メルリンカートの気まぐれ日記
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2013/05/25(土) 実温度の変化は
ここのところブリードが忙しくなってきているのにプラスして、畑も忙しく朝は30分早起きして畑に行ってから出勤。帰宅してからは午前様にはならないようにほどほどにクワ作業。コツコツが一番うまくいきますが、たまに何もやらない日も作っています。こうしないと継続は難しいのだ!
ブリードには力を入れる時期がありますので、毎日がこうではないですが、タイミングが重要なときはこんなペースで10年以上は続けています。最近は時間が多すぎると無理が利かなくはなってきています。なんでペースを少しでも落として楽しくできるように考えています。

さて、産卵させている久留米ですが、相変わらずかじらないのがいます。困ったものですな。でも86.6mmとペアリングしたメスから有精と思われる丸い卵が確認できた。これは嬉しいですね。

それに久留米第一号が昨日羽化した。30gの幼虫なので、羽化サイズは79から82mmぐらいだと思いますが、まずは完品羽化ができましたので、幸先いいスタートが切れました。まだ前蛹の幼虫も結構居ますので、今年は7月に羽化になる個体が例年より多いかも。これはブリードの方法を変更した影響でしょうな。

さてさて、先日紹介した温度ロガーですが10分毎でデータを取ってみました。夜中から朝にかけての時間ですので、明け方は放射冷却で外気温は変化が多い時間帯です。縦が温度変化の度合いですが本当のデータには温度差ではなく実温度が記録されています。実温度は公開できませんので、画像は温度差で分かるように数値を変更しています。
3時ぐらいと8時ぐらいに温度が下がって、また上がっていますがこれは電化製品の動作が影響しています。短時間でも温度計は感知しますが、菌糸ビンの温度はこのぐらいの短時間では大きく変化はしないでしょう。
こうやってみると、電化製品が動作しなければほとんど温度は変化しませんね。こんなに安定してくれているとは思いませんでした。

この温度を安定させる方法は……次回のBE-KUWAに書きました。このような管理方法はやり方だけを書いてしまえば、同じことは出来ますからね。書くの悩みましたよ。ここに行き着くのは、正直失敗が多くあり、調査したり、いろいろなもの買って試しもしました。
なので編集長に執筆をお願いされたとき一週間悩みました。
私だけの妄想ですが、これで皆のレベルが上がりモチベーションが上がり、サイズが出て更にモチベーションが上がり、この趣味をやめる方も減って、新規にやる方が増える。いい流れができるといいな。

大型個体の成果は過去の様々な実験の積み重ねから得られた飼育方法を基に、血統番号毎の傾向を見つけて結果として出てくるわけです。血統として出来上がったものを組み合わせれば、中には組み合わせと個体差の両方が合わさって、いきなり成果として現れる例もあります。でも、そのような成果は何世代も出ないんですね。やはり地道に観察して、傾向見つけて、管理できる範囲で出来る限り多い数を飼育して見つけた色々な傾向の血統のオオクワから、それを重ね合わせた新たな血統が誕生する。これを見つけないと、いくら飼育しても、どんぐりの背比べになるだけで、圧倒的な成果は中々だせないでしょうな。


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