メルリンカートの気まぐれ日記
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2011/10/30(日) 久留米メス単品販売開始しました。
ビン交換も目処が立ったので、久留米メス単品販売の準備をしていました。
ようやくまとまりましたので、販売開始いたします。
メス販売の開始セールとして全商品40%OFFといたします。興味のあるかたはぜひメルクワショップへお越しください。

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今春羽化してきた個体は長さにプラスして頭幅を狙ってきた血統が多いのですが、それはオスだけでなくメスにも現れました。
メスは頭幅16mm越えも数頭羽化しており、15mm後半の個体も多く、長さにプラスして頭幅の迫力を加味したオスを羽化させたい場合は、メス全体の頭幅も重要になってくるでしょうね。
今回の販売個体は1頭だけ突出したような個体ではなく兄弟全体で頭幅のある個体が多く、このような傾向は個体差ではなく全体で傾向として出てくる可能性が高いです。
その中で個体差による突出した個体が羽化してくる場合がありますが、この場合は種親よりレベルアップした個体が羽化してきますので、これをまた種親にすると面白いです。
ただ、オスメスの組み合わせもありますので、これはやってみなければ分からない。だから面白いわけですがね。
頭幅にばかり目を向けておりましたが、これ以外の要素として幼虫体重から成虫体長への還元率、これは超大型個体羽化させるのに重要な要素です。
インラインだけでは、長さと頭幅を出す事は難しいと思います。様々なバリエーションで組み合わせ傾向を観察することが、次世代種親以上のものを目指す上で必要になってきます。
気に入ったオスを主体に 頭幅 or 還元率 の優れた個体を数頭掛け合わせる。それなりの数を飼育する必要もありますが、このようにすると血統を作るには面白いと思います。
ただ、どんなに良い種親でも管理が滞ったり、ブリードに大きな問題があれば、血統の傾向を観察するのは難しいですね。

2011/10/28(金) ビン交換も終盤
ビン交換も終盤戦、今回は助手(笑)が風邪で倒れていたので、連日掘り出しのスプーンを掴む右手はボロボロです。
助手って言っても嫁さんですが、クワガタには大して興味はありません(汗)
なので、ビンを見て中の幼虫の状態だとか、食痕の出具合でオスだとか、様々なタイミングだとか温度だとか、言い尽くせないぐらいクワ作業中に話をするんですが、全然覚えないですね(笑)
マットの加湿なんて、秋からは湿度が下がるんだから、1ヶ月2ヶ月先を想定した湿度にしてと言っても、日により湿り具合が違うので数時間の作業全部やり直しなんてのも、たまにあります。
まあ、あんまり興味持たれても考えの違いがでるので、困ると言えば困るんですがね。
ビン交換で気になった点がありますが、これはまた今度にします。

久留米のメス単品の販売をすると言ってまだ開始できていませんが、お問い合わせが何件かありましたので状況でも。とりあえず写真は撮り終えました。少しずつですが準備進めています。ビン交換が終われば、ピッチもあがるかな。すいません。マイペースでやっていきます。

それと幼虫販売などの問い合わせがありますが、特に携帯から問い合わせが来る方は名前も名乗らなければ、あいさつの文章もありません。用件のみしか書いていない。これじゃあ、誰も答えたくないですね。今始まった事ではありませんが、相手も人間ですから考えて問い合わせましょう!

さて、そろそろロードバイクも修理完了したかな。1週間乗らないと、変な気分です。

2011/10/26(水) 配合
急な冷え込みで、今朝は風も強く花の水やりは体に応える、そんな季節が近づいてきました。
2〜3日前から風邪をひきはじめた嫁さんが、今朝は起きてこなかった(汗)
なので朝から子供のご飯を用意して、掃除して、皿洗って、子供を幼稚園まで送ってとバタバタでした。
慣れないことするものですから、時間がかかります。
今のところ自分だけ風邪をひいてませんが、このような事がよくあるので、気がついていないだけかもしれません(笑)


今週は遅れていたビン交換のピークを迎えています。
今のところ一番重いのは86.1mmとインラインのメスと掛け合わせた2011年9番血統の31.5gです。
久留米のインラインは、たまに小型個体も出てくるが、このような個体も見られます。意外とインラインのほうがばらつきが大きく出たりします。
今我が家の久留米血統のキーになっている2007年の19番血統。これは体長への還元率が非常によい血統でしたが、これを発展させていったのが、この表年の個体に多くいます。
2009年の10番血統である久留米の86.1mmは、オスはギネスからの血とメスは19番の血を掛け合わせたいいとこ取りの個体です。
これをインラインにしても、いい結果がでるかというと……わからないんですね(笑)
インラインだから良い悪いと決め付けるのは良くないですから、実験は長期にわたり必要です。
他には2009年の11番血統である85.6mmと同年2番血統のメスを掛け合わせた2011年の3番血統は、20g後半でまだ体重の伸びに余力がある、長い幼虫が多くいました。
この2011年3番血統は85mmが2頭出たサイズの2009年11番血統と体長への還元率の良かった2009年2番血統という、オスがサイズ、メスが還元率という上記2009年10番血統の種親と血統背景がよく似ています。

写真はようやく3番花が咲いたダリアです。キク科のはなですが、花びらが整っていて綺麗です。少し手間のかかる花ですが、この花が散ったら球根の堀上をしてあったかいところで越冬させ、また来年のお楽しみになります。オオクワに似てますな。

2011/10/23(日) こけちゃいました
長女の誕生日で実家から母親や友人が泊まりで遊びにきましたので、クワ作業はお預けでした。
ピンクの3DSを買ってもらったんですが、これが凄いのね。3Dは見たことあったんですが、ジャイロセンサーで、画面の中に上下左右の空間があって不思議な感じです。

冬季採集に向けて久しぶりに浜名湖1周約80kmの自転車旅に行ってきたのですが、途中で雨が降ってきてしまい、不安を感じながら走っていると、ぬかるみで落車してしましたよ。
ゆっくり走っていたときだったので、それほどの事故になりませんでしたが、それでも擦り傷がお風呂で……悲鳴を上げていました。おまけにグローブは破れてロードバイクも1週間入院になってしまいました。トホホ
左側から落車したんですが、何故か右腕を上げると痛いんです。なんででしょう……?不思議だ。
でも、自動車が走っていないところで助かりました。下手すれば轢かれますからね。

肝心の自転車旅自体は幼馴染の友人と二人で峠越えも入れたコースを選択しました。50km過ぎから峠になるので、予想以上に足が回らない。以前は11〜12km/hで登れた峠は10km/hがやっと(汗)心拍数は180を越えた状態でしたので、相当きつかった。
お昼は豪華に浜名湖競艇近くのウナギ屋でうな重食べたんですが、注文してから焼くので出てくるまでが時間がかかるのが、ちょいとキツイですね。

2011/10/21(金) 途中経過
タイの洪水がまだ止まりませんね。
予想外のところから、仕事に支障が出てきてもう本当バタバタ、物は無い上に需要の高まりで価格が高騰。最悪な展開です。それよりも現地の方は大変ですから、できるだけ被害が少なくなることを願います。

今週はビン交換を毎日少しずつやってました。
久留米は30gアップは今のところ、なんと!! 1頭です。
1本目は私はオアシスをメインに使いますが、この菌糸ビンだと1本目はそれほど体重はのってきません。
私の使用した感じだとLEVIN-GのSP、これが一番体重がのりやすいです。
この体重は温度や血統も関係してきます。環境によりこの結果は変わりますので、鵜呑みにはしないでくださいね。
気になるのは体重の伸び方です。体長への還元率が良かった血統は過去、体重がのってくるのが遅い傾向の個体が多かったんですね。ピークをどこにもってくるかも重要かもしれません。
完品で羽化してこそ成果だと考えています。☆になってしまったり羽化不全になったら、やはり何か問題があるのでしょう。そのためには、その個体の適正な重さがあります。
初期から重くしすぎると、大型血統は余力が相当あるのでいいのですが、自己採集からの累代物のオオクワはお尻がまず収まりません(^^;一発の大型狙いであれば、バンバン重くしたほうが結果が出るかもしれませんね。
この幼虫体重は、実のところ限界に見える幼虫の体色が黄色く羽化が近い時期からでも伸びます。現にセミ化した個体は体重が伸びていき、やがて☆に……というパターンがあります。

さて、ビン交換して楽しみなのが出てきました。
自己採集から見つけた大型血統の原石と思っている香川産のオオクワですが3ヶ月で25gぐらいの個体が3個体出てきました。まだ伸びるでしょうから30g近くいくかもしれません。
種親はF1で80mmですから、次世代は81mm以上を期待しています。予想通り個体差もまだ大きいです。なので、次世代へと繋ぐ場合は種親選びが重要になってきますが、これは今までの経験が十分に活かせます。
異母兄弟やクロスライン、戻し高配など羽化してからじっくり考えようかな。
飼育方法はもう10年以上いろいろ試していますので、今から画期的な方法がそれほどありませんが、血統作りは自己採集からですと楽しさ格別です。
ブリードで出てきた疑問点、これを見に行くためにはじめた採集。最初はほとんど一人旅であった採集は採り方のコツもわからず約2年山に通って丸坊主を喰らい、ようやく採れたオオクワは格別でした。
坊主の積み重ねは後にこんなに活きてくるとは思わなかった。コツがつかめるようになると、格段にレベルアップ!しばらくして、大型血統になりそうな原石への採集に夢が膨らみました。
オオクワを狙い出して採集始めてから9年目に突入してようやく成果が目に見えてきた!
ブリードとしてはまだスタートしたばかりですからね。大型血統で成果が出た方、一見遠回りにも見えるこの方法は深い記憶に残りますよ〜。

2011/10/17(月) お知らせ
今日はちょっとバタバタしているので、お知らせだけです。すいません。

本日山梨の生体をご注文いただいたH.K様、携帯からご注文いただいておりますが、メールが送信できません。
おそらく携帯メールの設定で迷惑メールフィルターが設定されています。パソコンからのメールは受け取れなくなりますので、他のメールアドレスをお知らせいただくか、迷惑メールの設定を変更お願いします。
なお、変更いただきましたらホームページのメール項目からお知らせいただければ幸いです。

2011/10/16(日) 同様な傾向になるか!
今日は朝からせっせとお百姓。タマネギを200株ほど植えました。さすがに体が悲鳴を……。

今年に入ってから少しずつ体重が増えたので、2週間前からダイエット?しました。カロリー低めでたんぱく質の多い食品を朝1回、昼夜は特に変えず。筋トレの頻度をあげて、自転車通勤の負荷を強くしました。
結果は……3kg減った。ダイエットっぽいの初めてやってみましたが、意識すると減りますね。これから山登りが増えますから体を少し軽くして体力をつけないとね。ただね、体重は標準体重より少なくなったんですが、腹回りは中々落ちませんね(悲)また直ぐにリバウンドかな。

土曜は朝からフジクワさんが我が家に!採集の時に飛び石で割れてしまった車のフロントガラスを交換してもらいました。忙しい中本当ありがたかった。
直った車で子供たち連れてマツノインセクトへと行くと、マスコさんが(笑)あらあら今日は採集仲間に良く会う日だわ。
ちょうどBE-KUWAの新刊が出たようなので見てみると……。今更だが、ん〜ある意味凄い……のか。

採集談義になると、長女から鋭く。この前台風で採集行ったんだよ、信じられないと。

この件は松野さんも知っていたので、一緒に行ったの、そこにいる人だよと。マスコさんを指していた。

自宅に戻ると午後からは4年ぶりに会う友人夫婦が遊びに来てくれて、充実していた日でしたな。


さて、ビン交換少しやりました。
今年は今のところ久留米は26〜27gってのが多いかな。まだ全然余力のある状態ですから、2本目は確実に伸ばしてくるでしょう。前世代である一昨年の個体群は1本目26から28g程度からでも、その後32gで84mm、34gで86mmなど、これまでの久留米から一線を越えてきた個体が多く出ました。
今シーズンはこの傾向の血を引き継いでいますから、期待が膨らみます。
新クワ部屋の温度管理がまだつかめていない部分がありますが、これが考えた温度に近くなってくれれば、いい結果がでてくれると思うんですが、こればっかりはやってみなければ分かりませんね。

2011/10/14(金) 大雨
帰宅すると長女がカレーライスを作ったから食べてと。まだ小学校2年、刃物の使い方は危ないですな。早速指怪我してました。味はもちろん最高でした、こういうのは嬉しいですね〜。

西日本では大雨が降っているようで、ふと7月に大雨で被災した只見町のことを思い出しました。町のホームページを見ると、少しずつですが復旧が進んでいるようですが、まだライフラインの電車と道路が使えないようですね。
この地はもう何年も夏に灯火採集でお世話になっています。昨年は冬季採集にも遊びに行きました。これからもお世話になるでしょう。
今年は大きな自然災害が多かったため、このクラスの被災でもあまり大きなニュースになっていません。義援金の募集もやっていたのですが、マスコミで報道しないと中々集まらないんですね。
わずかですが、義援金を送付しました。夏に灯火採集に外灯採集とお世話になっている採集家の皆様いかがでしょうか。

只見町のホームページ
http://www.tadami.gr.jp/
義援金の募集
http://www.tadami.gr.jp/top-page/gouu/gouukannrenn/gienkin.html

さて、そろそろビン交換再始動をしようと思っています。今シーズンはどのような傾向がでるでしょうか。
昨今の大型個体は飼育方法や飼育用品が安定してきたこともあり、特定の血統から個体差で出てくる傾向が強まっていますね。
我が家では世代毎長さは伸びていっていますが、飼育方法や飼育用品に大きな違いがあったかというと、この部分は微調整でアベレージサイズを高める方向になっています。
難しいのは種親選びでしょうか。アベレージを上げるイコール、飼育の安定化が必要になり、それにより兄弟の傾向が見えてきます。この傾向と個体差から種親を決めていきますが、それにプラスして雌雄組み合わせの当たりハズレという運の要素も入ってきますので、全部は思った通りにはなりません。一定の成果を継続して出していくには母メスの数も必要になってきます。
クワガタなんかより遥かに歴史の長い、犬や猫、花や野菜などの植物なんかを見ても品種改良で大きさも大きな違いがあります。これは長い年月を掛けて、病気や生育不良などを切り抜けて改良してきた先人の努力があったに違いありません。
クワガタも同じく、血統を作るのが一番難しく、出来上がった血統から成果を出すのは、飼育数にもよりますがそれほど難しくはなくなっています。
長さを伸ばすにしても、幼虫体重から成虫への還元率であったり、羽化不全の出現率などは様々ですので、いい傾向を見極めなければなりませんね。そのためには自身でブリードして結果をみていく必要もでてきます。安易にいろいろなところから種親を集めてしまうと、結果だけは出ても何が良いのか分からなくなります。
たまに問い合わせがあるのですが、オークションで購入した個体の素性。これは出品していない私には判断は難しい。産地や血統、それに別種とのハイブリッドなど危ない個体もでているようですので、血統作ろうと思われる方は特に素性の部分はこだわってください。

2011/10/11(火) 秋祭り
3連休もあっという間に終わってしまいました。
町内の祭りは土曜日曜と昼間からビール飲んでつまみを食べながら娘たちの踊りや太鼓を見ながら、時々カメラマンに徹していました。
まあ、子供が多いですから絡まれます。昼から晩まで続く祭りにちょいと疲れました。
カラオケ大会や餅投げもあって、楽しいイベントでしたな。
来年から祭りの役員をと頼まれましたが……、どうしよう。別に嫌いでは無いのですが準備から片づけまで2週間ほど忙しくなるのでクワ作業が。近所付き合いもありますから悩ましいところです。

さて、クワガタはビン交換は待ち状態になったのでクワ部屋を片付けて、メスの写真を撮りました。
今春羽化してきた久留米血統はメスに偏りましたので、ご要望の多かったメスのみの販売をします。これから写真を整理して準備をしますので、お楽しみにお待ちください。
以前写真を撮ってあった山梨のオオクワガタは準備ができましたので、メルクワショップで販売を開始しました。
自身でフィールドに行き得られた貴重なワイルドのオオクワガタを累代していますので、オリジナル血統を作る方、素性に間違いの無い個体でどうぞ!

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2011/10/07(金) 予定通りにならん!
明日から3連休ですね。
土日は町内のお祭りがありまして、娘たちが踊りますので出かけられません。でも、国道通行止めにして屋台がでるのでアルコールやおでんが無料で振舞われます。
無料……、実は町内会費が高いだけです(^^;

今シーズンは予定していたビン交換が遅れぎみになりそうです。
庭の自作畑が作り終わったので、手付かずだった部分の外構工事を半年ぐらい前に予約して日程も決めてお願いしたのに遅れる始末。まったく何やってんだか!
整地する際の振動が心配なので、メインのビン交換は後回しがいいかな。
これにプラスして、一部菌糸ビンが計画通り入手できませんでした。
2本目へのビン交換の遅れは、過去影響は無い様に感じますが、全体を遅らせるとどうなるかは分かりません。
前向きに考えて楽しみにしています。

このビン交換のなかで産地物も多くいますが、これは自己採集してきたオオクワからの累代個体です。大きさは大型血統にはるかに及びませんが、それでも頭幅12mmぐらいで、体重は20g中盤近くまでいく個体もでてきます。このビン交換のときボディーや頭部をじっくり見るのですが、各産地若干ですが頭部の形に違いが見られます。
成虫でも混ぜ物と同定が難しいオオクワですから、幼虫の産地差!?は説明難しいですね。オオクワの頭部はホームベース型だと言われますが、この角の具合だとか、アゴの太さや長さ、点刻アーチの出具合など、冬季採集をしだしてからは細かい部分まで気になるようになりました。
ブリードしているとビン交換の際、種の同定はしませんね。でも野外ではこれが非常に重要になります。大半出てくるのはコクワになりますが、これができないと根こそぎ採ってきて全部飼育しなければなりません。それにオオクワが混じったとしても、オオクワがどのような環境で産卵し成長したのかはわからなくなってしまうんですね。私の場合は冬季採集の醍醐味はオオクワの生態を知ることだと考えていますので、この同定は重要な要素です。
オオクワが産卵する条件はある程度は決まっていますので、多産地など行きますと毎年同じ木に産んだりしています。この御神木に行けば高確率でオオクワがゲットできます。が……先の生態を知る部分では進歩があまりないんですね。なので、こんな採集をしてゲット率をあげるのは、私的にはどうかと疑問が出てきたのがここ数年です。この世界はネットにはでてこない、もの凄く採集上手なかたもいらっしゃいますので、いろいろな考えの採集方法があります。また時間が経過すると考え方は変わるかもしれませんがね。

こんな感じで、ビン交換の際2令時に通過した食痕の詰まり具合を見ていたら、採集に行きたくなってしまいました。
もう1ヶ月ほど行っていませんが、長いですね〜。10月は地元の祭りや来客、それに家族サービスなど採集オフシーズンを作らないと、知らないうちに子供が大きくなってしまいますからね(笑)
ホームであった山梨は昨シーズンは結局1回しか行きませんでした。それ以外には福島、茨城、愛知、三重、大阪、兵庫、香川、熊本と行きました。三重県は皆で何日も散々歩いたのに、未だ痕跡すら見つかりません。なので今シーズン採りたいですね。
この中で採れたのは5県。ほとんど初めての地域に行った割には成果があったほうだと思っています。それには理由があります!!
クワ友さんたちと行ったから(^o^)
人が多ければそれだけ探す範囲は広がります。その代わり探索する場所がなくなってしまうことが、多々ありましたけど。
今シーズンも新たな地域にオオクワ探しに行ってみたいですな。

2011/10/05(水) ビン交換始動
ここ数日の冷え込みも今日で終わりのようです。
みなさん、体調は崩されていないでしょうか。我が家は長女が38℃の熱でダウンしましたが、1日で回復。さすがに若いですな。

少しですが、ビン交換を開始しました。まだ、必要な菌糸ビンが全て揃っていないので、本格的な始動はもう少し先ですが、産地物はやはり香川が期待できそうな個体が3つほど出てきました。
個体差はありますが、26g程度でボディーは長く伸びる余地はまだあります。種親はF1の80mmを使用しておりますので、次世代は期待できる個体も出てきてくれるかな。
久留米は今シーズン86mm、85mm、84mmと種親が非常に豪華です。2本目でMAXにもっていきますので、1本目のビン交換は2本目への期待度が伺えます。まだ序盤なのでなんとも言えませんが27g前後、体の長さと熟し具合から、次世代はほとんど30gアップになってくると思います。
今シーズンは体重もあるのですが、羽化したときの体長がどうなるか!これに一番期待しています。過去体重だけはのるのですが、体長に結びつかない事は何度も味わってきています。
大型の傾向が世代ごとに強まるにつれ、最大体重は伸びていますが、体長に結びつくかというと、そんなに単純ではありませんでした。
それを打開してきたのが、体重から成虫サイズへの還元率の良い血統群でした。これに目をつけたのはもうずいぶん前ですが、このような傾向が強まる個体がでると期待していますので、羽化まで何が起こるかわかりません。

2011/10/01(土) 培養室で
10月衣替えのシーズンですね。来週から寒くなるとか、体調に気を使う時期になりました。

今日はマツノインセクトに子供二人連れて行ってきました。
この時期は道中渥美半島、国道42号線沿いに、果物のなし屋さんがあって私は毎年シーマというお店で購入しています。今の時期は新高がでていましたが、これは大きくて日持ちします。大きいのは小玉すいかぐらいあり、これはちょっと高いので贈答用。家族用はもう少し小さいので十分です。味は間違いありませんので、松野さんのところに行かれる方は寄ってみてはいかがでしょうか。

さて、肝心の松野さんのところでは子供二人を松野さんの奥さんに見てもらって(笑)、菌糸ビンの培養室へ。マツノインセクトでは菌糸ビンを仕入れるのではなく、製造から行っています。菌糸ブロックはなくて、菌糸ビンのみの販売ですので全て1次発菌になるのですが、培養中の菌糸ビンには様々な状態があるんですが、菌の回り方はちょっとしたことで変わってきます。これは添加剤や粒子、詰め方など想像つくことと、それ以外の要素もあります。この部分は自作菌糸ビンを作ると気がつく部分ではありますが、気になる方は挑戦あるのみですね。
しかし、今の菌糸ビンは完成されているものではありますが、まだ追及する余地はありそうですね。ただ、これがサイズにつながるかは分かりませんが、一発の大型ではなくて、安定して大型が出るものが理想でしょうか。
松野さんと話をしていて、これはと思えたのが、皆いい結果が出ることがモチベーションを上げて結果この業界が盛り上がると、これはなるほどと思いました。
松野さんのところの菌糸ビンを購入する方は値段から考えて期待の個体を入れる方が多いでしょうから、それに応える結果がでれば趣味として楽しみ方としては間違いではないですな。


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