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2014/02/13(木)
ビン交換考察
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ブリードルームは変化がありませんが、今年はどうなることやら。 毎年いろいろ試してきて、昨年はパターンを4つほど作って例年と大きく変えてみましたが、結果はまあまあでした。 これは血統も絡んでくるので単純比較はできません。 私の飼育方法は未だこれという決め手はない。というより、飼育方法はある程度計画はするが、その場のひらめきで変えてしまう。そのためあまり情報は仕入れないようにしている。でも、みなさん教えてくれるので、面白そうだと思ったら、やってみる。間違っても人に聞いてそれを頼りに飼育することはしない。
さて、今シーズンのビン交換の考察です。 一世代前の一昨年は見事外れましたので、あまり乗り気ではありません。外れたのは2番血統です。まさか羽パカとは言え87mmオーバーがインラインで羽化するとは思わなかった。 話を今シーズンに戻しまして、幼虫体重を見てみると種親オスが大きい血統番号が体重を伸ばしてきています。これが単純に体長へとつながりませんが、体重の傾向としてそのようになっています。 過去85mmオーバーは34から36gがほとんどです。重いところだと一例のみ39gで85mmというのもありますが、逆に30gで85mmもありました。例外はありますが、35g前後これが程よい体重なんでしょう。 それを考慮すると3、10、12番当たりが87mm完品への道なのかもしれません。ただ一発の大型は運の要素が強いです。たまたま羽化不全なく大型が羽化してしまうこともあります。86が数頭羽化して、この中に87mmが羽化すれば、血統として一つ上にいったと思います。 しかし4年前は85mmについに届くかと言っていましたので、たった4年の2世代で相当大きくはなってきていますね。 さてさて、今シーズンは採卵の時期が遅れた血統番号があったのですが、その中の個体は大きいものでは32g、30gにぎりぎり届かない28から29gぐらいの個体はまだ幼虫の肌は白く薄い個体が数個体いました。 菌糸ビンから掘り出してみてビックリ、まだ成長途中のようにしか思えません。 超大器晩成型個体が羽化すると何mmになるんでしょうか。こちらも楽しみです。
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