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2011/08/29(月)
今シーズンの幼虫たちは
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ここのところ熱心なメールを頂きますが、回答少し時間がかかっていますが、みなさん色々考えますなあ。 私も来シーズンへ向けて、今シーズンの生体を使って作戦を練っています。内容はまだ丸秘ですが、うまくいったらいつか日記に書こうと思います。 さて、少しですがメルクワショップに生体をアップしました。
http://cart1.fc2.com/cart/merlinkart/
さてさて、今シーズンの幼虫群ですが、久留米は種親が超大型個体が多かったので、それが遺伝し超えてくる個体が少なからずいると思います。菌糸の食いあがり方は、今のところ例年と変わらないかな。 最も期待しているのは86.1mmが出た10番血統ですが、サイズもさることながら幼虫体重から成虫体重への還元率、それに横幅もでます。これにプラスしてお尻は厚みがないので羽化不全が少ないです。 私的には現在久留米の中では一番完璧に近い血統になりましたが、サイズはまだまだ伸びるでしょう。昨年は多くの方に種親として購入していただきましたので、来春の羽化では誰かがとんでもないサイズを出してくると予想しています。 ただ、このような状況が強くなると、数撃ってサイズを狙う争いになる可能性もありますから、それは面白くないですね。 私的には出来上がってしまうと、違う方向に行きたい気持ちもでてくるので、その方向性が見えるといいなと思っています。
結果として成虫サイズに結びついている個体の中には、3ヶ月以上経過してからビン交換しても20g前半の個体も多くいます。このような個体は2本目でグンと伸びて3本目へ交換時に35g以上になっているパターンがあります。 ただ体重はこのクラスになると参考程度にしかならなくなってきました。 頭幅も天然採集では終令で11mmあれば相当いい方ですが、久留米は13mm中盤までいくものもいます。これが成虫の頭幅に単純には結びついていませんが、それでもビン交換時の迫力は相当ありますね。 ビン交換も予定を立てていますが、これからが楽しみであります。
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