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2013/02/05(火)
ビン交換の結果
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気がつけばもう2月、この日記も少しサボっていました。 休日は長女と二人で出かけて「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影〈ファントム・ルージュ〉」を見てきました。もう小学校3年ですからね、あと何年デートができるんでしょうか。 これでは不公平なので次女用に帰りに3月公開のプリキュアの映画、親子ペアチケットを手に入れてきました。これで採集行くのも気が楽です(笑)あっもう一人いましたね。
さて、今シーズンの久留米ビン交換ですが、ずいぶんメスに偏っています。ちゃんと数えていませんがオス:メスが2:3かそれ以上にメスが多くなっているかも。2本目の交換のときにわかっていましたがね。長くやっていると、こんなシーズンもあるんですな。 30gアップは44頭と一昨年の裏年と比べても10頭程度少ないかな。オスはほとんど30gアップでしたので、オスの全体数が少ないだけで例年通りでしょうか。期待できるところでは34gが3頭、35gが3頭、36gが1頭37gが1頭です。
この久留米ですが、36gを超えるような個体だと過去の成果としては、羽化不全など成果は思わしくありません。体重の載りすぎは飼育の失敗ですな。 過去の86mmオーバーは86.1mmが34.7g、86.6mmが35.2gです。我が家ではこのぐらいがサイズを狙う上ではベストだと思います。これも累代ごと大型化していきますので変わってはいきます。 過去39.6gが85.5mmというのもありましたが、無事に羽化したとはいえ羽化サイズは十分ではありますが、体重の割には期待通りになっておりません。
裏年の個体は長さに加えて太さも狙ってきました。その成果は十分に出ていてて頭幅は29mm以上がほとんどという兄弟も出ています。太さは頭幅だけでは語れない部分はあります。これは極太やっているかたが詳しいでしょうか。厚みだとかアゴの張り出し具合や基部の太さ、私の場合は自分で手に載せてカッコいいかどうかが重要であったりします。 長さと太さを目指してきたのですが、太さについては予想以上に横幅に行き過ぎている感が自分の中にはあります。 太さは好みがあると思いますが、私はワイルドのようなすらっとした個体も好きで、この中で若干太さがあるような個体が好みです。 ということで、今シーズンは太さの部分はある程度残しながら長さがプラスになるように表年の種親と掛け合わせました。 幼虫体重から予想される羽化サイズより、長さが出る傾向にある血統である還元率のよい血統を持ってきましたので、前代より最大体重など重さだけで比べると若干落ちています。これは狙い通りです。ただ、これが思惑通り長さが大幅に伸びて、太さは太過ぎないぐらいような個体が羽化するかと言うと、こればっかりはわかりません。 経験則から予想されるのは、表年と裏年はルーツが違うところからきている個体が多くいるため、次世代ですぐに思惑通りになるのは限られた個体だけでしょう。 血統作りというのは本当難しくて、兄弟の成果が良い血統のみを自前で十分に用意するのは至難の業であり、それであるからこそ、情報を調べていい種親を入手します。でも、こればっかりになると、次世代での成果は確かに出やすくなるが、本当の醍醐味は味わえない。それに、今は成果が2番目3番目であっても、その次ではどうなるかわかりません。隠れた潜在能力は形には表れていない。飼育過程の傾向や、飼育して感じるもの。これができたら職人です。 今は結果がすぐに欲しければ方法はある。でも、何か大切なものを忘れそうです。
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