メルリンカートの気まぐれ日記
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2011/05/29(日) 10年
温帯低気圧に変わったとは言え、この時期の台風は意外ですね。
風が強いので昨日今日と借りた畑に行って、風対策をしました。クワと違ってこちらは自然の影響がもろにありますね。
少し前にあった台風1号の時は苗が数本ぽっきりといってしまいました。
そんな中、庭のダイコンが収穫できました。庭の菜園は2坪の小さなものですが、半年かけて60〜70cmぐらいまで掘り土を作りましたので、やっとって感じです。40cmぐらいの無農薬ダイコンが8本できましたので、ご近所さんにも配ってきました。

さて、金曜日で結婚10年を迎えましたので、翌日気になっていた中華料理店に行ってきました。
あっという間の10年でしたが、この10年は子供が二人できたのが、一番大きいかな。趣味は特に変わってないし(笑)引越しは2回しましたが、2回もクワガタ中心に決めてしまいましたね。よく嫁さんついてきたなあ(汗)
で、気になっていた中華料理店は坦々麺がうまかった。よく分かりませんが、香辛料が普段味わったことのないものが入っています。エビチリは素材がいつもと全然違うことだけは分かりました(笑)


さてさて、クワ部屋ではエアコンで温度ではなくて湿度(しつど)を調整しようと思ったら、これがなんともうまくいきません。説明書とにらめっこしながら、今日は一日設定による実験をしていました。この時期あまりに実験しすぎると蛹室にキノコが生えてしまうんですね。ただ、今までの経験から、ちょっとした気遣いが大いに成果に結びつく事を何度も経験していますから、新たなクワ部屋での調整はまだまだ必要なようです。
気になるあいつは、いよいよ……。

2011/05/25(水) 見極めるには
ようやく久留米の卵が2つ2血統孵化しました。
1つは10番血統の86.1mmとインラインの幼虫です。これをちょうど孵化したばかりの山梨のF1個体と比べてみると、既に頭部の大きさに差がありますね。
初令の時はコンマ数mmの違いですが、これが加齢して行くと頭部のみならぬ、長さが全然違ってきます。何処から大きく変わるかと観察すると、卵が生まれた段階は違いは分かりませんが細胞分裂で大きくなるに従い、卵の大きさに差が出ます。
以前生物発生学の本を読んだことがありますが、これはイモリの例でしたが心臓ができてから、前後左右の方向性が決まり、感覚器官ができます。このときに体の大きさも決まってくるわけですが、その段階で既に差がでてくるんでしょう。
このような差は、まさしく遺伝子の設計図の違い、いわゆる血統の違いです。

いくらいい環境があっても、その個体には大きくなる限界があります。これを引き出すのがブリーダーの腕です。なので、皆さんまずはいい種親を揃えるわけです。
逆に言えばこれが揃えば、大型を作り出すのは目の前です。

私が大型個体に真剣に取り組み始めたとき、国産オオクワは産地間での差を楽しんでいる方がほとんどでした。
その頃まだ誰もやっていないようでしたので(情報があまりなかったので、たぶんですが……)有望なオスに複数のメスを掛け合わせ、それをできるだけ比較できるようサンプル数を増やすために、大型になるであろう血統に絞ってみました。
これで血統背景がどれだけ大切なのかが、痛いほど分かったわけです。さらに、その情報は自分で飼育して経過をみないと深い部分は得られないと感じましたね。
その結果からいい傾向が出てきたのがギネスが出た年の2006年ですが、当時80mmアップを20頭以上出している方は、それほどいませんでしたので、これを昆虫フィールドに掲載させてもらいました。
なんか自慢ぽい文章になってきてしまいましたが(汗)、この頃から同じように大型血統に的を絞って同じようにブリードする方が増えてきました。
私はただ人より先にこの大型血統の的の絞り方を試しただけですので、今ではブリード上手な方たくさんいますから、先を越されるのも時間の問題でしょう。

前置きが長くなってしまいましたが、人より先に行くには血統の見極めが重要になります。例えば添加剤
をいくら多くして高栄養価にし、重い幼虫を出しても羽化サイズに結びつかせるのは、先ほど書いた個体の限界があるので、これだけでは血統は作れないのです。
それよりも温度や産卵時期など、成虫が安定して大型化する環境と腕を身につければ、血統の選定はしやすくなります。
簡単に書いてますが飼育の安定を何年も継続させるのは、相当大変ですよ〜。
今シーズンは期待できる種親を購入いただいた方が大勢いらっしゃいますので、その種親からぜひ数年後に90mmを出してください。

さて、私は……自己採集個体から大型血統確立させていきたいですね。こっちは血統の見極めもやってみなければ分からないし、ほとんどその片鱗も見えないし、血の入れ替えのためにお山に通わなければならないしと相当長い道になりそうです。

2011/05/24(火) 大型軍団は……
世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスを7度制したランス・アームストロングが薬物疑惑。正直がっかりだった。
世界トップアスリートのドーピングはたまに聞くが、まさかね。
比較対象が全然違うが、クワガタだって……。

風邪を引いてた次女が病み上がり、雨の中2km近く徒歩して、またぶり返すと困るので今朝は幼稚園まで二人でドライブしてきました。だいたいお母さんが連れて行くので、これでオヤジポイント(笑)アップ。採集行きたいときにはこれ!お奨めです。

冗談はさておき、超大型軍団の状況ですが、35g台が2頭蛹化しました。写真に写っているのが今年のビップ個体が多くいる場所ですが、上の写真、手前の左側2番目に見えている幼虫が39gです。ようやく蛹室っぽいのを作り始めました。手前の一番右が37gで前蛹。その後ろに36gと35gこれも前蛹です。
したの写真が久留米8番血統35.6gの前蛹です。まだ、大型個体はいますが、見えない部分にいるのは触ってないので、状況がよくわかってなかったりして……。
今年は何故か蛹化が遅い。これは温度管理によるものだと思います。
特に昨年の9月に引越しがあってから、失敗ばかりでしたからね。冬場の温度は乱高下していましたので、これが一番悪かったでしょう。
昨年の種親は84.2mmのぶっとい個体が最大個体ですが、種親越えはでるでしょうか。ここから羽化不全などで数が減っていきますので、残った個体でどれだけのサイズがでるか!

多くの失敗のおかげで、温度管理のデータ取りと道具の使い方、それに新兵器など、ようやく断熱の利点がうまく活用できそうですので、来シーズンは期待できるはずです。

2011/05/21(土) きゅうり
今シーズンの種親最大個体 久留米10番血統の♂86.1mmと85.6mm、85.5mmの2頭85mmアップを出した、久留米11番血統の♀54.5mmの産卵セットを試し割をしてみたところ、有精卵のような丸い卵がでてきました。今シーズンはペアリングセットを広めのものに完全移行したので、ペアリング成功率はあがったかもしれません。産卵セットに入れて1週間の試し割りなので、これからの経過をじっくり見守る必要があります。
しかし、サイズもさることながら、血統背景は過去最高であるこの組み合わせは、体重からの還元率で他の追従を許さないぐらいの個体を見てみたいですね。本当今年の血統は長年思い続けてきた血統が出来上がってきて、いよいよその成果が見られそうな気がします。
例年期待のメスに限ってうまく産卵できないことが多いんですが、今年は運が良いみたいです。


ワイルド幼虫軍団も続々と蛹化してきました。
先日材割採集した熊本のオオクワメスはすでに羽化してきましたが、オスもどうやら前蛹になってしまったようだ。かわいいサイズになりそうだな。秋口に採った福島の材割幼虫軍も蛹化傾向。来月には結構な数が羽化してきそうです。
期待できそうなのが2年1化になった滋賀県産。これは25gと23gの個体がいますが、熟成期間から考えて70mm中盤ぐらいを狙えそうです。一番期待は山梨の2年1化になる予定の27gあった個体。80mmでないかなあ(笑)
ワイルドで美肌、80mm!!これが出たらビックニュースですね。

ここ数年様々な地方へ出かけていることもあって、産地も大量に増えてきました。オオクワはあらゆる場所に局所的に少しだけいるんですね。これを体感するのは本当時間かかっちゃったなあ。まだまだ大先輩の方々に比べれば、ほんの入り口ですね。
これだけ魅力のあるワイルドオオクワですが、先々週ラスト材割採集に行ってきたばかりですが、そろそろ樹液採集シーズンです。それと共に灯火採集シーズンもはじまりますね。灯火は道具が多いのでそろそろ準備も始めないとなりません。

大型軍団の蛹化状況は次回にでも……。


さて、ここのところ週末はオオクワよりも借りた畑に時間が取られていました。こちらは1年生ですので要領がわからないし、想像以上に手間がかかり、お百姓さんの苦労がよくよく分かりました。ちょいと植えすぎましたな(汗)
経過はわりと順調で苗を植えてから約1ヶ月、きゅうりがもう収穫できました。4品種やって2品種の試し取りをしましたが、味が違う。ひとつは甘みがあって、もうひとつは青臭く、昔ながらの味がする。しかし、もぎたてのきゅうりがこんなにうまいなんて、知らなかった……。粉をふく、イボイボきゅうり。形もまっすぐにならない。でも……うまい。見た目か味か、スーパーに売っているのは見た目が多いですね。10株植えたので、しばらくしたら毎日きゅうりを食べないと、余ってしまいそうな量が収穫できそうです。

2011/05/18(水) 産卵
大型幼虫軍団は続々と蛹化が進んできています。まだメスが多いですがいよいよですね。

さて、ここ数年一番苦労しているのが産卵です。
これはサイズが大きくなってきたことで新たに発生してきた問題です。大型血統の50mmをはるかに超えるメスからの卵でもワイルドのような30mm後半ぐらいのメスからの卵でも、厳密な数値測定はしていませんが、見た目では卵の大きさはほとんど変わりません。それは何を意味するのか……
単純には産卵管など生殖器官の大きさは、体長には比例してないでしょうね。天然♂オオクワに多い中歯の個体はだいたい50mm台です。これが現在ブリードで86mmまできているわけで、体積は4倍は軽くあるでしょう。それに国産オオクワだけは野外でのギネスサイズから大きくブリード個体がサイズを伸ばしています。これは遺伝的に既に天然で存在するものとはより大きくかけ離れていることを意味しますが、それだけブリーダーも多く、数も多く飼育されている証拠でもあります。元々持っている遺伝子の情報から体長だけが、突出しているのは間違いないでしょう。

生殖活動のメカニズムは複雑です。オスが精包を交尾嚢に送る仕組みは巧みで繊細にできているみたいですね。ここら辺の内容を昨晩ちょいと昆虫フィールドの漫画 ”鍬道” でおなじみの藤見先生に電話で聞いてみました。漫画でクワガタを書くだけあって、藤見先生の知識は素晴らしいですからね。
詳しいメカニズムの説明は割愛しますが、やはり生殖器官は体長に比例していないことが多いようです。これにより結果的に交尾の失敗が発生するのか!
答えは大型個体を大量に飼育している自分が実験をするしかありません。今後のひとつの研究項目ができました。具体的にやることはこれから時間をかけて考えていこうと思いますが、がむしゃらに大きくなることだけを楽しんできた時間を継続するには、壁がいくつも出てくるものですね。

こんな不安をよそに、今期期待大の86.1mmとインラインでかけたメスの産卵セットを少しだけ覗かせてもらったら、有精卵と思われる卵が出てきました。
あとは、程よい数を産んでくれるのを願うばかりです。

2011/05/15(日) 久しぶりに
産卵セットを準備していると、倉庫の奥に余っている昆虫ケースがでてきました。
倉庫の整理をしたいので、欲しい方1名さまに差し上げます。

ただし、条件があります!!
土日に我が家まで取りに来られる方。我が家は静岡県浜松市です。
こう書いても送ってくださいとメールが来ますので、ご注意ください。

余っているのは昆虫ケース大10ヶと中4ヶです。軽くヒビが入っているのもありましたが、中古品ですのでご了承ください。産卵セットには十分使えると思います。


久しぶりにマツノインセクトに行ってきました。
松野さんと久しぶりに1.5時間ほど、近況などを話してきましたが話題は畑から採集、ど高いむし社の図鑑と豊富でしたね。いつも思うんですが松野さんが元気にクワ業者を続けいているのは奥さんのサポートのおかげかな。一人はさすがに寂しいでしょう。

これからの羽化シーズンの状況!これが皆さん気になる部分と思いますが、私も気になっていたのでブリードルームを見てきました。ブリードルームは松野さんのところには2つあります。今日入ったところは、期待の幼虫郡が多くいるところです。ここには30gオーバーが我が家の比にならないぐらい多くいます。だいたいのクワガタ業者は虫を仕入れることが多いですが、松野さんのところは自分で育てます。業者でありながら、膨大な数を管理しているブリーダーでもありますね。その数は全盛期は3000です。今の我が他の12倍ぐらいかな。私も平日仕事がなければこのぐらいできそうですが、こんなにやったらノイローゼになりそう(汗)

で、気になる状況は……いますね〜、どでかい幼虫がちらほら。まだ前蛹か蛹室作るか迷っている個体が多いです。体重ばかりに目が行くと見落としてしまいがちですが、一番気になったのが食痕。

これはいいね〜。これはちょっと伸びないかなあ。

自分はこの食痕をよく観察していますが、松野さんもこれは同意見でした。
菌糸ビンの中の状況で判断をすることで、ビン交換のタイミングも見えてくるものです。
大型を目指すうえで、無視できないのが冬季期間の管理方法。この時期に一伸びさせることが羽化サイズに大きく影響すると考えています。体重より大きな成虫で羽化する還元率。血統の部分はたしかに大きいですが、冬季の管理方法も影響しているでしょう。
これを証明できるのは暴れた個体のビン交換。通常は体重を落とすことが多いですが、うまく冬季に餌を食している幼虫は体重が伸びています。先日交換した個体では31gだった個体が暴れてほりだしてみると34gありました。全部の個体がそうはなりませんね(^^;

2011/05/11(水) 浜岡
浜岡原発の停止が決定しましたね。我が家は直線距離で40kmぐらいなので非常に気になっていました。これで節電が必要になりましたな。
我が家は既に節電対策をある程度したんですが、交換可能な電球を全てLED電球にしました。あとエコキュートや洗濯機などは深夜稼動。クワ部屋は……、断熱材の効果で電気代はあまりかかっていませんね。おかげで光熱費はマンション住まいのときの2/3ぐらいに減りました。

さて、クワ部屋では久留米が卵を産み始めていました。ここ数年は特にデカメスの無精卵との戦いがあります。再ペアリングでうまくいくことが多いので血統的な問題ではないとは思いますが、これによって予定をどのように帳尻あわせていくかが難しいです。53mm以上からこの傾向が強くなりますが、これをうまく解決する方法を見つけたいですね〜。

さてさて、明日は東京へとある展示会へ行ってきます。時間があったら夜は久しぶりに都会のクワ友さんと飲んでみたいなあ。なんて思ってしまいました。金曜だったらなあ。

明日は早いので、早めに寝ることにします。

2011/05/10(火) 行って来ました。
GW中一日時間をもらって金曜の晩から採集へと出かけたんですが、睡眠も3時間とろくにとらずに朝6時から12時間労働したのもあり、翌日から不覚にも腹痛と熱が……。
翌日も用事があったので、昼間は動いていたんですがさすがに夜は2日間あまり寝ていなかったこともあり、体が悲鳴を上げて12時間睡眠していました(笑)こうでもしないと採集には行けませんからね。ただ歳のせいか段々無理が利かなくなってきているかな(汗)

昨日も体調が思わしくありませんでしたが、会社から帰宅したあと産卵セットを15セット組みましたよ。日程は決めてあったので意地です。今回は嫁さんが夜中の12時半まで手伝ってくれたので、なんとかなりました。本当助かっています。86mm85mmクラスと交尾させたメスや自己採集した青森や山形、山梨の産卵セットですからね。気合も入ります。
産卵セットはまだまだ組みますので、しばらくは忙しい生活かな。

さて、今回行ってきた採集は初の関東地方に行ってみました。本当は4人で泊まりで行く予定をずいぶん前に組んだのですが、大震災によりそれが無理になりました。
今回は急遽予定を組んだのでY氏と二人で行きましたが、結果はなんと……坊主(汗)

なんですが、実はもう成果ありなんです。

気になっていたポイントからわりと近所のY氏が先に調査に行ってくれてたのですが、なんといきなり成果が出てしまったんですね。こんな事は本当めずらしいんですが、今回はその周りを攻めたわけです。
材はかなり太いエノキが多く、全くの手付かずのポイントでしたが、どこも本命のオオクワは見つかりませんでしたね。本命が見つかった何本かの材はある場所に固まっており、その周りも同じような雰囲気でも、少し離れると全く見つからない。不思議なものだ……。ただ一点だけ気になる部分があったので、それが今後のキーワードになるかもしれません。この答えはフィールドに行かないとわからないですけどね。採集は経験がものをいいますな。

灯火採集の鬼のY氏はもう長い付き合いになります。夏休みは1週間一緒に採集旅行に出掛けたりしています。昨シーズン冬季採集に誘って、今シーズンの香川で初の成果がでたんです。そこからは、まあ面白いようにはまっていますよ(^^;悪い事してしまったなあ。
昨日もブナ帯に行って来た様で、しかも成果をあげてきたようです。
灯火採集はただライトを照らすだけではありませんからね。オオクワのいる雰囲気がわかるんでしょうな。あっという間に冬季採集も上手くなってしまいそうです。面白くなってきました。

そうそう、今回の地域、台場クヌギもあったんだな。

2011/05/05(木) こどもの日
GWも終盤、というか暦通りの休みなんで、明日1日仕事でまた休み。ん〜調子が狂う。
この3日間は初日と2日目が幼なじみの友人が4人泊まりで遊びに来て、畑にさつまいもの苗を植え、ようやく畑らしくなってきました。収穫が非常に楽しみで、これは子供たちも喜んでくれると思います。食育としていい経験になるかもしれませんな。
翌日は庭でバーベQ!近所のお肉屋さんで29日(にくの日)に仕入れといた3kgを食べました。ほとんど肉ばっかりで、おかげで腹がぷっくり……。
3日目の今日も昔の同僚が遊びに来てくれて、浜名湖へ潮干狩り。事前にポイントの情報を仕入れておいたので、3kg近くあさりが採れました。あさりもポイントが重要です(笑)
帰宅してすぐに砂抜き、夕飯は味噌汁とボンゴレにして皆でいただきましたが、これがうまいうまい。最高です。まだ相当残っていますので明日の朝食も味噌汁で頂こうかな。

さてクワ部屋は久留米のメスが蛹になり始めました。例年あと2週間ぐらいしてから蛹化ラッシュがきますので、まだこれからです。オスはようやく蛹室を作るのか、移動するのか迷い始めた感じです。
早い方はもう大型が羽化してきていますね。ただ今年は妙に落ち着いています。以前のように早く大型が見たいとガツガツしませんね。なんでだろう。昨年羽化した最大個体の86mmは34.6gが確認最大体重です。
かなりの個体がこのような体重の割に伸びてきましたが、これは血統によるところが大きいです。
しかも横幅とアゴ幅も十分でしたからね。お尻の厚みもあまりでませんので、羽化不全も少なくなる傾向になってきました。今年の羽化個体がどのような傾向になるかはこれからのお楽しみです。
まだ早いですが、私の楽しみは既に半分は来年に向いています。このような傾向になってきた血統で体重が40g近くまで伸びてきたらどうなるのか。このような血統を作ってみたいと思ったのが8年ぐらい前でしょうか。強く思えば実現もできるものです。そしてその先が来年見れるのか、もう少し時間がかかるのか、わかりませんがこれまで徐々にサイズを伸ばしてきましたが、一気にサイズアップした突出個体を手に乗せてみたいものですなあ。

2011/05/03(火) 蛹化の気配
ようやく蛹化の気配が多くなってきました。
メスは前蛹個体も多くいますが、蛹化ラッシュはこれからです。この1年は引越しとそれに伴う環境の変化で思うようになっていないことが多いですが、それでもそれなりの途中経過はでましたね。
最大体重を記録した久留米39.3gとメスの19.2gは現在蛹室作成するか、暴れるか微妙なラインです。重ければいいサイズが出るわけではないのは昨年の結果からも重々承知しています。昨年は20g台後半の幼虫でも大方が成虫サイズ82mm台となってくれましたが、今年はどうでしょうか。
これから羽化する個体は裏年なので昨年とは血統が少し違います。なので、そううまくはいかないと思っています。ただ同じラインばっかりやると、血統に助けられすぎますからね。要するに面白くないんですよ、意外性がなくて!大型の一番の醍醐味は血統作りですからね。優良血統を作るのではなくて、何らかの手段でそろえて、毎年そればっかりをやると……、結果がでる。ん〜なんか違うなあ。


さて、今日は正月に2令で採集してきた山梨のオスが蛹化しました。PPボトルなので状態が良く見えませんが早いですね〜。期待羽化サイズは60mm後半ぐらいかな。ワイルド個体は70mm前後が頭幅がついてきて、カッコいい個体がでやすいす。羽化させた後も成虫をリビングに持ってきて食卓でじっくり眺めるのはワイルドのほうが多いかな。それだけ見ていて飽きないですね。絞っていない血統だけあって形が様々であり、ディンプルも少ない。それに驚くほどの動きの早さを見せます。
食事中でもケースから出してしまって、ニヤニヤしてるんで家族からは冷たい目線……もなく呆れていますね。でもね、本当カッコいいんですよ。大型でなくても。

2011/05/02(月) 蛹化の気配
ようやく蛹化の気配が多くなってきました。
メスは前蛹個体も多くいますが、蛹化ラッシュはこれからです。この1年は引越しとそれに伴う環境の変化で思うようになっていないことが多いですが、それでもそれなりの途中経過はでましたね。
最大体重を記録した久留米39.3gとメスの19.2gは現在蛹室作成するか、暴れるか微妙なラインです。重ければいいサイズが出るわけではないのは昨年の結果からも重々承知しています。昨年は20g台後半の幼虫でも大方が成虫サイズ82mm台となってくれましたが、今年はどうでしょうか。
これから羽化する個体は裏年なので昨年とは血統が少し違います。なので、そううまくはいかないと思っています。ただ同じラインばっかりやると、血統に助けられすぎますからね。要するに面白くないんですよ、意外性がなくて!大型の一番の醍醐味は血統作りですからね。優良血統だけを作るのではなくて、何らかの手段でそろえて、毎年そればっかりをやると……、結果がでる。ん〜なんか違うなあ。


さて、今日は正月に2令で採集してきた山梨のオスが蛹化しました。PPボトルなので状態が良く見えませんが早いですね〜。期待羽化サイズは60mm後半ぐらいかな。ワイルド個体は70mm前後が頭幅がついてきて、カッコいい個体がでやすいす。羽化させた後も成虫をリビングに持ってきて食卓でじっくり眺めるのはワイルドのほうが多いかな。それだけ見ていて飽きないですね。絞っていない血統だけあって形が様々であり、ディンプルも少ない。それに驚くほどの動きの早さを見せます。
食事中でもケースから出してしまって、ニヤニヤしてるんで家族からは冷たい目線……もなく呆れていますね。でもね、本当カッコいいんですよ。大型でなくても。

2011/05/01(日) ワイルドから超大型へ
金曜からGWに入りましたが、初日は幼稚園の遠足で二川動物園に!アフリカゾウのアーシャーというのいるんですが妊娠中でした。国内で7例しかない象の妊娠。そのうち生まれたのは3頭。妊娠期間は約22ヶ月で8から10月に生まれるそうです。そう言えば象の子供って見たこと無いですね。この話をじっくり聞いてたんですが、終わった後に被災した動物園への義援金を募っていました。うまくできてるなあ(笑)象の貯金箱の鼻からチャリーンとしてきました。

暦通りにしか休みがないので土日で実家へ帰省してきましたが、大型のショッピングモール、ベイドリームってのができていました。清水も少しは活気がついたかな。凄い混んでましたよ。

さて、帰宅してみると熊本のワイルドメスが無事に羽化していました。菌糸ビンがあまりにも状態悪かったので、既製品の♂用人口蛹室にキッチンペーパーで横幅調整しました。蛹室は縦の長さは広い分には問題はほとんどありませんが横幅が肝です。久しぶりに羽化したばかりのメスのケツ振りダンスをみました。

さてさて今シーズンの種親の中で期待しているのが画像のオスです。このオスは昆虫フィールドでも紹介してもらいましたが、香川県で自己採集したオオクワから累代したF1個体です。F1で80mmを出すのは久留米で85mm出すのよりも大変かもしれませんね。だいたいオオクワ自体が採るのが困難です。軽く3桁はワイルドを採る必要はあります。ブリード自体は大型血統と変わらないで飼育方法でいいのですが、個体差が大きいしほとんどが大きくはなりません。60mm後半から大きくなっても77mm止まりがおおいです。79mmを超えてきたのは過去3回あります。
1つはF1で福島産79.5mm、30mm台のワイルドメスからでもこのサイズが出てきたのにはビックリしましたね。2つ目は画像の個体。
そしてあとひとつはワイルドなんです。これは本当に凄くて、初令で採った幼虫は2年1化となり最大体重は37gを超えてきました。さすがに重くなりすぎてしまい羽化までこぎつけたのですが、羽に大きなシワがよりました。羽自体は閉じたんですが無理が祟ったのでしょう。シワのせいで上羽後端がボディーに食い込み、これが基点に羽化したばかりのボディーは裂け体液が漏れ出し3日後に☆となりました。

気になるサイズは生息時で82.7mm!!これはワイルドギネス記録ではないでしょうか(笑)

間節を少し伸ばして間延びさせれば83mmを軽く超えていました。現在は標本になっていますが、少し縮んだ状態となっても82mmは超えています。この一件はワイルドにも超大型になる素質を持った個体が存在していることを示唆しています。ただ、野外ではここまで餌の条件がよくないので、ここまで大型にはなる事はありません。
この個体は画像の80.1mmの種親オスがおそらく兄弟です。ワイルドなんで確証は取れませんが同木で2令幼虫として採取しています。
種親メスも翌年同ポイントの数十m離れた地点で採れており、このサラブレッドの親戚かもしれません。


大型血統を見つけ出すのが困難でありましたが、ここから先も同じくらい大変なのは久留米血統で十分に感じています。なので、この80.1mmを中心に今シーズンは4メスを用意しました。飼育スペースの都合もあるので、それほど多くは飼育できませんが、個体差がまだ多いので全部の幼虫の経過は見る必要があります。その点は採集仲間が協力してくれますので頼もしいものです。いつの日か超大型香川血統を作ってみたいものだ!


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