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2011/05/21(土)
きゅうり
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今シーズンの種親最大個体 久留米10番血統の♂86.1mmと85.6mm、85.5mmの2頭85mmアップを出した、久留米11番血統の♀54.5mmの産卵セットを試し割をしてみたところ、有精卵のような丸い卵がでてきました。今シーズンはペアリングセットを広めのものに完全移行したので、ペアリング成功率はあがったかもしれません。産卵セットに入れて1週間の試し割りなので、これからの経過をじっくり見守る必要があります。 しかし、サイズもさることながら、血統背景は過去最高であるこの組み合わせは、体重からの還元率で他の追従を許さないぐらいの個体を見てみたいですね。本当今年の血統は長年思い続けてきた血統が出来上がってきて、いよいよその成果が見られそうな気がします。 例年期待のメスに限ってうまく産卵できないことが多いんですが、今年は運が良いみたいです。
ワイルド幼虫軍団も続々と蛹化してきました。 先日材割採集した熊本のオオクワメスはすでに羽化してきましたが、オスもどうやら前蛹になってしまったようだ。かわいいサイズになりそうだな。秋口に採った福島の材割幼虫軍も蛹化傾向。来月には結構な数が羽化してきそうです。 期待できそうなのが2年1化になった滋賀県産。これは25gと23gの個体がいますが、熟成期間から考えて70mm中盤ぐらいを狙えそうです。一番期待は山梨の2年1化になる予定の27gあった個体。80mmでないかなあ(笑) ワイルドで美肌、80mm!!これが出たらビックニュースですね。
ここ数年様々な地方へ出かけていることもあって、産地も大量に増えてきました。オオクワはあらゆる場所に局所的に少しだけいるんですね。これを体感するのは本当時間かかっちゃったなあ。まだまだ大先輩の方々に比べれば、ほんの入り口ですね。 これだけ魅力のあるワイルドオオクワですが、先々週ラスト材割採集に行ってきたばかりですが、そろそろ樹液採集シーズンです。それと共に灯火採集シーズンもはじまりますね。灯火は道具が多いのでそろそろ準備も始めないとなりません。
大型軍団の蛹化状況は次回にでも……。
さて、ここのところ週末はオオクワよりも借りた畑に時間が取られていました。こちらは1年生ですので要領がわからないし、想像以上に手間がかかり、お百姓さんの苦労がよくよく分かりました。ちょいと植えすぎましたな(汗) 経過はわりと順調で苗を植えてから約1ヶ月、きゅうりがもう収穫できました。4品種やって2品種の試し取りをしましたが、味が違う。ひとつは甘みがあって、もうひとつは青臭く、昔ながらの味がする。しかし、もぎたてのきゅうりがこんなにうまいなんて、知らなかった……。粉をふく、イボイボきゅうり。形もまっすぐにならない。でも……うまい。見た目か味か、スーパーに売っているのは見た目が多いですね。10株植えたので、しばらくしたら毎日きゅうりを食べないと、余ってしまいそうな量が収穫できそうです。
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