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2011/09/20(火)
大型個体連続
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またノロノロ台風が被害を出していますね。紀伊半島の方は災難続きで心配です。 この地、三重県には昨シーズン3回ほど採集やらで行きましたが、山の形状が渓谷になっており、且つ針葉樹が多かったです。ゆえに土砂崩れがおきやすい形状でもありましたな。
3連休初日は晴れて、年少の次女の運動会は小学校の校庭を借りて開催できました。閉会式前に強烈に雨が降ってきて閉会式のみなしで解散となりましたが、写真撮影楽しめました。かけっこは2番と惜しかった。 それ以外にも秋冬野菜の畑の準備と最後に車の掃除と3日間炎天下の中ほとんど外にいたものですから、昨日は体が日焼けで痛くて寝付けませんでした。 灯火採集で活躍してくれたマイカーはシーズンが終わると、半日がかりで掃除しています。これにオイル交換や、タイヤ交換など交通費以外の出費も結構かさみます。 まだ発電機やライト関係は掃除をしていませんので、今度の休みに少しずつですね。この夏を共にしてくれたマスコさんに掃除きてもらおうかな(笑) こう考えると灯火採集って、時間もお金も手間もかかっています。ここまでやるから1頭のオオクワは重みがあるんでしょう。
さて、3連休ちょっとした合間を縫って、クワの写真を撮りました。撮っただけで、まだまとめていませんが(^^; 今日紹介の個体は香川産のF1個体です。この個体私が飼育したのではないのですが、近所のクワ友さんのモッチが飼育してくれたものです。彼とはもともと長女の同級生で知り合ったのですが、オオクワを3年ほど前に里子したのがきっかけで、今じゃクワ部屋を持つほど、はまっています。 この香川産は私が自己採集したワイルドの幼虫を羽化させ、ペアリングして得られた幼虫を飼育してもらったものです。ワイルドからの子供は血統としては、作られておりませんので個体差が非常に大きいんですね。個人で飼育できる個体数にも限りがありますので、全体を見るにはやはり仲間内で飼育してもらうのが一番です。 この大型血統を作るための原石と思われる香川産のルーツですが、2年連続で同ポイントでオオクワが採集できました。1年目は1本の材で7頭、2年目は1本の材で6頭採っています。この2つの採集場所は数mしか離れておらず、先祖代々の血はつながっている可能性は高いと思います。 このうち1年目の個体からはワイルドとしては前代未聞の82mmが羽化しています。3日ほどで☆になりましたので、相当無理があったのでしょう。 この1年目のワイルド個体をペアリングして得られたのが我が家で昨年羽化した80mm。 2年目同士のペアリングからは今回の81mmが羽化しています。 これだけ80mmオーバーがでれば、あとは血統をどのようにして作っていくかになります。 この香川産を少ないですが販売します。只今準備中ですので、もうしばらくお待ちください。血統は3つあって
1番血統は81mmと兄弟。 2番血統は80mmと異母兄弟。 3番血統は2年目に幼虫採集した個体(終令採集18g)がすぐに羽化して70mmとなったオスを使用しています。 ちなみにワイルドの70mmは相当大きく採集家の夢のサイズです。私は未だ採った事がありません。
以前日記に書いたのですが、昨シーズンとある菌糸ビンの特性が変わった?ことにより我が家ではその菌糸ビンから羽化した個体は☆が多く出てしまいました。血統に左右されること無く、まんべんなくそのようになってしまい残念な結果になってしまいました。その菌糸ビンはほとんどオスに使用しましたので、羽化個体がメスに偏っています。1オスに3メスぐらいで販売しようと思いますので、インラインやアウトラインで楽しめると思います。 乞うご期待ください。
写真は上が我が家で撮影した81mmと下が友人が撮影したものを頂きました。別に疑うわけではないのですが、私がノギスを当てたら81.6から81.7mmでした(^^)
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