結果がでるのが何世代もかかりますので、特に最初の種親の選択だけは妥協せず、自己満足の結果がでれば次世代へとつながりますからね。


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