メルリンカートの気まぐれ日記
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2011/07/07(木) 灯火採集2回目・1日目
これで3週間目に入りました午前様の割り出しと菌糸ビン投入。休日採集でエキサイトしているせいか、例年よりハードな感じが……。
もう一息で終わりますが、今年は採れる個体と採れない個体で完全に分かれました。一桁しか産卵しないのはなんででしょうね。見た目では分かりませんから。
大型羽化待ち軍団は期待の2番血統39.3gと5番血統37.2gがいずれも羽化失敗しました。39.3gのほうは羽化しようと起き上がったところで☆、37.2gは羽パカでしたね。
時間がないので、まだ全然掘り出ししていませんが、35gクラスは複数羽化していますのでここら辺がどの程度サイズに結びついているか?思えばこの1シーズンはマイホームを建てて引渡しの時期をビン交換のタイミングにあわせてもらいました。新たなクワ部屋は失敗だらけでしたが、やることはやった。結果はそれなりについてくるはず……です。

さて休日に行った灯火採集記です。
採集記に入る前に、先日の日記の画像の通り今回はオオクワがいつもより多く採れました。それを狙って採集に行っているわけですので、嬉しいのは確かです。ただ、たくさん採れるたのは運が良かっただけで、このような事も稀にあるんですね。
条件に左右される採集のため、経験とポイント選びでゲット率は変わりますが、オオクワの飛来数は運です。沢山採れる人がうまいのではないのです。
私の場合、静岡県に住んでますので灯火採集のメッカである東北という場所は非常に遠いです。なので条件がいい時にすぐ出発することもできず、ある程度日程を決めて休日をもらい楽しんでいます。なので条件が悪くても時間が取れたならば採集に行きます。単独で2泊3日丸坊主もざらです。”採れた”その一瞬のために、道具を準備して用事を済ませておいて行くのですから。毎回の採集を大切にしていますし、ずっと1頭のオオクワ採集に感動できるのかもしれません。

さてさて、話を戻して先週に引き続き2週連荘となった灯火採集今回もマスコさんが我が家に来て出発です。
先週が2晩でクワガタ4匹の貧果になっただけに、今回こそはと意気込んで行きました。いつもなら2晩やれば少なくても数十の普通種は採れますので、本当我慢の採集でしたね。
金曜23時出発、今回は月齢もいいし雨の心配も少ないようだ。いつも道中は前向きな意見で現地へ向かうのであった。
翌日昼ごろ現地に到着し、昼間だが気になる外灯の下を少しだけ寄り道してみると……40mmはあったであろうスジの入った羽が、すでにカラスか何かに食べられたあとであった。
今日は条件もいいからライバルも多いだろうと早めにポイントに付き日中からビールを飲んで、しばし昼寝。
19時15分点灯、気温22℃、湿度90%台、こりゃ〜期待できるで〜。20時を過ぎたころアカアシ飛来。しばらくしてポツポツミヤマなど普通種を拾う。
”すでに7匹、前回の成果の倍近いこれが灯火採集のだよなあ。”
こんな馬鹿な事を言いながら、オオクワの飛来を待った。しばらくして60mm中盤はあろうノコ2発登場。いや〜デカイです。感動です。
20時半いよいよオオクワが飛来してくるころだ。と思った矢先、車が止まって中の人がこちらへ向かってくる。昨年からお世話になっているT氏であった。しばし私は採集談に没頭してマスコさんはまだかまだかとオオクワ飛来に集中。
T氏が去ってすぐであった。”21時のゴールデンタイムに入ったよ”とマスコさんに告げると、なにやら目の前でクワのメスが裏返りもがいている。小さいのでコクワかとも思ったが、ひっくり返すと……

”スジがある”32.0mmと小さいがオオクワだ!

気温21℃まだいける、普通種は少なくなったがオオクワはこれからだ!期待と裏腹にオオクワの飛来はなく、しばらくしてまたT氏が寄ってくれた。どうやら近くの人が4オス2メスと爆発しているようだ。
と言ってもこちらも1メスは飛来しているので満足なのだが、2人で来ているからもうひとつと欲張るも何もこない。
今度はT氏のライトトラップを見せてもらいに車を走らせた。到着するなり気合の入った声がしたと思ったら、どうやら1メスオオクワが飛来したようだ。おめでとうございます。
しばらく採集談のあと持ち場に戻るもオオクワの飛来はない。ただ気温は12時を過ぎても21℃と下がらず、湿度も90%台と高いまま。蛾の飛来も多いし、昨年の青森のように2次飛来が期待できるのではないかと妄想してしまった。
このころから、さすがにクワは何も飛来しない、途中外灯を覗きに行ってみると、凄いことが……。見る外灯次から次へとスジの入ったメスの亡骸がある。3頭すべて☆か……、どうやら数日前にオオクワが爆発したようだな。
気を取り直してライトトラップに戻るも普通種2匹と振るわない。ここで急に眠気が襲い、半分寝ている状態になっていると……

”来たっ” マスコさんの声で目を覚ますと、そこにはさっきより大きいオオクワのメスが。午前12時50分41.9mm

経験と粘りが生んだ1頭であったので、非常に満足であった。このあとまだ気温が下がらないので続けると、夜が明けてきてしまった。午前3時40分撤収。今回は自己最高粘り記録だった。


そして2晩目はとんでもないことが……。


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