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2011/04/20(水)
札幌
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金曜に見舞われた仕事のトラブルが土曜に相談の上、夕方BOSSから日曜に現地に行ってくれと! という事で週末は休日返上で浜松から直線距離1500kmぐらいある札幌まで単独トラブル対応でした。交通手段の調査から道のりまで全部調べないとならなかったので、流動的に変わる緊迫した状況に対応できるように準備がまず大変でしたね。実際の作業は飯もろくに食えず日曜から日が変わって月曜午前様まで続き、翌日は朝からお昼までかかってようやく復旧の目処がつきましたが、そこからもう一泊は現地近くで待機しながら電話対応と、クワ作業が……。と考える暇もありませんでした。 親戚の家が近かったこともあり、泊まらせてもらい20年ぶりの北海道は観光はできませんでしたが、充実してました。 ちなみに今日はお休み……、なんてくれませんね。トホホ……。
おかげで帰ったら温度ショックのかかった幼虫たちが暴れまわっていました。ヘトヘトになったので、嫁さん出動で、なんとな難を乗り切りました。オスも暴れ傾向が出てきましたので、いよいよ蛹室作成ラッシュが始まります。 ちなみに、暴れた個体の交換するビンの中身はホダ木のマットです。これにはコストダウン以外にも利点があります。 あらかじめ用意しておかなくてもすぐにできるので、本数の予測ができ直ぐに対応できます。時間との戦いになることも多々あるので、これは非常にいいです。 ただ、マットの粒子と詰め具合、それに水分量には勘が必要です。この加減により、キノコの替わりに粘菌が発生します。それに暴れが止まらないこともあります。それに、羽化不全を多発させてしまう場合も。 このホダ木マットで暴れ対応をするときは、天然物のオオクワガタ材割り成虫がどのような環境にいたかを、よ〜く観察すると理屈が見えてきます。ただ、材割り成虫に出会うのはオオクワガタ採集の中でも、相当難しいので経験するのは困難です。でも、自然界での体験はブリードには活きますな。
帰りは静岡空港を利用したのですが、空から浜名湖を見ることができました(^^)
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