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2013/05/11(土)
フセツが
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土曜日なのに一日雨です。 今日は朝からオオクワの成虫のゼリー交換をしていました。越冬成虫も多いんですが、ワイルド個体も結構いますので、汚れたマットを交換しながら半日掛かってしまいました。 ゼリー交換をしていると忘れている個体が……少々難ありではありますがブリードには問題ない個体が少々。 こちらはメルクワショップでプレゼントに回すことにしました。目玉は久留米1番血統の81mmです。右アゴに軽いですがシワがあります。ブリードには問題ないですが、観察して楽しむ方には気に入らないかな。
http://merlinkart.cart.fc2.com
さて、ペアリングももう一息と言うところで事故が! これはちゃんと観察していれば防げたと思うので、自分のミスですね。 ペアリングセットは久留米は種親が大きいこともあり、コバエシャッターの中を使っています。ここに細い産卵木を半分に縦に割ったものを二つと餌皿を置いています。以前は小ケースでやっていたこともあり、元気なオスは必要以上にメスを追回し、そのうちに気が立ってメスは真っ二つに……、こんなことが種親が大型化してくることで増えてきました。 そこで中ケースにしたんですが、変更するときは迷いました。狭いケースのほうがオスメスが出会う確立が増え交尾の機会が増えるんではないかと思っていたんですが、そんな単純ではないですね。 それでも心配なのでよりペアリングの成功が高まるようにペアリング期間を1週間から10日に変更しました。とくにこれは問題ないんですが、追い回されてもメスは逃げ場が多くなったので、真っ二つの事故は起きていません。 しかし、気性が荒いのはオスばっかではなく、メスもいます。人間も同じですね(^^; 産卵モードになったメスはオスを攻撃します。今回はショボイ産卵木に産卵痕があり、すでに産卵モード。これを邪魔するオスのフセツをプツリと切ってしまったようです。今回攻撃されたオスは86.6mm兄弟の10番血統84.2mm、頭幅が29.2mm。少しがっかりですが、これは仕方ないですね。 このフセツ切り事故は5年前に当時最大の種親であった84.1mmもやられました。5年に1回、多いのか少ないのか、今回はちょうと東京出張で帰りが遅く、ろくに観察もしないで寝てしまったことが影響しています。まっ屁理屈ですな。
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