メルリンカートの気まぐれ日記
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2014/12/03(水) いきなり
12月入ったら途端に寒くなりましたね。自転車通勤寒いですが、冬山行くためにはいいんです。いつもと変わらずにね。

しかしいつまで経っても変わらないのは、先日歯医者の受付のおばちゃんに”カブトムシ”採れた?ってさ(笑)
カブトムシならいつでも採れますよ。といつも心の中にしまって、採れたよと答えるんだな。

でも、クワガタ採れた?ってのもなあ。これもよく聞かれるけど、
クワガタはいつでも採れているんですよね(^o^)


さて、土曜日に行ってきた山梨の採集記です。

早朝マスコさんが我が家に来て4時に出発となりました。
天候は生憎の雨。でも小降りだったのでなんとか晴れてくれと願いながら向かいました。
今年はアベノミクスで高速料金が1.4倍に跳ね上がったので、下道で向かいます。高速使っても30分程度しか短縮しないんでね。
途中雨が強くなってきたので、道中気になるところに寄り道をしながらポイントへと到着。

カッパを着て出発。外へ出てしまえば心が決まって、雨なんか気になりません。
気になる材を見に行くとまだ良い状態です。既に立ち枯れが倒木になっていたのですが、全体をじっと見てから気になるところに一発入れる。
いきなり食痕が現れた。慎重に追いかけると小指程度の太さの食痕が10cm程度続く。
詰まり具合がよく、コクワのそれとは違うように感じた。でも今着いたばかりだ、そんなことは無いだろうと追いかけると小さな穴が開いた。
頭部が隠れて見えないが体の太さはバッチリだ。いきなり来たかと思ったが……………………。

本当に来ちゃった。
2令のオオクワであった。開始まだ3分ほどだろうか、あっけない出会いであったが、オオクワが採れたんだから十分満足であった。
これから始めようかとしていたマスコさんを呼んでみるが、この場所に戻るのが面倒のようだ(笑)
このあと続けとばかり慎重に追加を探すが、コクワが少し出た程度。マスコさんに交代してもらうもコクワしかでない。
興奮も冷めたところで他の部位も気になったのでチェックしていくと古くなり黄色っぽい太目の食痕が現れた。中指2本分はある極太食痕であったので、今度はかなりドキドキしてきた。材も古いので抜けてしまっていないかなと思いながら食痕を追いかける。
食痕は根元のほうへと向かっており、そろそろかと思ったところ、フンが沢山出てきてしまった。
このフンの主はカブトムシだ!ころころしている小豆みたいなのが土のようになり大量に出てくる。オオクワの食痕はカブトムシが好んで食べるのだが、どうやら主は抜けてしまったようだ。
カブトの幼虫を横によけて、フンをそっとどかしたときであった……えっ、誰かここに置いてったの?
なんとフンのなかからなんとオオクワの大歯が出てきた。
ディンプルもない綺麗な新成虫で、どうやら先ほどの食痕の主は抜けていなく蛹室で越冬していたところをカブトの幼虫に破壊されてしまったようだな。
でもカブトのフンの中からオオクワの大歯かあ。こんなこともあるんだなあ。

あっという間にお昼近くになり、雨が時折強く降った為カッパを着ていてもビチョビチョになってしまい、着替えて早めの昼食を取る事にした。予報を調べるとあと1時間もすれば止むようだ。
ゆっくりとしたところで午後の部スタート、久しぶりにきつい所を歩いてみようと3mはある藪をこぎながら進むと、良い材は結構見つかるものです。まだオオクワは入るには朽ち方が不十分なように見えたので、これは数年後のお楽しみです。
藪を抜けると今度は急斜面。80度ぐらいはあるのではないかという、東北の原生林のような斜面を駆け上がります。これがオヤジには相当応えます。あっという間に疲労が溜まってしまい、良い材を見つけることは出来るが本命は見つからなかった。足で稼ぐ地道なことが後で花開きますからね。
すっかり疲れてしまったところで、地元のおじいさんと見事な富士山や八ヶ岳の話をしばしして、車まで戻った。

時間は午後3時何処へ行こうか考えて、この時期だとちょっと恐いポイントへ向かうことにした。それが後々本当に大変なことになったんです。

つづく


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