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2010/06/02(水)
凄い報告が……
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ビン底に蛹室を作ってしまった個体が蛹化不全で変形しておりダメ、あ〜あ(^^; 久留米の10番血統31.8gってのが羽化していたんですが、こちらも羽化不全で体長が参考値で82.5mm、頭幅28.9mmほどありました。それにプラスして、蛹化後★になっているのが……、さすがに嫌になってきたが原因調査で掘り出してみた。30.1gしかなかったのだが、蛹体長74.1mm、頭幅は29.4mmもありました。これは体重の還元率の良かった種親の血を引き継いでいますね。で、よく見ると蛹が若干ですが歪んでいます。見た目は軽い蛹化不全ですが、このぐらいのサイズになるとこのような事が増えてきますね。 羽化ラッシュはこれからですが、体重がのった個体が多かった分、羽化不全の可能性は間違いなく高まるでしょう。ここ数年の体重増加率に対して体長はついていけていませんから。リスクを背負っても、上を狙ってみないと結果がついてきません。ただ、これを回避できる飼育方法や血統は模索していますがね。もちろん、完品羽化個体もいますので、失敗ばかりではないですが。
まだ結果がでていないのに、いろいろ言われますが正直参ります。結果が出ることを楽しみにしているのに、あれこれ言われてもね〜。 何回も書いてますが、超大型個体は血統、個体差、飼育環境この3点が大きな要素になります。飼育環境の部分は今や上手な方が沢山います。血統はある程度、いや莫大か(爆)なコストをかければ揃えられるのですが、個体差の部分は運の要素が強いです。 私のところから沢山の方に久留米を購入いただいておりますので、今年あたりは誰かが飛びぬけた奴を出しそうな感じがしますね。そうしたらご報告くださいね〜。
と日記のネタを書いていたのですが、このあと衝撃の報告が来ました。画像の通り久留米の85mmが遂にでてきましたね。まだ羽化して3週間程度のようですが、それでも凄いサイズです。頭幅29.7mmでこのバランスに美肌。これは中々越えられないでしょう。 この久留米ですが2世代前に購入していただいた方からの報告で、ちょうどギネスが出たときの世代の種親を軸にアウトラインで松野さんの84.3mm兄弟を掛け合わせているそうです。我が家も似たような血統になっていますが、ここには雌雄の組合せや飼育方法などの要素も絡んできますので結果は必ずしも同じ傾向にはなりません。 血統背景がどれほど重要であり、組合せ次第ではこのような素晴らしい結果がでるんだと、感慨深いものがありました。 この結果はMさんの努力の賜であります。その結果に私の血統が元になっていたのは非常に嬉しいことです。 自分で結果を出せれば一番嬉しい事は嘘偽りありませんが、自分で良いと思ってきた血統がこのような結果を招いた事も、同じくらい嬉しいです。 これでこれからの羽化結果が楽しみになってきましたよ〜。
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