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2010/06/27(日)
バテた
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ここのところの連日仕事終えたら、子供達と遊んだ後は午前様までクワ作業していました。そこに週末、寝不足の遠征採集に行っているわけですが、例年この時期はこうなります。 このペースでなんとか体が持っていたんですが、ひと段落ついた後金曜の夜から、どうも調子がおかしい。喉が痛い、微熱、体がだるい。こんなこと今まで無かったんですがね。20代の時はもっと、無理していましたがどうやら休めと言われている様で、金土はクワ作業なしで睡眠たっぷりとりまして、幾分良くなってきました。
土曜は最悪の状態で会社の健康診断に行きましたが、再検査にならんかなあ?心配だ!
その後、マツノインセクトで菌糸ビンを購入に!日曜まで予定詰めていたので、どうしても行かなければならなくて……。松野さんにパワーをもらったので、調子が上がってきたところで、夕方からお客さん来ました。 わざわざ遠方よりオオクワを見たいと言う事で来ていただきまして、聞いてみると4月に温室暴走事故があり、途方に暮れていたやる気を再燃させて再出発のようです。パワーを感じますね。まだ掘り出しをほとんどしていませんでしたので、せっかくなので何個体か掘り出しても大丈夫な感じな個体だけ掘り出しておきまして、見て頂きました。 そのほかにもワイルド個体と歴代の久留米大型個体を見ていただきましたが、オオクワばっかりで満足いただけたのかは???です。我が家はほぼオオクワしかいませんので、あまり見ても面白くない気がするんですが……。
めぼしいのを掘り出したのもあるのですが、オスは8頭掘り出して、79mmが1頭、81mmが3頭、82mmが3頭、83mmが1頭うち81mm1頭は軽い羽化不全と絶好調の成績でした!最大サイズの83mmは掘り出した瞬間来たと思いまして計測すると83.7mm!!(写真の個体です) こいつは久留米2番血統、2007年19番血統の血を引き継いでおり、体重よりサイズが伸びる可能性がある血統として飼育しましたが、32.6gからの見事な伸びでした。 羽化も2/3ぐらい進んできましたが、期待できる個体はまだ羽化していないのが多いです。遅いのはまだ前蛹ですが、果報は寝て待てですね。
表年である今年羽化してきている個体群は、ギネスがでてから2世代進んでいるわけですが、当時と比べるとまだサイズは伸びていますね。それに頭幅も出てきています。 飛びぬけたようなサイズの個体を手にするのには運が必要です。この運も実力のうちですが、それにはベースになる血統と飼育方法が必要です。私的には最大サイズを出すことより平均サイズを上げるほうが、何倍も難しいと思っています。 問い合わせも増えてきましたので、種親オスサイズによる結果の違いを簡単に説明しますと、オスの大型個体は次世代のオスサイズに結びつく可能性が高いです。 もちろん組み合わせによる当たりハズレはありますので、一概には言えませんが、80mmを狙うのであれば、70mm台の種親で、82mmオーバーを狙うのであれば80mm以上を使用するのが、いい結果が出やすいと思います。 ただ、ここにはペアリングさせて羽化まで1年、さらに1年寝かすという1サイクルがありますので、2年の時間差ができますので、先を読んで種親はじっくりと選んでください。
今回来客いただいて思ったのが大型が好きな方が集まって話するのは楽しいですね。我が家のオオクワでよければ見に来たいという変わった方がいましたら、メールでもください。 夏の遠征が終わる頃には、時間ができますので、何人か集まれば同じ趣味をもった方と多く知り合えますので、面白いことになりそうです。
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