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2010/04/05(月)
野獣が!!!
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疲れ果てました休日も終わりまして、まったりしたい気分です。 オオクワはペアリングも始めましたので、事故が無いかドキドキします。ペアリングを覗く際には、ペンライトの先に赤い下敷きを貼り付けたものを作りまして、赤光線で観察しています。臆病な性格なんで、これでもじっと見ていると気がつかれてしまうことが多いですが、パッと見る場合は十分です。他にもビデオカメラのナイトショットは使えます!!
金曜に送別会がありまして、早めに切り上げてきましたがそれでも23時過ぎに帰宅、そのまま布団に入って4時起床!シャワーを浴びて歯を磨き、そのままフジクワさんと採集へ。今回はさすがに前日のお酒が残っているので、行きは運転してもらいました。
さて前回某所で採れたことから、その林の続きを確認して、近辺を探索しに行こうとなりました。 先日オオクワが採れた木はそのまま来年の楽しみにして、周囲を入念に確認していきます。予想していたより、この林は広く確認に二人で5時間もかかってしまいました。相当いい木が何本もありましたが、コクワが多くオオクワにはなかなか出会えません。ここはオオクワが薄いのか、確認の仕方を変えた方がいいのか、そもそも下手なのか(笑)わかりませんが、相当いいポイントであったことが確認できたことが収穫です。 あっという間に午後になりまして、雰囲気のありそうな林をひたすら探し、歩きを続けます。前日のお酒は完全に抜けて採集バリバリモードに突入している時であった。フジクワさんが……
”なにか白いでっかいのがいた!”
よくみると、かなり丸々としたニホンザルがいて、他は親子だろうか。ニホンザルってこんなに大きかったかなと思うほどのサイズだったのだが、逃げていったのでそのまま歩き続きるとかなり獣臭がしている。どうやら縄張りにはいってしまったようだ。餌場のようで、まずいなあと思いながら歩いていくと、ボサが多すぎて進めなくなってしまった。雰囲気もあまりよくないので引き返したときであった。ガサガサ!!
なんとあのでかいボスザル?が後をつけてきたようだ。この1匹が山から降りてきて威嚇してきたのだ!その距離5mぐらいだろうか。緊張が二人を襲い、雄たけびをあげて睨みあう。10秒ぐらいで去っていったのだがその後が大変なことになった。フジクワさんが持っていた石を猿に投げつけたあと、去った猿がまた襲ってきたのだ! やばい完全に襲われる。距離は先ほどより近く3mあるかどうか、次の瞬間もう目の前にきてもおかしくない。
ここからの睨み合いが長かった、相当緊張していたのか私には数分は睨みあっていたように思える。しばらくして去っていったのだが、今回のはかなりやばかった。 なんでそうなったか考えてみると、まず縄張りに入ってしまった。それで引き返したことが悪かったのだが、その後2回共フジクワさんの方に猿は向かっていったのだが、目を合わせたと……。私は何かの番組でゴリラが目を合わせると襲ってくることを特集していたので、猿も同じだろうと目は合わせないようにしていた。今となっては笑い話になるが、その時は凄い緊張感でしたよ。確実に分かったことは
猿はフジクワさんが嫌いだ(爆笑)
その後も恐怖心と戦いながら、隣の山に入り10時間ほど探索を続けましたがオオクワには巡り会えませんでした。今回だけは単独でなくて本当に良かった。採集中、熊の足跡も見かけることもありますので、今度出会うのは熊かもしれません。命の保証は本当にないんだと強く感じましたね。 既知のポイントで採るのも大変なオオクワガタは、探索しながらだと本当中々出会えません。今シーズンは山梨県以外に遠征している事が多くなり採集確立はグッと下がっていますが、いずれいい結果になってくれればいいですね。
さてさて、採集翌日は長女と約束していた浜名湖へ潮干狩りとワカメ狩りに出かけました。知り合いの方に船で連れてってもらいましたが、アサリは程々、ワカメはみかん箱1ケースぐらいゲットできました。アサリはこの時期身が大きくて美味しいですね。もうすぐ産卵シーズンのようです。ワカメも今の時期ぐらいしか採れませんが、新鮮な生めかぶをさっとお湯に入れて、刻むとあの独特な粘りがでてきます。これにダシ醤油をかけて、ビールと一緒にめちゃくちゃ最高でしたよ。この後の昼寝はさらに気持ちよかったですね。小学校に上がる前に長女はいい思い出ができたようで、非常に喜んでました。
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