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2013/06/21(金)
今年の成果で何が見えるかな
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今週はブリードが忙しくて、会社から帰って一息ついたらクワ部屋で毎日午前様まで割り出しやらビン投入をしていました。 ブリードはメリハリが大切な時期がありますからね。 毎日やりすぎてしまうと……、今日はちょっと調子悪いです。喉が痛い。本当無理利かなくなりましたよトホホ。 20代のときは全然平気でしたがね。私ももうすぐ40代に入ります。 ビン越しに山梨の羽化個体がいい感じに見えます。ようやく山梨で77mmいったんですが、この種親よりは大きく見える。80mmは難しいかもしれないが79mmぐらいいったかなあ。 この山梨のスタイルは昔からザ・山梨と言われるぐらいスタンダードなすらっとしたスタイル。これぞオオクワって感じで私的には相当いいスタイルです。こういう個体見てしまうと、既にワイルドで完成された形に出来上がっているんだと実感してしまう。
さて、ここ数年で考えていたんですが、少し趣味のペースを落とそうかなと。と言っても傍から見れば、まだ相当やっていると思われるかもしれませんが。 正直なところ、まだ見えていないんです。何がって、この先の久留米です。 3年前に羽化した86.1mm、これは最大長が出る血統と還元率が良い血統の掛け合わせで羽化してきました。これを掘り出したときようやく血統が開花したと思いました。嬉しいより、長かったというのが本音でしょうか。 そこから次世代で86.6mmが羽化しましたし、様々なブリーダーさんから85mmの羽化報告をいただきました。このぐらいになれば血統作ったと自慢できるのではないかと自分なりには思いました。が、同時に次がすぐには見えないんですね。 このまま今の血統で同じように観察と飼育を続けていくと、まだサイズは伸びることは羽化個体を見ている限り間違いないです。それが早いか遅いかであって、回りでもっと凄いのが羽化しようが、そんなことに振り回されていては、人のふんどしで相撲を取っていることになってしまいますからね。 継続で一番難しいのがモチベーションです。これは何か実験したり、新しいこと考えないと我武者羅にやっていた時期を終えたときに、次がなくなります。 今年は羽化個体の多くが表年と裏年を掛け合わせています。これがどういう結果になってくるかは、まだ掘り出しをしていないので分からないです。でも、どちらも長い時間をかけて作ってきた血統ですので、自分の中で結果から裏付けができます。飼育も大きく変更して勝負したところもあります。数は例年より減らしてあるので、超大型個体はどうか分からないが、やることはやったので結果はついてきてくれるはず……かな。
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