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2012/05/01(火)
暴れと居食い
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GWに入りましたが、私の住んでいる地域はGWに学校や幼稚園の行事があります。 これじゃ採集旅行にも行けません(笑) 昨日は友人から強烈な写メールを貰いました。2令に終令に成虫まで、もう少し辛抱です。
ということで、休日は暦どおりですので今日明日は仕事、休日は小学校の父母参観にPTA総会それに幼稚園の遠足で動物園とあまり休んでいる感じはありません。
空いている時間はクワ部屋でクワ作業ではなく畑でクワ作業です。 文明の利器である、耕運機がないので体力は相当使います。冬山に登るシーズンが終わってしまったのでいい運動にはなります。この趣味は嫁さんも賛同してくれていますので、一緒に作業で結構楽しいです。 先日紹介したほうれん草は写真の通りで、我なりにうまくできました。無農薬なんで結構いい値段で売れますね(爆)会社である程度配ってしまいましたが……。 夏野菜はこれから植えますが、今年はキュウリ、トマトなど10種類ほどやる予定です。
さて、この畑での経験で気になってきたことがあります。それは肥料なんですが、やりすぎると病気になるし、少ないと育ちが悪くなります。適正量を与えて、不足してきたら追加して肥料を与えます。 この追加して与える追肥が難しい。間違えるとたちまちアブラムシの餌食になり病気になったりします。 オオクワだと途中で添加剤入れられませんので、添加剤の量は一発勝負です。 大型になる幼虫ほど居食いをします。居食いをするという事は、それだけ自分の糞を繰り返し食べています。どう考えても新しい菌糸を食っていった方が栄養価は高い感じがします。 でも、実際は糞を繰り返し食べている個体のほうが大きくなります。それだけキノコで分解されている朽木でも体内で吸収するのには更に分解が必要なんでしょう。 添加剤は多いと加水分解が早くなる傾向になります。それだけに吸収しやすい状態になるのは早いのかもしれません。 しかし過剰な添加量は菌糸ビンの状態が短期間で著しく変化します。これには温度など他の要素も大きく絡みますが、この変化はオオクワにとっては住みにくい環境に変化します。 観察をしていけば、この部分は経験として分かってきます。見た目だけでなく、においや培地の水分量も、暴れたビンを見れば違いがでます。 栄養は成長に必要なものですが、それを吸収できる環境が必要なのは植物も昆虫も変わらないようです。
さてさて、久留米はオスにもシワが入り始めました。まだ少しですが33gクラスだと今年は何mmで羽化するだろうか?一昨年のようであれば84mmぐらいが期待できるかもしれません。
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