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2011/10/07(金)
予定通りにならん!
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明日から3連休ですね。 土日は町内のお祭りがありまして、娘たちが踊りますので出かけられません。でも、国道通行止めにして屋台がでるのでアルコールやおでんが無料で振舞われます。 無料……、実は町内会費が高いだけです(^^;
今シーズンは予定していたビン交換が遅れぎみになりそうです。 庭の自作畑が作り終わったので、手付かずだった部分の外構工事を半年ぐらい前に予約して日程も決めてお願いしたのに遅れる始末。まったく何やってんだか! 整地する際の振動が心配なので、メインのビン交換は後回しがいいかな。 これにプラスして、一部菌糸ビンが計画通り入手できませんでした。 2本目へのビン交換の遅れは、過去影響は無い様に感じますが、全体を遅らせるとどうなるかは分かりません。 前向きに考えて楽しみにしています。
このビン交換のなかで産地物も多くいますが、これは自己採集してきたオオクワからの累代個体です。大きさは大型血統にはるかに及びませんが、それでも頭幅12mmぐらいで、体重は20g中盤近くまでいく個体もでてきます。このビン交換のときボディーや頭部をじっくり見るのですが、各産地若干ですが頭部の形に違いが見られます。 成虫でも混ぜ物と同定が難しいオオクワですから、幼虫の産地差!?は説明難しいですね。オオクワの頭部はホームベース型だと言われますが、この角の具合だとか、アゴの太さや長さ、点刻アーチの出具合など、冬季採集をしだしてからは細かい部分まで気になるようになりました。 ブリードしているとビン交換の際、種の同定はしませんね。でも野外ではこれが非常に重要になります。大半出てくるのはコクワになりますが、これができないと根こそぎ採ってきて全部飼育しなければなりません。それにオオクワが混じったとしても、オオクワがどのような環境で産卵し成長したのかはわからなくなってしまうんですね。私の場合は冬季採集の醍醐味はオオクワの生態を知ることだと考えていますので、この同定は重要な要素です。 オオクワが産卵する条件はある程度は決まっていますので、多産地など行きますと毎年同じ木に産んだりしています。この御神木に行けば高確率でオオクワがゲットできます。が……先の生態を知る部分では進歩があまりないんですね。なので、こんな採集をしてゲット率をあげるのは、私的にはどうかと疑問が出てきたのがここ数年です。この世界はネットにはでてこない、もの凄く採集上手なかたもいらっしゃいますので、いろいろな考えの採集方法があります。また時間が経過すると考え方は変わるかもしれませんがね。
こんな感じで、ビン交換の際2令時に通過した食痕の詰まり具合を見ていたら、採集に行きたくなってしまいました。 もう1ヶ月ほど行っていませんが、長いですね〜。10月は地元の祭りや来客、それに家族サービスなど採集オフシーズンを作らないと、知らないうちに子供が大きくなってしまいますからね(笑) ホームであった山梨は昨シーズンは結局1回しか行きませんでした。それ以外には福島、茨城、愛知、三重、大阪、兵庫、香川、熊本と行きました。三重県は皆で何日も散々歩いたのに、未だ痕跡すら見つかりません。なので今シーズン採りたいですね。 この中で採れたのは5県。ほとんど初めての地域に行った割には成果があったほうだと思っています。それには理由があります!! クワ友さんたちと行ったから(^o^) 人が多ければそれだけ探す範囲は広がります。その代わり探索する場所がなくなってしまうことが、多々ありましたけど。 今シーズンも新たな地域にオオクワ探しに行ってみたいですな。
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