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2011/02/25(金)
今シーズン最大個体
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昆虫フィールドの編集長より電話がかかってきて、ようやく先日の取材の原稿が送られてきました。この時期編集部は缶詰のようです(汗)大変だ〜。 これから修正を加えて完成となりますが、これが相当時間かかります。休日は1日これで潰れるかな。
プレゼント企画も、先日より更に多くの方から応募がありました。対象がメスのみだったのでビックリです。 応募と同時に報告もいただいておりますが、大型幼虫連発した方などお譲りさせていただいた久留米は活躍してくれたようで、良かった、良かった。自分の予想より成果が出たときは喜びも大きいですね。
さて、今シーズンの最大幼虫は画像の通り久留米の39.3gです。今シーズンも昨シーズンに引き続き39g台の超大型幼虫が出てきてくれました。これは血統の読み勝ちのような気がしています。 食痕も居食いというより、居食いしながらその環境を広げていく拡大居食いパターンでした。 血統とは曖昧な表現ですが、具体的には血統背景、自分のところではこれを血統番号で表記していますが、血統があってこその結果なのは間違いないです。 極端な例ですが、山採りのワイルドオオクワ、初令で採集して同じ環境で育てても今シーズンは最大28gでした。この大きさはワイルドなら自慢できるレベルですが、大型血統と比べると歴然の差です。
しかしは今シーズンは間違いなく例年より手間がかかっています。血統は作り上げてきたものであって、蓄積してきたものです。その部分に助けられてはいますが、今シーズンは引越しという大きな環境の変化がありました。 だいたい家を建てて、引渡しの時期をクワガタ幼虫のビン交換にあわせようと思う方はそうそういないでしょう。ちょうど1年前ぐらいに新居の契約でしたが、そのときに営業の方にしきりに日程をビン交換にあわせてもらうよう、少し余裕を持って作業を進めてもらうことをお願いしました。 そして、引越し前には新たなエアコンや棚、扇風機などを準備して数週間前から通いで温度の調整と温度管理ができるような環境を作りました。 引越し当日、クワガタだけは運ばないようお願いし、クワ部屋の近くを通る際は振動をなるべく与えないよう引越し会社の方にお願いをしました。 で、運命のクワガタの引越しは後日、緩衝材を車に敷き、夜中、光が当たらず車の通りが少なくなってから一人で引越しを開始。時速30km/hぐらいの低速走行で移動。 その後引っ越してからは、温度が思うように安定せず、失敗の繰り返しでした。 まだ、1シーズンフルに飼育していないので、今後は未知数ですが、今のところはなんとか大失敗の無い範囲でまとまっています。
正直今シーズンは成果があまりよくなくても、来シーズンのためになればと思っていましたが、結果的には十分満足できる途中経過になりました。手間と時間をかければ結果はついてくる。そう強く思わせてくれましたね。
さてさて、明日は休日ですから採集へ……と行きたいところですが、3連休全部採集に行きましたので家族サービスで、スキー場でにソリ遊びしてこようと思っています。趣味を継続するにはこれが大切!!家でゆっくりはしてられませんなあ(笑)
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