メルリンカートの気まぐれ日記
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2014/03/14(金) キノコ対策の結果
先着抽選の第2弾をメルクワショップにアップしました。
(おかげさまで、大きな反響をいただき規定人数に達しました、反響が大きかったので第3弾も突然行うかもしれません。)

第2弾は久留米の82mmペアが2万円で購入できます。シーズンも始まりましたので、これから大型血統を始める方も増えてきました。
これから大型血統を始める方や真剣に飼育をしてみたい方が増えればと思います。そのような方が多い場合は当選者を増やす予定です。
このサイズの種親ですと、次世代は十分に楽しめます。

http://merlinkart.cart.fc2.com/


さて先日日記で書いたキノコ対策ですが、結果が出ました。
キノコは温度に敏感ですので、熱伝導率の良いガラス瓶がPPボトルに比べると影響を受けやすいです。
温度管理は1日の温度差が0.2から0.3℃程度に収まるように管理しています。
このぐらい温度管理の精度を上げても、キノコの生態には勝てずキノコは生えます。種菌や加水分解の度合い、添加剤で傾向は変わります。種菌を変えたり温度管理方法を変えれば、こんな苦労はないことは経験でわかっています。でも、これは逃げ道です。

狙いは自分の考えている温度で、自分が使いたい菌糸ビンを選びながら、一筋縄にはいかないキノコの発生を飼育方法により抑えることです。菌糸をいい状態で保てれば、それだけ成果につながることが多いです。
正直ここまでうまくいくとは思いませんでしたが、これは昨シーズンの様々な実験が功を奏しています。その前からの様々な実験があったからこそ、対策が思いついたのかもしれません。
昨シーズンは、例年の飼育方法から大きく変えてみました。これは固定概念を防ぐことと、少しでも新たな発見を探すことです。
どのような対策をしたのかは教えることはできませんが、ヒントは温度や種菌以外のことです。

写真の左から1番目がキノコ対策をしたオアシスのLビン(ガラス)です。菌糸ビンも個体差があるので、全部がうまくはいっていませんが、キノコがほぼ生えませんでした。LEVIN-GもLビンの2次発菌があるのですが、こちらもキノコが生えませんでした。例年ガラス瓶は結構苦労していましたが嘘のようです。


左から2番目がキノコ対策をしなかったオアシスLビンです。キノコの生え具合が酷かったビンの写真です。温度管理の精度が下がると、この状態よりかなり酷くなり、場合によりカビが生えてきます。


左から3番目がキノコ対策をしなかったオアシスMSビン(PPボトル)です。PPボトルだと管理が楽ですね。でも、そんな単純でもないんです。


それが左から4番目のPPボトルです。キノコ対策をしなかったのもありますが、今シーズン初めて使ってみたメーカーの菌糸ビンです。銘柄が違えば、結果はまるで違ってきます。
改めて自分の飼育方法にあう菌糸ビンを探すことの大切さを思い知らされました。ちなみにこの菌糸ビンをキノコ対策すると、劇的にキノコが生えなくなります。

飼育技術と言うのは、やり方を見つけてしまえば簡単なことが多いですが、発見するのは相当大変です。
大型血統が出来上がってきている昨今、血統の力で結果が出たことで満足していませんか?
これは趣味ですから、結果より経過が大事だと考えます。
経過を楽しみながら結果がでれば、その満足度は相当あがります。長く継続していくには経過を楽しむことが重要だと、ようやく最近少し見えてきた感じがします。
飼育が上手い方は沢山いますので、私ももっと上手になれるように頑張らないとな。まだまだ先があることを痛感しました。


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