|
2012/06/16(土)
今年の傾向はどうかな
|
|
|
今週も先週に引き続きクワ作業で連日大忙しです。 割り出しとビン投入がメインでしたが、大型個体の産卵は例年手こずっていますので、今年はメスの数を増やしてリスクを減らしてみました。 全部が予定通りにはなりませんが、不足分は他のメスからの産卵で賄えます。ただ、割り出しの数が増えるのが……仕方なしかな。
さて、今日は西日本で大雨、本州も全国で雨模様です。 ちょうど今週ぐらいが月齢と照らすと灯火採集一発目にちょうど良かったんですが、これでは厳しいでしょうね。もうオオクワは飛来しているようですが、気温もあまり上昇しないので、複数採れる様な1次発生にはもう少し時間が必要でしょうか。それでも行っている方はいるでしょうね(笑) 今年は一発目の採集を天候など条件次第ですが、東北方面では無い場所に行こうかと考えています。今回は冬季採集の際に気になった場所なんですが、このような挑戦は過去何度かしていますが、まだ一度もオオクワはゲットできていません(^^;だからいつかはゲットしてみたいですね。 そして、今年もう一つ大きな楽しみがあります。長女も大きくなってきましたので、自己管理もできるようになってきました。我が家からだと1回の遠征で1500km程度の長距離採集になるので、今まで連れて行っていませんでしたが、今年誘ってみたところ、”行ってみたい”と。1回限りになるか、これからも着いてくるかは分かりませんが、オオクワにあまり興味がないのでどうでしょうかね(^^;
話はブリードルームに戻りまして、羽化個体も徐々に増えてきました。久留米は35gクラスが1頭ようやく羽化。蛹化不全と羽化不全が出ましたが、このクラスはまだ羽化が難しいんでしょう。以前は33gがこんな感じでした。 まだ掘り出しは1頭もしていませんが、他の事で手一杯なので余裕ができたらやろうかと。今春羽化する2011シーズン産卵させた個体群は体重をそれほど載せずに体長を出したいと考えてきました。過去36g以上になっても中々体長には結びつかなかった個体が多かったのですが、それには菌糸ビンや飼育方法も関わっていますが、血統も大きな要素になっていることがわかってきました。 今年羽化個体の狙いは35g前後で85mmもしくはそれ以上が複数羽化してくれると願っていますが、掘り出してみるまではなんとも分かりません。 途中経過までは体重の推移は予想通りになっていますが、どうでしょうかね。
写真は久留米3番の33g個体です。 種親オスは36gで85mmの11番、種親メスは32gで84mmが羽化した2番、このぐらいの体重の個体で85mmが何頭か羽化してくれると、今年は大成功になるんですがこんなことを考えていると掘り出したくなってきます。
|
|
|
|