メルリンカートの気まぐれ日記
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2011/11/29(火) コーヒーカップ
土曜のオフ会後、翌朝6時起きで家族引き連れ長島スパーランドへ!
一発目に身長がちょうど130cmと身長制限をギリギリクリアした長女とホワイトサイクロンに乗りましたが、小学校2年生にはまだ早かったかな、思いっきり泣いてました。
これでジェットコースターがトラウマになるかと思いましたが、甘かった。
少しの間は4歳の次女と乗れる遊具でおとなしくしてくれたんですが、段々気力が回復してきて夕暮れまでひっきりなしに様々な乗り物に乗っていました。
大人同伴が必要な乗り物が多いので、それに付き合った私は途中から三半規管がやられてしまい、さすがに子供にはついていけませんでしたね。空いていたので20ぐらいはアトラクションに乗りましたが、子供たちはどれだけ乗ったんだろう?
ちなみに私はジェットコースターは平気ですが、コーヒーカップのような回転系はダメです。1回乗りましたが、あれは罰ゲームとしか思えません(泣)でも、今後は採集に行きやすくなるんだなあ。

さて、そろそろ3本目への交換へ向けて菌糸ビンの取り寄せ準備に入りました。
今シーズンは体重をあまりのせずに成虫体長を伸ばしたい!こんな思いがあります。過去体重過多になったパターンはサイズが期待はずれって時が多かったです。
ただ、これには血統という要素が一番大きく関わります。超大型になるような個体は体重なりにサイズも伸びます。が、これは個体差によってなる場合が多く、全体の還元率をあげるにはやはり血統が大きいです。
また、菌糸ビンと温度の影響も大きいです。表年である今シーズンは2年前の1世代前の個体群は体重は30gあれば82から3mmが羽化しています。3本目へ交換した後にも伸びがあったと思いますが、この傾向が出てくれれば35gで86〜7mm、このぐらいが数頭出てくれたらと願っています。

さてさて、明日は上京しますが、また仕事のトラブルです。トホホな日ですが頑張ってきますかね〜。

2011/11/26(土) オフ会
今日は早朝からバタバタと次女の幼稚園発表会を見に行って来ました。
私はカメラマンで前列に並んで、3曲の踊りと歌を見せてもらいましたが、次女が登場するとセンターで踊っていたのでビックリでしたね〜。

午後からは楽しみにしていたブリーダーさんのオフ会に誘っていただきましたので、マツノインセクトへと行って来ました。
行ってみて午前中に引き続きこちらもビックリ、私含め10人が集まりクワ談義。
先週採集したオスの成虫オオクワと2令幼虫を見ていただきましたが、大型大好きなブリーダーさんばかりでしたから、どのように写ったのでしょうか。
完成された大型血統とは逆の意味で完成された天然個体。私は欲が多いので両方とも好きですがね。

その後、場所を移動してファミレスでじっくりとブリーダさん達とクワ談義がはじまりました。全部は書けませんが衝撃の内容が次々と飛び交います。刺激が強すぎましたな。
ほとんどの方が1部屋クワ部屋で、エアコン管理。飼育数は大型血統だけで300頭ぐらいから500頭までと、いやあ凄い情熱です。このような方たちが今オオクワブリード、クワ業界の飼育を引っ張っていますね。情報や用品、血統と私がブリードを始めたときとは時代がまるで違っていますが、新しい楽しみ方で、クワガタ業界が盛り上がってくれることを願っております。

このようなオフ会に誘っていただいたのは本当久しぶりだったので、貴重な話を聞けました。参加された皆さんありがとうございました。また、時が来たら話を聞きたいですね。
遠方から来られた方はまだ帰路の途中かと思いますがお気をつけて。

2011/11/24(木) 大歯をゲット!
寒くなり鍋がおいしい季節になりました。
昨日鍋にしましたが白菜、ねぎ、ニラ、ミズナは家庭菜園で用意してきましたよ〜。
で、先ほど白菜の漬物に挑戦してみました。

さて、先日行ってきました山梨の採集記です。
前の週は東北地方2日間探索で撃沈を喰らいましたので、気合を入れていつもよりはやく早朝3時半に出発しました。現地でマスコさんと待ち合わせポイントへと出発!やはりこの聖地山梨は何時来ても里山風景が残り、広大な自然の凄さを感じさせます。いいところですね。

マスコさんはオオクワ採集3年目に入りましたが、この2年で様々な産地へと探索に行き経験しましたので今年は更なる飛躍の年になるでしょうか。楽しみです!

ポイントにつき、しばらくして巨大な倒木に手をつけているが本命が現れない。ずいぶん粘ったがいないものはいない。
少し歩いて夏場に樹液採集で確認した産卵痕らしきものの確認をしに行った。昨年はこのパターンで見事本命が出てきたが今年はどうだろう!?
楕円形の大きな痕の周りをこまめに確認していくと、どうも材に水分が含みすぎ手でむしれるぐらいやわらかい。4つほどあったこの痕からはマイマイカブリが越冬している始末。他のからは食痕は出るがその先にいるのは、いつものコクワ。オオクワだとばっかり思っていたのでがっかりではあったが、フィールドには本当様々な要素があり、固定概念は良くないですな。
コクワの食痕が無数にあるところをしばらく掘り進めると、オオクワであれば2令ぐらいの食痕の先に何か動く生物が……。ただ動きが幼虫っぽくない。コツコツ追いかけると、更にその奥へと行き中々主が現れない。ようやく主が現れると、ヤマナメクジであった。
ヤマナメクジは大きくなると10cm以上になる。本当気持ち悪い(T_T)
ただ、明らかにおかしい……、追いかけてきたのはクワガタの食痕である。ナメクジはアゴがないのでこんな芸当はできない。
しばらく考えて、食痕の長さから怪しさが増してきた。この食痕の主はナメクジでもコクワでもないはず。地上3mから出た食痕、主は……。おそらく間違いないだろう。
そのまま食痕を追いかけていくのは困難な状況であったため、外側から大きく割ったときであった。ボコッと空いた穴からは間違いようのないオオアゴが!

そこにいたのはオオクワ、しかも大歯だ!

気持ちが一気に高ぶり、マスコさんに状況を見てもらう。採り出してみると、腹部にまだ赤みの残った完品個体であった。(オオクワ オス 62.1mm)
オオクワ狙いで採集をはじめ9年目でようやく材割成虫で大歯がでました。この冬季採集は成虫を割り出すのは難しいのだ!これはやっている人はよくわかっている。それが激戦区であればあるほどきついかもしれない。今シーズン1発目のオオクワが大歯とは本当ついている。あまりに嬉しくて、ケースを何回も開け閉めしてしまった。
この材にはこの1頭のオオクワだけであったが、自分としてはもう十分満足できた。

興奮さめやらぬまま、歩いていくとまた気になる材が出てきた。立ち枯れていたこの材は、よく観察すると気になるポイントがあった。少し削ってみるとコクワの初2令がでてきた。
久しぶりの台場クヌギに迷っている!?マスコさんを呼んで、こんなパターンにもオオクワがでることがあるよと話をしながら削っていくと早速食痕が現れた。
いくらいい材であっても相手はオオクワである。ほとんどの場合コクワが出現することが多いのだが、どうも食痕が長いのである。
あれ?これ本当にオオクワかも。少し慎重に削っていくとポコッと空いた空間に幼虫のお尻が見えた。この太さは怪しい。ただ、顔を見るまでは何かは分からない。
食痕の先にいるのは、オオクワの2令 or コクワの3令、このどきどき感がたまらない。いつもは簡単にできる採り出し作業も緊張しちゃって手がうまく動かん(^^;
採り出してみると、オオクワの2令だ!マスコさんと交代しながら2頭目、3頭目、……と続きおなか一杯になってしまった。まだ居た可能性がありますが、十分な成果となったので、このポイントを後にしました。

遅めの昼食に行こうとすると、なんと大歯の採れたことを聞いたY氏がこちらに向かっていると!もう少しで到着するということで、昼食を済ませ、午後から3人での採集となった。

午後は気になる材を1本チェックしたあと、広めの台場クヌキ帯に行ってみた。いい材はポツポツあるのだが、コクワばっかりで本命がでない。ここで暗くなり本日終了。

Y氏は私の報告で振り回してしまったようで申し訳なかったな。
結果としては今シーズン初オオクワが採れましたので、満足できる採集となりました。
マスコさん、Y氏今回もありがとうございました。

2011/11/20(日) 7日ぶりに
7日ぶりの採集に行ってきました。
今回は感動的でしたよ〜。

朝3時過ぎに起きて直ぐ出発、帰宅は22時と休日を満喫してきました。
眠いので、詳細は後日にでも。

2011/11/18(金) 温度は要
ここのところ仕事でバタバタでしたが、少し落ち着いた!?でも師走に向かって忙しくなるでしょうね。世の中が!
久留米のメスセールはおかげさまで多数の方に購入いただきました。ありがとうございました。
掲載する前から問い合わせで購入された方のいらっしゃいましたので、来シーズンも久留米を強化された方がたくさんおります。

来春は85mmの羽化報告が多数あると予想しておりますが、中にはそれ以上が出てくるでしょうね。血統背景と過去の実績から考えて、83mmクラスは多く出てくるでしょう。
一発の結果だけを求めるのは、数勝負になり面白みがなくなってきて趣味が長く続かなくなりますし、それはその血統の力によって引き出されている部分が大きいです。アベレージをあげて、85mmが平均サイズなんて血統を作ったら凄いです。これは一発の偶然では出てきません。これがブリーダーの腕であると信じています。
ただ、私がギネスに認定いただいたときのサイズ83.3mm!これ以上のアベレージをもっている血統も出てきましたので、情熱をかければ85mm平均もあるのかな。

さて、寒暖差の大きい季節、温度調整に苦労している方も多いでしょう。温度調整はブリードの要だと思っています。
以前は毎日、数時間毎の温度を計測し、その日の気温や天候などで、どのような調整が必要か研究していたときが何年かあります。1日2日の簡単な調査ではなく数年レベルでやりました。会社に行っている時は必要な時期は毎日数回嫁さんに計測とメールでの報告をお願いしました。この継続が今経験と知識として役に立っているのは間違いありません。ネットで調べた情報とはこの部分は大きく異なります。
そんな苦労、いや楽しみかな、がありましたが今はそこまでやらなくても調整ができるような方法を見つけましたので、手間はかからなくなりました。
昨年は新しいクワ部屋に失敗だらけでしたが、今年はそれに比べるとずいぶんと改善しています。

あまりノウハウを書いてしまうと研究の余地がなくなってしまうので簡単に書きますと、我が家は1部屋をクワ部屋にしていますので、温度調整の基本はエアコンです。ただ、このエアコン、温度調整の精度ははっきりいって低いです。これを補う調整器具を何個か利用していますが、これもエアコンの運転方法と連動して調整が必要です。
完璧なものはできませんので、温度調整で許せる範囲。この調整で可能な範囲を自身で決め、それに沿うように器具を調整します。
外気温の状況にもよりますが、精度よく調整できるときは1日の温度差は0.1℃、大きいときは1℃強、このぐらいでしょうか。温度の振れ幅や振れる値、それに時期により温度差のほとんどない精度調整が必要なときもあります。
これらは菌糸ビンの種類やビン交換の時期、菌糸ビンの状況、それに中にいる個体の加齢具合と連動します。このためにはビン交換時期などの都合をオオクワではなくブリーダー側に持ってくる必要があります。
ここまでしなくたって、大型個体が出てくることもありますが、平均サイズをあげるのは、やはり経験と手間に当たる腕が必要なんでしょうな。

2011/11/15(火) ブナ帯採集
ずいぶんと冷え込んできましたね。
寒暖差が大きいシーズン、クワ部屋の温度調整は昨年思考錯誤して用意した器具が大活躍しています。

さて、休日ブナ帯へ採集に行ってきましたので簡単に採集記でも。

金曜の朝5時半起床、まだ遠征出発じゃなくて仕事のトラブルで上京。修理してそのあと大手某会社さんの方と1:4で話し合いました。社会人になりますと、全部の責任を一人で負わなければならないときがありますが、これは私の仕事としては山場です(汗)まっ正直つらいですよ……。夕方なんとか終わらせてトンボ帰り。
夜9時半にマスコさんが我が家に来て東北地方へ出発となりました。交代で運転して行くが、軽い寝不足と極度の緊張感によって来た疲労が半端なく、途中で睡魔に耐え切れず寝ました(笑)
朝8時ポイントに到着して、灯火で気になっているポイントを走っていると、夏とは全く違い山奥まで見渡せる!
やはりこの地でも昨年の福島同様、成虫が採れるポイントにはポストの木は無いように感じる。
気になっていた林道を走ると、ぶっといブナの原生林が目の前に!高さ30mを超えるような木が数kmにわたって続いていた。
初日はココでずっと探索をしたのだが、気になる立ち枯れの上部には届くはずもなく、それでも要所要所を確認するも、コクワの確認に留まった。

2日目、泊まった宿はカメムシだらけだったので、今日はオオクワだらけになりたい(笑)
生憎の雨になり、霧も出てきて山奥まで歩くのは危険な状態になってしまった。探索しながら、車を走らせていると、土砂崩れで通行止め、続くは先週から冬季通行止めと下調べが不足したのが露呈してしまった。
半日棒に振った後、午後から入ったブナ林ではドキッとする幼虫は1頭のみで、やがて山の中で日が沈み、ついには本命には出会えなかった。
この幼虫は頭幅8.4mm、チンチン線が確認できなくメスの可能性があったため、ドキドキしたのだが、幼虫の顔はどうみてもコクワ!
コクワのオスは大きくても7mm台がほとんどだが、過去頭幅8.5mmのオスを採ったことがある。これもおそらく同じパターンだろう。
探索のブナ帯、やはり甘くなかった。昨年は運が良かったようだ。また来年のお楽しみに……。
今回は坊主ではあったが、新たな灯火ポイントを数箇所見つけた。それに、灯火で採れているオオクワが何処で幼虫期間を過ごしているのかが分かっただけでも、収穫だ!相手はオオクワ、初めて入った場所では右も左も分からず、そう簡単には出会えない。前向きに行こう!
坊主はオオクワ採集に火を点ける。これは間違いないでしょう。

マスコさん今回もどうもありがとうございました。

2011/11/09(水) ブナ帯探索へ
今週は仕事のトラブルで缶詰状態。思ったとおりになりませんな。金曜は久しぶりに上京……でもトラブルじゃあね。

さて今週末からいよいよ冬季採集に!
1発目は昨年同様ブナ帯を探索へと行く予定ですが、金曜の状況によっては黄色信号状態になってしまいました。
金曜の晩に出発して朝方には到着予定で片道8時間以上はかかります。友人と交代とはいえほとんど睡眠なし運転したあとの2日間山の中探索はスペシャルハードです。とは言っても無理しないと中々行けませんからね(^^;

気を取り直して……昨年は福島に行ったんですが、灯火採集で得られた成虫がどこから飛んできているのか探索してみると成虫が採れるポイントに産卵場所があることのほうが少なかったんですね。
人間が見れる範囲は知れていますから、見えない場所には居る可能性はありますが、ポストになりそうな木は成虫が居る場所とは違う場所にあると感じられました。
灯火採集とは違い林道ではなく原生林の中を歩くこの採集は場所によっては傾斜は70度以上と、両手両足を使って登っていきます。熊の爪あとも大量にある場所もあり、とてもスリリング。
熊を狩る”またぎ”の山に入るわけですから、危険もあります。なので、このブナ帯は安全を第一に行動しないと、本気に危ないんですね。
とは言え探索ですから歩いてなんぼです。昨年は歩いても歩いてもオオクワが全く出てこず、諦めかけた2日目の夕方最後と決めたポイントでのオオクワゲットでしたので、忘れることのない一瞬でした。
今週末は、昨年とは全然別の場所へと探索をして、オオクワの生態探りをしてきたいと思います。オオクワの探索は想像するより、はるかに難しいと感じます。探索の場合は運も大きな要素としてありますから、できればオオクワ出会いたいですな。

2011/11/04(金) 浜名湖サイクリング
木曜の祝日に久しぶりに長女と浜名湖にサイクリングに行きました。
風も無く、曇っていたので気温もちょうどいい感じです。昨年12月に行ったときはまだ自転車が来たばかりでしたが、それからもう少しで1年。休日たまに二人でサイクリングに出掛けていましたので、最近徐々にサドルを上げて現在は足がつかないぐらいの高さにしました。
こうすると前傾姿勢が強くなって、足だけでなく体も使えるようになってきて疲れにくくて速く走れますがが、慣れないと手が痛くなるんですね。
昨年は巡航速度11km/hでしたが、今年は15〜6km/hと大幅に速くなりました。この状態で18km1時間強走りましたので、中々の成長ぶりです。もう高校生のチャリンコは抜かせるぐらいになりましたので、あと数年したら、100km行けるかなあ。楽しみです。

クワ部屋は成虫の餌交換とマット交換をしていたんですが、ワイルドのオオクワにはダニがびっしりと。あまりに多いと気持ち悪いので、歯間ブラシでゴシゴシしていました。
もうあまり餌を食べなくなってきましたので、管理が少し楽になります。成虫の餌やりは、面倒ですが、成虫を出してみると、大型個体を掘り出した瞬間や、採集に行った際の思い出にふけることができます。
11月です。今年も冬季の採集シーズンが来ましたので、近いうちに出動しようとワクワクしてきましたな。

2011/11/01(火) 1本目の体重
もう11月ですね。早いなあ〜。近所のジャスコに行ってみたら、もうクリスマスツリーがありました(^o^)

さて、久留米血統メス単品販売は狙っていたからから、問い合わせなども多数頂きました。じっくり選定される方もおりますので、それだけ、注目していただけたようで、ありがとうございます。
オオクワ飼育、途中経過を楽しむのは体重が目安になり面白いですね。それにプラスして結果としてサイズだけでなく、頭幅やアゴの形状から見られる迫力も欲しいでしょう。
特定の血統であれば、結果も頭幅のある個体も出やすくはなります。グッとくるような個体はほんの一握りですが、これは個人差があるでしょう。
この特定血統で皆が結果が出れば、さらに来年再来年とモチベーションが上がりますね。特にブログなどで仲間の多い方などは競ったり、情報交換したりといい傾向です。
途中経過の報告もたくさん頂いております。まだ1本目の結果ではどうなるのか予想がつきませんが、平均が20g後半で、皮が薄くまだ伸びる余裕があるというのが印象的でした。
いい結果がでましたら、ぜひご報告をお待ちしております。で、ぜひネット上で自慢を!元気がなくなってきたクワ業界に活性を!!
この趣味は結果だけを目指すなら、良個体を何らかの方法で手に入れれば出ることもありますが、その先の血統をつくるのが醍醐味です。これには時間も経験も情熱も必要になってくるのですが、2〜3年でやめてしまうのはもったいないですよ〜。

さて、ビン交換も大方終わりましたので、気がついたことを。
3ヶ月ちょっとで交換した個体が多かったのですが、30gアップは3頭でした。5頭は出るかと思っていましたので、予想より少ない感じです。
今シーズンは幼虫体重から成虫体長への還元率の良い血統背景を持つ個体を多く種親にしています。ここに興味深いデータがありました。
2009年の血統番号で2番血統は最大84.3mm、平均体長が83.5mmと平均体長が一番良かった血統ですが、1本目30gアップはゼロでした。
同様に最大体長86.1mmを記録した10番血統は平均体長83.2mmで1本目30gアップはゼロです。
85mmを2頭出した11番血統は最大体長85.6mmで平均体長83.0mmで1本目30gアップは1頭です。
最大体長もさることながら、平均体長も出る血統は1本目はそれほど体重はのってきていません。2本目から30gアップにはなっておりますが、2番と10番はそれほど体重がのらなくても80mmアップになっています。
30gで83mmこのぐらいの還元率の個体が多くいましたので、いかに還元率のいい個体がサイズを伸ばしたのか痛感した次第です。
ただ、このような傾向が出るのは、血統の力のみが左右しているのか、飼育方法も関係しているのかは分かりません。
これは来春購入してくれた方たちが報告をくれるので、これで分かります。これが非常にありがたいんですね。
体重は先にのばすのか、徐々に伸ばしていくのがよいのか、これは温度と餌である菌糸ビンの使い方がうまく絡み合ってくれたときに結果が出るのかもしれません。まだまだ分からないことだらけです。


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