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2010/05/09(日)
土曜はクワ三昧
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昨日は朝6時に起きまして、自作菌糸ビンを仕込みました。マヨビン900を20本殺菌処理しまして、同時に産卵セットとクワ部屋の片付けなどしていたら11時間経過……。いや〜採集よりハードでしたね(笑) 1日放令して、さきほど種菌を接種しましたんで、あとは1.5ヶ月ほどの培養で完成です。 今年は種菌をいつものキノコ屋さんから別のものに変えてみました。昨年、一昨年と82mmまで羽化しましたが、まだ市販の菌糸ビンに追いつきませんね。個体差もありますので、数が少ない分難しい部分ではありますが。
さて、続々と蛹化が始まっていますが楽しみは大型だけでなく、ワイルド個体やWF1個体群です。こいつらは種親の顔が分かりませんので、形が非常に気になります。サイズは60mm後半ぐらいが頭幅とのバランスが取れる個体が多い感じがしますね。 昨年からブリードしている個体の種親は、自己採集もしくは同行した仲間で採集した個体など採集者まで素性が分かる血統です。久留米も採集者は分かりますね。 これだけ血統が世の中に増えてくる(いや最近はもう氾濫していると言って間違いないかな?)と、手軽になりすぎている分、どうもじっくり楽しむのではなく、流されて飼育している感がありますね。 私も興味本位で様々な血統してみましたので、悪いとは思いませんが、どうも温度ショックのかかり方が違ったり、早期羽化したりと、生態が違っているような感じの血統もありました。何故かは分かりませんがね(^^;
さてさて、実はブリードを継続していたコクワがいるんですが、こいつは2年前灯火採集でゲットしたホワイトアイコクワのオスの累代ものです。 ホワイトアイは光を感じることができるのか、匂いで飛んできたのか、はたまたメスのフェロモンかは不明ですが、この日採れたメスとペアリングさせまして、ほとんどがオスだったんですが(汗)なんとか2メスゲットできました。 これがホワイトアイの遺伝子を受け継いでいるのか、種メスが元々持っていた精子からの子かは不明です。 翌年羽化したこの2メスをその年の秋に種親オス、つまりホワイトアイのオスと戻し交配しまして、産卵させたのですが産卵せず、冬の間にホワイトアイのオスは★に(^^; 焦りがありましたが今春産卵させてみたところ、幼虫が確認できましたよ〜。コクワの初令は散々採集で見てますが、初めて確認したことに嬉しさがありました(笑)
うまくいけばWWとWBの組み合わせになるので来年50%の確立でホワイトアイが出てくるんでしょうか? 悪くてもWWとBBの組合せなので、次のさらに次の世代で25%の確立でホワイトアイが出てくるのかな。
これはもう元木さんという偉大な方がホワイトアイオオクワで実証していますね。確立したら飽きて終わりかな。
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