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2013/06/07(金)
期待できそうなのが羽化
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今年は冬場に様々な実験をしたので、既に羽化した個体もあれば、ようやく前蛹になった個体もいて羽化時期がばらばらになりそうです。 温度ショックは同じタイミングですがばらつくのは、温度ショック以外の管理方法に依存する条件があるようです。ただ生物の場合は個体差がありますので、あくまでも絶対条件ではなく傾向として考えています。
シーズンが始まって質問が増えてきました。毎年のように書いていますが基本的なところは、ネットや本で調べましょう。で、その情報は参考程度にして実験をしてみてください。同じ事をしては新たな発見は中々できませんので。
ブリードも考え次第で結果は大きく変わります。すぐに結果を残す方法は現在はいくらでもありますが、目先の事にとらわれず実験していかないと、ただサイズを追うだけでは私の場合は面白くなくなってしまいます。 今年羽化する久留米血統は頭幅を狙ってきた事もあり、長さ方向は少し伸びにくくなります。長さは確かに分かりやすいんですが、実物を手にしたときにしか分からない迫力は長さプラス幅、特に頭幅と若干太めなアゴが必要です。こんなことをしているので長さ一直線でブリードするより、ずいぶんと遠回りしている気がしてなりません。でもやめられないんだな。
さて、香川県産の31.3gやようやく前蛹になりました。香川は個体差が大きいのですが、30gアップがたまにでます。過去購入いただいた方から、まだ80mmアップの報告がありませんが、難しいんでしょうね。我が家もまだ1頭しか80mmアップはいません。 累代がまだ浅いこともありますが、F1で80mmいく血統はほとんどいませんので、特別な血統であることは間違いありません。今後どれだけ伸びるかは分かりませんが、マイペースですね。 久留米は35gが無事に羽化していました。いよいよ超大型個体も羽化してきそうです。
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