|
2012/11/14(水)
久留米の♀
|
|
|
今日は今秋一番の寒さでした。 まだ体が慣れていないのと、厚着をしていなかったので夜道は風が冷たくてロードバイクで飛ばすと最初の10分ぐらいは、ど寒いです。 自分は寒いのが苦手なんですが、冬山には行きたい(^^)風の強い浜松の冬は自転車通勤はサボりたくなるときが多々あります。
さて、ここ最近というより、ずっと前から色々お問い合わせを頂いているのですが、まだ用意できていなかったオオクワガタの販売準備を進めています。 一番多いのが久留米の♀単品。久留米で85mm以上を狙う方は、ラインは様々用意する必要がありますからね。 次に大型血統を作る母体にできそうな香川県産、他にも自己採集からの累代個体がおります。まだ用意するまで少し時間がかりそうなんですが、休日に時間が取れれば販売開始できると思います。
現状久留米で85mmはまだ難しいです。複数のメスを用意すれば可能性は上がりますが、それだけでは結果が出るわけではないです。組み合わせや個体差には運の要素もありますので、全国にたくさんのブリーダーさんがいて、何百と飼育しているわけですから、いきなり超大型個体が羽化することもあります。 結果は確かに欲しいんですが、結果を出すまでにどれだけの事をしてきたのか。 この方が自分の場合は重要であって、基本の飼育方法があり、経験とデータを集めて血統を作っていく。その成果として羽化結果として現れる。この場合は一発の大型個体ではなく、多数の超大型個体が出てきます。 運の要素が大きく関わった結果とは違うことが自分の中で結果の重みとして残ると思います。
この状況になるには確かに時間はかかります。それに大きな壁が確実に出てきます。軽い気持ちでいけばいいですが、結果が欲しくなると、世界がまるで違ってきます。 なので、今の久留米は確かに85mmは難しいんですが、そこは通過点にしてもらって、将来は88mmぐらいを複数羽化させることができるような血統にすることを目標に種親として選んでいただけると嬉しいな。
今回は内容が重くなってしまいましたね。 とは言え、私が血統を作ってきたときとは現状は異なっておりますので、様々な飼育方法が出てきています。ネットの世界でつながりも増えてきました。 人とは違う考えで血統を作ったりすることは、何年も経過すれば素晴らしい成果になるでしょう。それに500とかそれ以上の飼育数を誇る方、これだけで情熱が凄いです。他人とは違う事を継続できれば、間違いなくいい結果が出るでしょう。血統作りという点を考えると、結果だけでなく途中経過が重要でありますので血統配合など嘘偽りだけはあったら意味がありませんな。
さてさて、今日の写真は秋になり満開になった花壇の菊。花びらが筒状になっていて変わっています。チヅル風車というらしいです。これも血統作りのように品種改良をしてきたんでしょうね。
|
|
|
|