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2012/03/27(火)
86mm血統の興味深い事実
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朝晩ずいぶん暖かくなってきました。 ワイルド個体ですが第一号で蛹化してきました。いよいよですね、今シーズンの佳境も。
日曜は暴風のような状況の浜名湖でしたが、長女と浜名湖サイクルツーリングに行ってきました。 休日に10数kmを何回か走りましたので練習はバッチリ!38kmのコースをチェックポイントが3箇所あって4回に分けて走ります。1回の走行が10km程度、チェックポイントで休憩且つ食べ物が貰えます。 一つ目は浜松餃子、2つ目はみそまん、3つ目はお弁当として、うなぎおにぎりにしらすおにぎり等と養蜂場のはちみつ飴、ゴール後はおしるこにロールケーキの生地のみのような渦巻きでした。 父と娘で来ている人が結構いましたので、話をしながら楽しめました。長女もゴールできた事に満足のようでした。
さてさて、冒頭の話の続きです。 久留米は今シーズン表年ですのでサイズに期待しています。この久留米血統は飼育を始めてちょうど10年になります。今の状況になってしまった(笑)のは、松野さんのところで初めて80mmオーバーを見てしまったことから始まっています。写真と実物はあまりにも迫力が違った。我が家にその頃67mmの個体が居たんですが、それとは全く違う魅力に引き込まれしまいましたね。 私から購入をしてくれた方からも、実物の迫力にビックリされることが多いようなので、オオクワガタの大型個体は多くの人に魅力なんでしょう。
これから佳境を迎える個体群の種親に86mmがいますが、実はこの86mmの兄弟には興味深い事実があります。ルーツを少し辿ると86mmの種親♂の83.8mmは最大サイズが狙える血統として狙ったものでした。種親♀は55.0mmでオスの平均サイズが高く、体重からの還元率が良かったんです。メスも55mmが2頭と当時とてつもなく大型なメスでした。 それを組み合わせると86.1mmとなったのですが、メスのサイズはなんと最大が52.9mmでした。つまりオスは大型になるのですが、メスはあまり大型になりません。これは何故なのか興味深いです。 この答えは正直まだ見えていませんが、例えばオオヒラタなんかはメスのサイズがオスに対して極端に小さいですね。でも交尾はちゃんと成立しています。これは何故なんでしょうね。 この答えはもう少し累代を進めていかないと分からないかもしれません。 メスサイズは55mmを境に年々サイズアップはしていません。大型化している血統もいるのですが、不思議とオスサイズは連動してきません。飼育方法は血統番号ごと変えているわけではありませんので、遺伝が絡んでいるでしょう。 メスが大型になりすぎるとオスが伸びない、なんてことになるかもしれませんね。まだまだ謎が多いです。
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