メルリンカートの気まぐれ日記
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2013/09/12(木) あっという間の10年
今シーズンの灯火採集も終わりました。
最後は挑戦で某所へ行きました。結果から書くと、今回は坊主でした。
灯火での新規開拓というとカッコいいですが、実際には東北が遠すぎるでなんとかならないかというのが一番強いです。シーズンにもよりますが、2ヶ月ぐらいの間に多いときで5回程度、延べ15日間ぐらい行きます。青森になると、途中他の採集場所を経由して向かいますので片道1400kmぐらいありますので、近場を探したくもなります。
近場といっても浜松から片道500km以内ぐらいとそんなに近くはないんですが、長野、岐阜、石川、富山、福井、滋賀この辺りがターゲットになります。
もう何年もこの新規開拓採集をしていますが、ライバルに会ったことはありません。誰もやっていないでしょう、おそらく。だからこそ、凄いところが発見できるかもしれません。
今回の新規開拓で行った場所はぶっといブナが大量にありました。初日が雨と開始16℃という気温低下でなんとクワガタがゼロでした。
二晩目の場所もブナが大量にありましたが、低温と雨にプラスしてガスがものすごく、ミヤマ1♂、アカアシ1♂2♀の4匹で終わりました。
今回行った場所は期待できそうなので、条件がいいときにまた挑戦してみたいと思います。
こんな採集でも懲りずに行ったのは、いつものマスコさん。それにしずくわのGAKUさんとGAMIさんです。GAKUさんは9年前に福島へ初灯火採集へ連れて行ってくれた大先輩。お二人ともこんなところへ挑戦でも楽しそうですな。同じ静岡県民、やはり近いところを探したい(笑)です。
採集に行くとブリードの話しはほとんどせず、採集談ばっかりです。それでもネタはたくさんありますからね。ありがとうございました。

さて、この夏でオオクワ狙いの採集を始めて10年経過しました。
その前は数年河川敷でヒラタ、樹液で普通種、近所での外灯周り、ネブト狙いの材割など楽しんでいましたが、オオクワなんて自己採集できる種でないと思っていました。
振り返れば10年前の夏、当時インテグラ タイプRというスポーツカーに乗っていた自分はもうすぐ臨月に入る嫁さんとお腹の中の長女を連れて、バケットシートの助手席に乗せ韮崎へと向かいました。そこで初めて見た台場クヌギ、夕暮れから樹液場に現れたノコギリクワガタ、気がつけば夜中になり、嫁さんのことはすっかり忘れており、体は疲れ果て道の駅でバケットシートの車で車中泊しました。文句凄い言われましたがね。

一度行ったら火が点いた。菌糸ビンの中にいる幼虫ではなくて、ワイルドの幼虫の生態が見たい。ここから土壺にはまったように、山に通ったのだが一向にオオクワに会えない。出会えたのは2年半近く経過したときでした。
それからも、採集は続け出会ったワイルドのオオクワは4桁には届いていませんが、数百のオオクワには出会った。数採りをしていないので、採集数は数えていません。
でも、まだたった10年です。あっという間ですな。長くやればいいのではなく、どれだけ考えて採集に行っていたのか。どれだけ採ったのではなくて、どれだけ出会った時の感動があったのか。
採集もそうなんですが、ブリードも手抜きしないでずっとやってきました。自分なりにですがね。たまに息抜きで適当なときもありますが、芯をぶらさずにやってきたら自分で言うのもおかしいですが、気がつけば10年前では想像もできない大型個体、それに数々の産地のワイルド個体。しかも全部自己採集です。

家族やクワガタ関係以外の友人、時間などあまりにも多くの事を切り捨ててきたことは否めない。
子供も休日親父は居なくて当たり前になっている(汗)いつの間にか大きくなってしまった。
そんな事を最近よく考える。もう少し自分のためだけでない時間を作らないとな。本当は子供が成人してからこのぐらいはまればいいんです。
趣味と家族と仕事、偏りすぎた趣味を少しだけ減らそうと。できるかな(^^;


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