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2011/03/28(月)
ペアリングも間近
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新シーズンもいよいよ始まりますが、雌雄の組み合わせは決めましたがペアリングはこれからです。 ここ数年前から難しくなってきた大型個体の交尾!!これはペアリング期間を延ばしても、ペアリングセットを工夫しても多少改善ってところです。ワイルドやF1はほぼ問題がでないんですがね。 うまくいかない個体は再ペアリングするはめになります。これで問題は解決できることが多いですが、産卵がずれると、飼育全体がずれるので困った問題です。かといって大型目指すのにわざと少し小さめの個体にしても面白くないです。 早い方だと4月には産卵セットに入れる方もいます。やり方はひとそれぞれですが、この産卵の時期は非常に重要なんですね。人より2ヶ月早く産卵させたら、その後のビン交換を早くすればいいかというと、そんな単純ではありません。国産オオクワはブリードルームでも季節を感じています。それに気がつかず毎年冬の暇な時期から早く抜け出したくて先走り、毎年失敗する。 産卵はすべての始まりですから、ベストな時期を見つけるまでは試行錯誤が必要です。 早く産卵させるのが悪いわけではなく、大型を出される方も沢山います。毎年うまくいかない場合は産卵から見直すといいかもしれません。
さて、段々と温度をあげておりますが、蛹化第一号は先日熊本まで遠征して採集してきたオオクワのメスになりそうです。只今蛹室作成中ですが、今後が楽しみです。 39gを筆頭に今年も大型が多数出てきた久留米群はまだじっとしています。大型になっても生体は変わりませんので、温度があがってくるに従い続々蛹化してきます。オスでも15gぐらいしかないワイルドの方が早く蛹化しそうな感じはするんですが、そんな事はありません。 ただ、終令で採集した個体だけは野外とクワ部屋の温度差が大きいので、温度上げなくても蛹室作ってしまいますね(笑)
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