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2012/02/24(金)
少し早いですが
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昨晩は台風のような暴風が吹き荒れましたが、今日は春の陽気に、明日は大雨だとか。 春が近づいているんでしょうが、こんなに荒れるのも珍しいです。
昨年11月にブナ帯で採集していた際、見たことのないクワガタの幼虫が出てきたので持って帰ってきました。写真を撮っていなかったのですが大きさはコクワの2令ぐらいで、アゴが短く体が全体的に妙に白っぽい。 先日羽化したのですがなんと……ルリクワガタでした。クワガタの定義であるクシ状の触覚ではありますが、いつ見てもクワガタには見えませんね。しかし見た目は青くて綺麗です。オスでしょうか。 他には以前同じくブナ帯でツヤハダクワガタの幼虫を見たことがあります。大量にいて頭幅はオオクワの初令ぐらい。興味はないので、持ち帰りはしませんでしたが、その後マニアの方にもったいないと言われました(笑) でも、このツヤハダクワガタ私は最初に見つけていません。なんでかって赤枯れ材にいるんです。オオクワは、普通こんなところにいませんからね。 ただ、一回だけ赤枯れにオオクワが居たことがあります。これはエノキでしたが、いい経験できました。
ちなみにツヤハダとルリは灯火には飛来した事はありません。なので、採集するのは大変なのかもしれませんね。それでも興味は出ませんが……。
さて、クワ部屋特に大きな変化はありませんが、そろそろ冬眠から目覚めさせる準備が必要な時期になりました。長いことやっていると、待ち遠しいというよりも、もう新たなシーズンの準備が必要なのかと思ってしまいます。 来シーズンは裏年なのでブリードは、大型は少し減らして自己採集したオオクワに力を入れます。 期待がかかるのは大型になりそうな九州のオオクワ、熊本産のワイルド。これは我が家には2♂2♀いますので、2ラインで楽しみます。それに滋賀産のオオクワ。こいつはワイルドで77mmあり、且つ横幅があります。マスコさんが持って帰った幼虫はなんと79mmで羽化していますので、大きさも期待できるかもしれません。しかし、こちらは横幅は普通です。私の個体のほうがカッコいいんですね(笑)こちらは我が家は1♂2♀の2ライン。 最後に香川産、これはF1で80mmが出ていますので、期待がかかるでしょう。80mmからの幼虫は30gオーバーが今シーズンも出ています。他に29g1頭に28gが2頭、まだバラつきが大きいですが、個体差で大型個体が出てくるでしょう。この香川産は時間を掛ければ楽しみな血統になってくれそうです。
画像は今シーズンの香川産の幼虫です。自己採集からとつくだけで、自己満足度は大幅に上がるものですね。
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