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2013/05/19(日)
やりすぎな感がある温度監視
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続々と蛹化個体が増えてきました。久留米の37.1gが蛹化しましたが、まだビンは触れないので、大きさ気になりますね。
さて、ここ最近はクワガタの野望を三つほど思いついて実行しています。 1つは灯火採集の道具です。これは、先日の日記に少しだけ書きました。これはまだ実験中です。 2つ目は後ほど機会があれば 3つ目が今回紹介の温度ロガーです。 先日東京の某展示会に行ってきた際に、HITACHIのブースで無線の温度ロガーを紹介していました。温度ロガーは温度をデータとして取得して保存しておく道具なんですが、もう何年も前に一回導入しようか検討して、あと一歩かゆいところに手が届かないのでやめました。 今回久しぶりに思い出した矢先にクワガタの趣味で導入されている方も数名いらっしゃるので再度調べて見ると、いいのが割りと手ごろな値段でありました。 私が導入したのは、おんどとりの2点温度検知できるもので、精度が±0.3℃と高い。他にも湿度(しつど)を計測できる製品もあるのですが、それほど厳密に管理できておりませんので、2点も温度監視できる製品にしました。ちなみに湿度(しつど)センサーの寿命は1年程と短く高価。 ここまでは以前もあったのですが、決め手となったのは無線LAN対応とメーカーによるFTPサーバの提供。この機能が欲しかった。 この無線LANを使って、外部から温度が監視できます。温度データはメーカーが用意したFTPサーバに記録されていきます。画像の下のグラフがそうなんですが、現在値や温度履歴がわかります。詳しくはメーカーのページに書かれています。
http://www.tandd.co.jp/product/dataloggers/tr700w/
私の活用方法としては、採集で遠征しているときのクワ部屋の温度確認。停電のときも復旧後の状況がわかるしね。万が一温度が設定した警告温度になれば、携帯にメールも送れます。なんだかやりすぎの感がありますが、すごい監視状態になりました。 そうそう停電の際役に立つのが、エアコンの自動復旧装置。これは夏の台風やゲリラ雷雨のときに役立つことが増えてきました。それに壁掛け扇風機を安価なメカ式にすると自動復旧できます。これに今回導入のWebからの監視。ここまでやると基幹サーバーみたいですな。 ちなみに画像の温度はテストしている際の温度なので、参考にしないでくださいね。
さてさて、このおんどとりですが業務用なので設定があまり易しくありません。私の環境では無線LANの設定で苦労したので、これから導入される方ではまった方の参考になるように書いておきます。PCあまり触らない方は意味が分からないかもしれないので、読み飛ばしていただいて結構です。 おんどとり本体のIPアドレスは通常はDHCPで設定すれば良いのですが、私の環境ではイントラネットでのブラウザ監視は出来るのですが、インターネットからの監視ができない状態となりました。 簡単に書くと家庭内ではパソコンから温度監視ができるのですが、遠隔からスマホでは温度監視できない状態になりました。このおんどとりはFTPサーバにデータをアップデートするためポート21番を使用しますが、我が家の無線LANルーター(NEC Aterm)はこのポートを開放していません。 このポートを開放するにはポートマッピングを設定しますが、この際にこのルーターではIPアドレスの第4セグメントが201以降でないとポートマッピングが適用されません。 最初にDHCPで192.168.0.29と割り当たっていたので、おんどとり側のIPアドレスをStaticで設定しなおし、ルーターのポートマッピングで21番を開放。でも実際は192.168.0.201以降のIPアドレスで無いと開放されていない。こんなの警告してくれなきゃわからないじゃあないか。 書くと簡単なんですがね。実際には本当いろんな事を試しました。
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