メルリンカートの気まぐれ日記
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2012/09/25(火) 87mmオーバー!!遅れて出てきたニューヒーロー?
昨日は千葉県まで日帰り出張で、東京大学の某研究施設へ行ってきました。
大きな敷地には、学校のような大きさの研究施設がズラリと並び、どこへ行くのか分からず迷ってしまいました。
今回はその中の一つの研究施設でNo.2の博士というより、博士をまとめている先生と話す機会ができたんです。あまり詳しくは書けませんが、宇宙の歴史を研究し宇宙の起源に迫るやら、これからすばる望遠鏡からデータが入ってくるので計算をするだとか、詳しい内容が書けないのではなく、詳しい内容は聞いてもほとんど分からなかった(汗)
広いフロアには黒板がたくさんあったのですが、映画”ガリレオ”の世界です。記号のような計算式がズラリとならび、物理学者とは本当にこんな世界で生活をしているんだと実感してしまいました。
いつかは生物関係の学者さんと話をしてみたいですね。オオクワの話もよりコアな部分の話を聞いてみたい。

さて、表題が気になって今回の日記を見ていただいた方もいるかと思いますが、日曜日の事、あまり気乗りしていなかった羽化不全個体の掘り出しをしました。サイズが計れないような状態で☆になっている個体も多く、本来避けたい羽化不全なんですが、これは完全になくす事はできませんからね。
サイズが計測できた個体で大きめなところでは6番血統で85mm、9番血統の35g個体は2個体いて84mmと85mmでした。
とある個体を掘り出してみると、羽パカではあるが酷い状態ではない。気のせいか大きな気がする。
横でゼリーを交換してくれていた嫁さんに見せると”明らかに大きいね”と……。
85mmクラスを見た後にさらに大きく見えたので、目の錯覚で実測より小さく見える事はあっても、大きく見えるって……。

早速ノギスを軽く当てると、87mm超えてる!!
再度キッチリ計測するとお尻の先端まで87.2mmを記録した。

ビックリしたのは言うまでも無いが、そのラベルを見ると2番血統となっていた。
最大確認体重は34.8g、これは予想もしないところから超大型個体が羽化してきたものだ!
この個体よく見ると変わっているところがあります。それは頭部の頭循当たりの丸み。通常こんなに丸みは無い。なぜこうなったのかは分かりません。いろんな推測は立ててみましたが、蛹化時の形成になんらかの影響があったんでしょうか。
この2番血統の種親♂は83mmで頭幅が29.8mmもありました。突然変異のような他の兄弟とはかけ離れていた形状でしたので、インラインで組み合わせてみたんですね。
この個体も突然変異なのかと言えば、そうかもしれません。この後に同2番血統の37.5gを掘り出すと、こちらは上翅は閉じ下翅がなぜか収まっていない状態で☆になっていましたが、86mmありました。
完品ではないとは言え、87mmと86mm、あまりにも凄すぎる結果に少し悲しくもなりました。
なんとも不思議だ!この2番血統は残念ながら10頭程度しか飼育してなく、オスはこの87.2mm以外は全て羽化不全や蛹化不全で☆となってしまった。メスは完品で51mmから54mmまで羽化してきている。
この2番はギネス個体と松野さんの個体を掛け合わせてきた血統で、現在還元率が良い2007年の19番血統の血は入っていない。ということで、これまた面白いアウトラインができる。

http://www.geocities.jp/merlinkart/2011taneoya.htm

幸いこの87.2mmはペアリングはできそうなので、来シーズンは活躍が期待できそうです。
次世代は完品で87mmを羽化させたいですな。


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