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2014/07/07(月)
雨もあがって
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土日は割り出しで忙しかったんですが、それよりも子供達の用事でばたばたしていました。 次女はもう7歳、少し早いですが七五三の前撮りをしに行ったんですが、もうあれから4年が経過したのかと子供の成長が早く感じますね。 長女は今日から野外活動に行きました。準備からいろいろありましたが、楽しそうでした。台風が来ているので不安ではありますが、なんとか天気が荒れないでくれるといいですがね。 娘達とじっくり話をするのは、最近はもっぱらお風呂ですが、小学5年の長女がいつまでいっしょかはわかりません。 今更ですが自分はオオクワのブリードと採集に時間を掛けすぎていると実感はしています(笑) だから子供にもう少し時間を割かないとと思って、何年も経過してしまったが、ようやく落ち着けそうだなと思えることがここ最近ありました。そう久留米もついに!これは次回書こうと思います。
さて、採集記続きです。 前日の絶望感から5時間も車中で睡眠し、朝の天気予報は午前中大雨予報。午後もこれじゃあね。 昨晩話をしたマー坊さんは、まだ寝ているようだ。クワデリさんとM氏に挨拶して私はひとりいつもの温泉へ向かった。 ほかの方達は既に帰ってしまったようで、またこの地で出会えることを楽しみにしたい。 温泉入って昼間からビール飲んで、そのまま昼寝です。これも今晩の採集と帰りの700km運転のためには重要です。 午後現地へ向かうと雨はすっかりあがって、曇り空ではあったが現地付近でゲリラ豪雨。昨日よりひどい。
梅雨だからしょうがないのだが、単独採集のシーズン1回目で坊主は精神的にきついので、意を決して熊ポイントに行くことにした。 ここは昨年小熊に出会った場所。かわいかったのでしばらく見ていたら、遠くで親熊らしき声がしたので、それ以来ここではやっていない。 実際に聞くのと見るのでは恐怖感が全然違い、単独で夜この熊ポイントに数時間は居座るわけで、恐怖心がないやつはいないだろう。でも、この場所は自分はオオクワに巡り会えることが多く、好奇心と恐怖心の戦いとなったわけだが、オオクワ採集で死んだら本望と自分に言い聞かせ恐怖心を消すように努力した。
しばらくして、地元の狂骨さんたちとクワ談義していたら雨が小康状態になり始めた。 みな散らばって、私はせっせと準備して20時ライトオン!ようやく雨が弱くなったことで、完全に熊のことは忘れていたようで、ひとりで楽しくライトの後ろで飛来を待つ。点灯早々ミヤマが5匹程度飛来。しかもサイズも60mmはある。昨日とは違う状況になったようだ。このあとぽつぽつではあるが、ほとんどがミヤマでノコギリも混じりだした。20以上は飛来したぐらいで時間は20時半、雨はまだ土砂降りにはならず持ちこたえている。このまま1時間持ちこたえれば、オオクワは来るはず。腕時計の時間が気になり始めた。気温は19℃湿度は90%後半をキープして、この時期としては期待できる状況になってきた。 時折ガスにも覆われるので、空はあまり見えないのだが、そのときライトから3mぐらい先にクワガタが飛来した。ライトの前は蛾を中心とした虫が非常にたくさんにいるので、うかつに近づけない。たまにスズメバチもくるのだ!
横に回ってハンドライトを照らすと、シルエットがやつに見えた。私はこの瞬間が好きだ!むしろこの瞬間のドキドキ感のみで採集が続けられているのかもしれない。 近くに行き斜め上方からライトを照らすとスジがある。すぐにカメラを撮りに行って、撮影すると既に羽はしまっている途中ではあったが、十分満足だ!(20時46分メス37.9mm)
このあともミヤマが中心で飛来しノコギリは頼まれていた大歯が飛来して一安心。雨も持ちこたえ待望の2頭目のオオクワが飛来した。(21時26分メス36.6mm)
ここで狂骨さんたちが来てくれたのだが、またクワ談義していると黒く反射する甲虫が飛来。この時期のミヤマは微毛で黄金色に反射する!じゃあなんだ。オオクワ来たのじゃないかと、探すとなぜかミヤマのオスがいた。 クワ談義も終わって、またひとりになると、さっきの場所に今度はオオクワが!(22時35分メス34.7mm)やっぱり先ほどの黒く反射する甲虫はオオクワだったようだ。 ゲリラ豪雨でどうなるかと思ったが、灯火採集はやってみなければわからないもんだな。でもこの二日間アカアシは見ていない。灯火でよく採集されるクワガタはミヤマとアカアシだが、アカアシのほうが飛来時期は遅い。でも二日間ゼロってのも中々すごい。オオクワより少ないって(^o^)
熊でなくて良かったと、片付けるときに思った。
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