メルリンカートの気まぐれ日記
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2014/04/27(日) 一線を越す個体は少ない
ゴールデンウィークが始まりましたが、私は暦通りの休みなので今年は微妙。

クワ部屋は暴れ個体もちらほら出てきましたので、いよいよ佳境を迎えます。ここからの完全変態に大型個体は労力が多く、失敗してしまう個体は増えます。
オオヒラタなんかは、いくら大型になったとはいえオオクワガタのサイズをはるかに凌駕する大きさでも難なく羽化してきているわけですから、外骨格の生物として無理があると言うより、種として無理があるんだと思いますね。
なのでオオクワガタも飼育次第では今後まだまだ長さは伸びるんだと思います。
ここ最近血統作りについて金魚の歴史なんかを軽く調べてみたのですが、突然変異から今のバリエーション豊かな様々な形と色になったことは置いておき、金魚の王様?らんちゅうの血統作りに目を向けると、大型でありながら美のある個体は本当少ないようですね。
ルーツになる優れた個体を大変苦労されてブリーダーが作り出して、それを基に様々なブリーダーの方がこれを基にオリジナルの血統を作り出していると。オオクワとは歴史の長さが大きく違うので、見習う部分が多いです。
こんな状況を見ていると、だんだん求めるものが大きくなるので、これからもずっと一線へいける個体は細い道を渡りきった一部しかでてこないんでしょうね。

さて、メルクワショップでセールを開始しました。
これから始められる方からメールをいただくようになりましたので期間限定で86o血統を手に入れやすくしました。
また、久留米血統のプレゼントも行っております。
興味のある方はご覧ください。

メルクワショップ
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2014/04/22(火) 品種改良が盛んだな
先週浜名湖花博に行ってきたんですが、見たこと無い花が沢山でしたね。
チューリップは品種改良が、ここまでかというぐらい進んでいるようで、6時間ぐらい歩いて周りましたが、あまりに種類多いので子供も飽きませんでした。
この花博2会場でやっていて、今回はガーデンパークに行ってきました。2会場に行けるチケットを買ったので、今度は5月になってからバラを見に行きます。
花は見るのも楽しいんですが、見てきた後に調べると育種についての情報が得られます。これがオオクワの血統作りに役に立つのではないかと、思っているんですが、そんな話を嫁に言うと……ひいてますね(汗)

さあ、ペアリングに暴れ個体、そろそろ蛹室準備個体と、せわしくなってきましたね。

2014/04/16(水) 血統作り第2段階!!
新たなシーズンが始まりペアリングをしていますが、血統作りも自分の中では第2段階に入っています。
2009年の10番血統86.1mmは、2つの系統である長さがでる系統と還元率の良い系統を交配しました。これがようやく血統として考えてよいと思えるようになってきました。
その後の実績として、その次世代も86.6mmが羽化し、自分以外の方からも85mmオーバーの報告を多数いただきました。こうなると、血統と呼んでもいいのかなとも考えています。1頭だけ飛びぬけた場合はこうはなりません。
現在ブリードしている血統は熟成されてきており、その結果としてインブリードをすると、結果がおもわしくなかったり、羽化不全が多発したりと、近交弱勢が顕著に現れる場合があります。ただ、その中で突出した個体が羽化することもあります。
ワイルド個体をインブリードしても、累代が浅いうちは、このような状態になったことはないです。
これは劣性遺伝子がホモ接合し対立遺伝子として優勢の中に埋もれていたものが、現れることでそうなったのではないかと想像しています。
想像の世界ではありますが、明らかにワイルドからの累代個体とは成果の出方が異なります。

雌雄の組み合わせを考える中で、自分は以前からオスのサイズが重要だと考えて累代をしてきました。それは大型になる遺伝子がすでに形として現れており見た目で判断ができます。
例えばメスの55mmと50mmの別血統を用意し同じオスと交配します。55mmの兄弟オスは82mmが最大サイズ、50mmは同85mmであったとします。結果は単純ではないのですが、この場合は50mmのほうが、大きなオスが羽化してくる可能性は高いです。メスサイズの影響が無いとは思いませんが、オスのサイズを考慮するほうが分かりやすいと考えています。
ただ、これは今までやってきた血統作りのやり方の結果論です。

以前と大きく異なるのは長期に渡って累代を続けてきた結果、血統背景がわかります。素性が十分わかっている個体が多くいますので、これを利用しない手はないです。

犬の血統作りに戻し交配があります。これは優良な種親から生まれた子供をその親と交配します。こうすると75%がその親の血を引き継ぎます。犬は寿命が長いので、これを何世代も繰り返し、優れた犬、チャンピオン犬を安定して作り出すときなどに行うそうです。この場合インブリードのような近交弱勢は現れにくいそうです。
オオクワはクワガタの中では寿命は長いですが、それでも5年ぐらいで寿命が尽きます。種親として使える期間は、それほど長くないと考えられるので早期羽化をさせれば1世代ぐらいは戻し交配ができます。私は試したことがまだないのですが、最近は早期羽化をさせる方が増えていますね。
血統背景があるからこそ、戻し交配は意味を成すわけですから、これは血統背景が何世代も追える現在の状況を考慮すると理に適っています。
うまくいくかわかりませんが、今年86.6mmと87.2mmの兄弟メスから得られた子供を早期羽化させました。といっても羽化は2月下旬ですのであまり早くはないんですがね。このメスは86.6mmに戻し交配をする予定です。
戻し交配は優れた親の血を受け継いだ個体を安定して羽化させることが目的になりますが、新たに血統として作り出せるわけではないです。これで結果が出たところで、過去の自分がやってきたことが良かったとしかならないです。これでは、私的には大型血統を作ってるとは言い難いです。
狙いはその先にあります。例えば85や86mmのオスが安定的に羽化すれば、その種親を使って他の系統のメスを用意したり、今後羽化してくる個体に期待ができる個体が羽化すれば、これを交配できます。
他にも、これはすでに今年羽化してくる個体で実行していることですが、種親の雌雄の血統番号が逆の血統番号で交配した場合はどうなるのか。具体的には2009年の1番血統は種親血統番号が10 X 11 2009年10番血統は同11 X 10遺伝的には近いがインブリードとは違う。
そして今年の交配予定はもう少し複雑です。2011年の10番86.6oを2年連続で種親にしましたが、この種親は2009年10番86.1oです。2012年の7番も種親も同じく86.1oです。交配したメスが違う異母兄弟です。異母兄弟との交配は過去行ったことがありますが、この異母は表年と裏年の個体であり、両個体ともギネスの血が混ざってはいるが、血量が違います。今年はまだ産卵させていないので、これがうまくいくかもわかりません。これを見据えて数年前から考えてはいました。

ややこしくなってきましたが、上記は一例です。いろいろ悩んでも実際には雌雄の組み合わせに当たりハズレがあり、個体差があります。そして、血統背景を見極めるには、飼育を安定させる飼育技術が必要になってきます。
それに、様々なことを想定して飼育しても、うまくいく個体は本当に少なく、狭い道をくぐりぬけていかないとなりません。
近交弱勢で羽化した突出した個体を安定した血統にもっていくには、それこそ交配のやり方を様子を見ながら何世代かしないと結果として現れないかもしれません。
この10数年、色々考えながらここまでの成果になりましたが、表題の血統作り第2段階、皆さんも同じような考えで次世代を見据えている方もいるでしょう。
過去にも何度か書いていますが、このような難関を抜けて見事90oの久留米血統を羽化させることができたら、じっくりとお話をしてみたい。おそらくこれを貫いて出来た人にしかわからない世界があるはずです。
あと10年後ぐらいかなあ。ずいぶん先になると思いますが、楽しみにしています。

2014/04/13(日) 初勝利!!
今週も先週に引き続き早朝から長女の柔道の試合に!早起きしてサケおにぎりを10ヶ握りました。
好きで始めたことではありますが、まだ8ヶ月しか経過していないので中々勝てない。まだ大会では一度も勝てていない。
ちょっと自信をつけさせるために、ここのところ毎日筋トレをやらせました。自分も出来るときは一緒にね。
で、ようやく今日初勝利でした。大外刈りで技ありをとり、すぐにけさがためで技ありの合わせて一本。小学生はまだ男女別れて試合をしないときがあるので、男子からの一勝とはね(^o^)
でも、柔道って今でもスパルタ教育の道場があるんですね。監督のあまりにも大きな声と迫力についていっているので、そこの道場の子は強いには強いんだが、ビビリながら柔道やっています。これはあまりにも行き過ぎている感じがした。
小学校のときは強さより楽しく礼儀を重んじていったほうがいいように思うんだが、好き放題趣味をやっている私が言える立場ではないですね。

さて、クワ部屋は少しですが暴れ個体が出始めました。暴れ個体のビン交換はテンションダウンするんで、気が乗りませんね。
できるだけやりたくないし、やらないに越したことはないので、ビン交換するかしないかは迷う場合の暴れがあります。
ビンの肩口辺りで暴れると、ろくな蛹室が作れませんので、交換したほうが無難です。でも、これも菌糸の状況で変える必要があると思うので、経験しないと分からないです。
最近あまりにも簡単なことを質問する方は、以前より減りましたが、何でも聞いてしまうとやってもいないことに固定概念ができて損だと思うんですが、始めは不安がありますから。

2014/04/11(金) 結果を出すために
寒暖差が大きな季節になりましたね。
1日の温度差が外気温で10度以上になると、クワ部屋は……±0.1℃でした。この時期は冬季ほど気をつける必要はないですが、それでもキノコが発生しすぎると羽化前に菌糸の水分量が増えてしまうので羽化不全を誘発してしまいます。それに蛹室のキノコは厄介です。
結果を出すのは簡単ではないです。だからこそ、ほんの些細なことでも気を抜かず管理することで、アベレージがあがります。
200頭で血統を作っていく。これができればいいなと思いますが、これは相当難しいです。
この飼育数で90oを羽化させようとしたら、あと5世代ぐらいでできるでしょうかね。

自分の実績だと10年前に82.5o、2年後に83.3oこれが当時ギネスになりました。そこから2年で84.1o、そしてその次世代で考えてきた理想の血統ができた86.1o、そして86.6oとなって、今年の羽化個体がこの次世代となります。

自分の場合はサイズだけを求めてこなかった裏年の個体もおり、こちらは頭幅と長さを狙ってきましたので、これを長さの血統だけに絞れば、さらに血統作りは加速することができると思います。

これには種親の選び方が重要になってきますが、そこにはアベレージをあげる飼育の拘りが必要だと考えています。いまさら、情報がこれだけある中で、他の方と何が違うのか。それは些細なことへの拘りが沢山あることかもしれませんね。
少ない飼育数に拘っているわけではなく、200頭という数字は人それぞれではありますが、おそらく社会人の方が飼育に追われないでじっくり観察できるギリギリの数ではないかなと思います。
私はこれを少し超えていますが、このシワ寄せは家族にいっています(汗)飼育だけならいいんですが、採集にも、相当時間をかけてしまっているので、当然ですかね。

さて、いよいよ羽化結果がもう数ヵ月後にはでるわけですが今年はどうでしょうかね。
今年は突然変異のように現れた87.2oの羽パカ個体が台風の目になってくれればと願っています。

2014/04/07(月) 春は出会いのシーズン
週末は早朝から子供の柔道の大会に行ったりとバタバタでした。
で、今朝もバタバタしながら次女の入学式に行きました。少し早めに出たら、2番目で到着!帰宅してから秋に次女と植えたチューリップが見事に咲いてくれましたので、ここでも記念撮影。なんか1本主張が強いのがいますが。
これで運動会などの用事が学校と幼稚園で2回にならないので、少しは楽になるかなあ。
でも来週も柔道の大会なんですよ。今シーズンの冬季採集は回数を減らして子供の用事にできるだけ付き合ってみましたが、ずっとこのペースだと採集に行けなくなる。まずい……。まあ、我慢できないときは行っちまいますがね。

さて、BE-KUWA50号記念のプレゼントである86o血統のオオクワペアを用意しました。
これからむし社に送って当選者の方に送付されますが、今度は誰に当たったのかな。毎回当選したからメールをいただけるので、これがなんだか嬉しい。

さてさて、先日の先着抽選も都合でホームページを見るタイミングを逃した方など様々な反響をいただきましたので、またアップしました。
とくに初心者の方や、これから真剣に大型を始める方は備考欄に一言でいいので添えていただけると、当選者数を増やす予定です。
詳細はメルクワショップにてどうぞ!

http://merlinkart.cart.fc2.com/

2014/04/05(土) むし社へ
昨日は久しぶりに上京しました。品川周辺を歩いていると、目黒川沿いは桜がきれいでしたね。
一眼レフで撮影している人、何人かいました。

仕事が夕暮れ前ギリギリに片付いたので、久しぶりに中野のむし社へ行ってみました。
販売部を飛び越えて、編集部でピンポーン、残念ながらBE-KUWAの編集長が不在であった(^^;久しぶりにいろいろ話をしたかったのだが突然であったので仕方ない。
そのまま販売部に行って、店長と久しぶりにお話。仕事中だったのに長時間失礼してしまった(^o^)何も買わなかったし、いい迷惑だったでしょうな。
クワカブ業界の先頭を引っ張っていっている会社ですからね。いろんな話をしましたが、これからも業界引っ張っていって欲しいです。

さて、ペアリングを開始しましたが、2年連続種親にした表年の87oや86mmは凄く元気です。新しいメスが入ってくると夢中ですな。
今シーズンは神長きのこ園さんのラブハウスというものをチョネさんに教えてもらったので、使っています。
毎年苦労している産卵、今シーズンはうまくいっているといいなあ。
それに、いよいよ羽化シーズンにもなります。今シーズンは大きな冒険はせずに、過去の成功パターンを取り込んで大筋は例年通りの管理方法で飼育しましたので、アベレージあがるかなあ。
最大サイズは運の要素も大きく絡んできます。歴代の結果からすると、そろそろ完品の87o越えが久留米で羽化してくるとは思うんですが、いつ限界がくるんだろうと言うこともわかりません。
飼育にかかる手間だけはかけて、例年通りやっていますので、あとは最後までしっかり管理すれば結果がどうなるかだけですな。

2014/04/02(水) なんか調子がでん
昨日は朝から病院へ!左手の中指先が腫れてパンパンになり寝付けない。どうやら細菌が入ったようで、針で穴開けて膿をだしてもらったが、痛かった。ほっておいたら”ひょうそ”になっちゃうからもっと早く来なさいと言われました。ひょうそになると爪はがして治療するらしい。いやあ聞いただけで痛い。これで治ればいいんだが、キーボードが打ちにくいのがね。
この件とは違うのだが、最近どうもせきが止まらない。花粉の影響と思っていたが、どうにもこうにも止まらない。こちらも医者に行ってみると、ぜんそくでした。自分はひどい小児喘息であったが、発作も何十年もでないので気にもしていなかったのだが、どうやら花粉と風邪がダブルで来たりすると、とつぜん喘息になるようだ。
どおりで先日の採集で息が上がるのが早いと思った。午後は疲れてしまい採れなかったのはこれが悪いんでしょう(笑)
自転車通勤時もいつより息が上がるのが早いのは、どうやら呼吸がしにくかったみたいだ。
喘息はなめてかかると、ひどい事になるのは重々わかっているので、無理をしないで短期間治療しますかね。
病院なんて、ほぼ行かない生活なので、こうなると健康のありがたみがわかりますね。

さて、先日のオオクワ先着抽選で多数の方が当選されましたが、喜んでいただけたようで良かった。
まだ全部発送終わっていないが、左手が不自由だと、ゴム手袋してマットさわらないとならないんで、えらい不便。すごい時間かかってしまった。

今回の目的は大型飼育を楽しむ方を増やそう、というのが第一目的です。熱のこもったメッセージを頂くと、次回も何か企画をしようかと考えさせてくれます。
血統背景と兄弟の実績を重視して一線を目指すのは、最近の王道にはなっていますが、これから始める方がいきなりこれを目標にするかと言うと、そうはなかなかならないでしょう。
最初は産卵できただけで嬉しいはずです。でも拘りがあるならプラスアルファで血統というものに興味を持っていただけますが、いきなり一線の個体を揃えて85oなんて目指したら、あまりにも途中経過にある大切なものを飛ばしすぎてしまう。
この中にあごの形がどうだとか、様々な要素があるので愛着が非常に沸く個体が羽化するでしょう。ここから、目指すなら一線にいってもいいと思うし、長さは欲しいが幅も欲しいとか分かるようになってくると思います。
情報がありすぎるので、現在は大型目指す際の最初の敷居が高くなっているのかもしれませんね。


さてさて、先週末曇り空でしたが家族連れて湖に桜を見に散歩に行きました。まだ五分咲きでしたが綺麗ですね。写真はカメラのフィルムシミュレーション設定をいろいろ試して、実際の花より暖色に写る設定で撮影しました。
富士フィルムのカメラですが、このメーカーのカメラはいい味がありますな。


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