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2014/04/11(金)
結果を出すために
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寒暖差が大きな季節になりましたね。 1日の温度差が外気温で10度以上になると、クワ部屋は……±0.1℃でした。この時期は冬季ほど気をつける必要はないですが、それでもキノコが発生しすぎると羽化前に菌糸の水分量が増えてしまうので羽化不全を誘発してしまいます。それに蛹室のキノコは厄介です。 結果を出すのは簡単ではないです。だからこそ、ほんの些細なことでも気を抜かず管理することで、アベレージがあがります。 200頭で血統を作っていく。これができればいいなと思いますが、これは相当難しいです。 この飼育数で90oを羽化させようとしたら、あと5世代ぐらいでできるでしょうかね。
自分の実績だと10年前に82.5o、2年後に83.3oこれが当時ギネスになりました。そこから2年で84.1o、そしてその次世代で考えてきた理想の血統ができた86.1o、そして86.6oとなって、今年の羽化個体がこの次世代となります。
自分の場合はサイズだけを求めてこなかった裏年の個体もおり、こちらは頭幅と長さを狙ってきましたので、これを長さの血統だけに絞れば、さらに血統作りは加速することができると思います。
これには種親の選び方が重要になってきますが、そこにはアベレージをあげる飼育の拘りが必要だと考えています。いまさら、情報がこれだけある中で、他の方と何が違うのか。それは些細なことへの拘りが沢山あることかもしれませんね。 少ない飼育数に拘っているわけではなく、200頭という数字は人それぞれではありますが、おそらく社会人の方が飼育に追われないでじっくり観察できるギリギリの数ではないかなと思います。 私はこれを少し超えていますが、このシワ寄せは家族にいっています(汗)飼育だけならいいんですが、採集にも、相当時間をかけてしまっているので、当然ですかね。
さて、いよいよ羽化結果がもう数ヵ月後にはでるわけですが今年はどうでしょうかね。 今年は突然変異のように現れた87.2oの羽パカ個体が台風の目になってくれればと願っています。
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