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2011/08/18(木)
長さと太さ
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久しぶりの自転車通勤、16kmシャカシャカ行ってきましたが暑い。当然か!30km/h以上はでるので走っているときは割といいのですが、信号待ちがね……。汗ダラダラです。
さて、今回紹介の個体は横幅と長さ両方を目指してきたものとしては、自己満足ですがいい結果がでました。 久留米8番血統でサイズは84.6mm、頭幅29.4mm胸幅31.0mmアゴ幅は参考程度ですが6.4mmです。 種親になる2008年の種親も同様に迫力があったのですが、こちらは完品とは言い難く、今回の個体は完品です。 頭幅も長さもあるなかでアゴ幅もあります。頭幅とアゴ幅のバランスは難しく、太ければいいと言う事はありませんが、頭幅があってアゴ幅がないと、すっごいアゴが細く見えるんですね。 手に持ったときの重量感は相当増してきます。これでも頑張ったんですが、写真だとこの重量感は出し難いですね。 長さ太さとのいいとこ取りすると85mm以上とは簡単にはいかないみたいです。長さと太さ両方狙えば、それだけ難しくなってくるんでしょう。 これは私のところでの傾向ですが、この久留米血統に至っては、累代ごとサイズは少しずつですが伸びていっています。最大サイズ以外に目を向けると、今まで難しかったサイズの羽化個体が増えてきます。簡単にはアベレージが少しずつ上がっています。全部の血統がそうはなりませんが、それなりの数をしっかりとブリードしておけば、この傾向は今のところ継続されています。 そして、これは太さのほうにも傾向が現れています。
ここからが重要なのが、これがアウトラインできているということです。 この8番血統の種親はオスは自前ですがメスは松野さんから仕入れてきたものです。松野さんのところの久留米と我が家の久留米は元は同じでも、別の系統として分かれて累代が進んでおります。なので遺伝子的には、クロスラインできたような個体より似ていないでしょう。それでも太さと長さの傾向が遺伝するということは、このオスを使って成虫サイズへの還元率のいいメスをもってくると、面白そうでしょう。 もう何年も前からこのような事をしてみたいと思っていましたが、傾向の違う血統を複数作るまでに至るかは、当時は妄想程度でしたので、それを具現化してきた個体同士を掛け合わせてみたい。両方のいいとこ取りには中々ならないと思いますが、また先が楽しみになりました。
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