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2010/07/30(金)
ラストは!
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今日は会社の決算で棚卸でしたが、業務終わったあとからの作業なんで疲れますね。 昨晩は火災保険の打ち合わせで、明日は引越し屋さんと打ち合わせです。休日は家財道具なんかも買いに行かなくてはならなくて、クワやっている時間が……。早起きすれば意外と大丈夫だったりしますね。 集計もだいぶ進みましたが、今年は……いい傾向が現れてきました。集計結果は次の日記で紹介できるよう頑張ります。
さて、今シーズン最大サイズとなった個体はなんと!!久留米10番血統の85.7mmです。掘り出したときは86mm以上あったんですがね〜。結構縮みます(笑)この個体は34.7gからでまして、見事な伸びをしてくれました。しかも羽化不全の1頭も含め4頭の85mm個体のうち一番太いです。詳細の写真はまた気がのったときに紹介しますね。
今年の超大型が連発したひとつの要因と考えられることを紹介します。
11番血統の85.5mmは39.6g、85.6mmは36.1g、10番血統85.7mmは34.7g、羽パカ5番血統85.0mmは29.1gです。
他に84mm台は3頭羽化してきてくれました。
これも時間ができたときに紹介しようと思いますが、10番血統で2頭でまして、34.1gが84.1mmと31.6gが同じく84.1mm、2番血統32.6gが84.3mmです。
2009年の種親軍団から羽化してきた11番血統は体重を伸ばして大型個体として羽化したのですが、10番、5番、2番は体重より体長が伸びる傾向にあります。データ集め切れていませんが、83mmや82mmでもこのような傾向がありました。この血統番号の種親を追ってみると2007年の19番血統に辿り着きます。この19番血統の種親オスは2005年の4番になります。
2009年の種親 http://www.geocities.jp/merlinkart/2009taneoya.htm 2007年の種親 http://www.geocities.jp/merlinkart/2007taneoya.htm 2005年の種親 http://www.geocities.jp/merlinkart/2005taneoya.htm
ルーツを辿ると2005年4番 → 2007年19番 → 2009年2,5,10番などとなります。
2005年4番は体重より大型の個体が現れる傾向があったのですが82mmで羽化不全で完品は81mmが最大でした。これをアウトラインで掛け合わせたのが2007年19番血統です。この兄弟オスは体重が20g後半が大半で大型でも30g程度とあまり伸びなかったのですが、ほとんどが80mmオーバーで横幅がある傾向が現れました。軽くてほとんどが大型になる血統19番だったのですが、他の血統番号に最大体長をもっていかれ、あまり目立ちませんでした。これが次世代のキーワードになると思いブリードしたのが当たり今年最大体長が2009年の10番血統です。85mmの5番と10番、84mmの2番と10番2頭すべてが2007年の19番血統が絡んでいます。本当は19番のインラインをやってみたかったのですが、できるだけ多くの同じ傾向の結果を知りたかったため、インラインはやめました。これが正解だったのかはインラインをやっていないので分かりませんが、これだけの成果がでたわけですから、正解だったんでしょう。 飼育方法ももちろん関係してきます。それをお話しするとさらに長くなってしまいますので今回は割愛しますが、血統だけに的を絞り考えると、5年前に見つけたひとつの傾向が今花開いた感じです。やっとです、長かったです。この傾向を追っていくには毎年それなりの飼育数を見て行く必要があり、私にとっては非常に大変でありながら楽しみでありました。血統は作ってしまえば、次世代の結果は約束されることが多いです。 でも、さらに違う傾向を見つけていかないと最先端にはいけませんね。これが大型血統の一番の醍醐味かもしれません。
長文のぼやきお付き合いありがとうございました。
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