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2012/09/17(月)
終令からの暴れ
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販売の方も一段落つきました。今年は血統背景を重視する方や、久留米をメインに血統を作る方の問い合わせが多かったです。 そんな方に血統作りの種親としまして楽しみな血統番号メスの単品を抽選で販売します。10月5日までの限定で抽選を受付いたしますので、詳しくはメルクワショップをご覧ください。
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3連休も最終日、今日は台風の影響で風が強いです。 土曜日が次女の運動会でしたが、残暑厳しく午前中で既に32℃、曇り予報だったのに晴れだったので、半袖半ズボンは失敗でした(^^; かけっこは今年から順番をつけなくなりました。これも時代の流れでしょうかね。ゴールした全員にピカピカのシールを貼って、最後にミッキーマウスのゴールドメダルを貰いました。全員横並びの結果です。 ん〜、教育現場は考えた末の結果でしょうね。
さて、クワ関係は来週以降にビン交換です。食痕も目立ってきた個体が多く、既に暴れているのもいますが、1本目は放置します。飼育個体数が多い場合、個々に対応してしまうと、様々な都合をブリーダー側に持ってくることが難しくなってきます。 この暴れは1本目ではあまり影響がでなく、暴れていても30gは超えてくることもあります。この暴れはほぼ終令に加齢してからそうなっていますが、これは答えがフィールドで出ました。 オオクワは水分の多いところに産卵します。地上の高い部分で手の届かない硬い水分の少ないところに産むイメージがある方もいるかもしれませんが、倒木でも産みます。倒木は地上から水分を吸っていることが多いですからね。 水分が多い部分は柔らかいことが多いため、初令でも簡単に食い進めますが、敵にも攻撃されやすいです。なので、外部が固く内部がやわらかい場所に逃げていることが多いです。 これが2回の脱皮で終令になり大きくなると、より餌の多く硬い部分移動していることがあります。自然界の場合は木の内部で菌が1種類ではないです。混ざってはいませんが、様々な勢力があってオオクワが好むニクウスバとカワラの両方が半分ずつで勢力を争っていることもあります。 この中でも朽ち方があって、あまり朽ちてなければ食せませんし、その逆は加水分解しすぎでやわらかいです。ちょうどいいところは、そうそうないようで1m以上移動している個体もいます。 この行動がちょうど菌糸ビンの内部では暴れとして表れているようです。 添加剤が多くそのまま食べれるような菌糸の場合暴れが少ないように感じます。じゃあ、そんな菌糸ビンがいいかというと、リスクがあるんですね。これは、単純な答えが出ないので試すと良くわかります。 一発の大型だけ狙うと見えなくなるところがあるので、ワイルドからの累代個体は飼育は面白いですな。
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