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2014/09/10(水)
魅力は様々
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今週末はいよいよ東京のオフ会ですね。 今回は飼育に踏み込んだ話ができそうで楽しみです。かつて実験してきたことも現在の血統で楽しむオオクワで同じ事をしたら、また違う結果がでるはずです。 趣味の世界は様々な考えの方がいますので、頂点を目指して多くの 個体を飼育するにしたって、時間は相当取られるわけで、それだけのことを数年は繰り返していかないと結果としては分かりませんから、そこには相当な拘りが必要になりますね。様々なテーマで比較実験をするにしても、継続していくのは難しいですから。
以前より80oを超える大型個体を羽化させるのは簡単になりましたが、この趣味をやられる方は減っていると感じます。これはオオクワの楽しみ方が減っているとも言えます。 今回のオフ会で新しい魅力が見つけられるといいですね。
オオクワの魅力と言えば、例えばこの写真の個体どうでしょう? ブリードではまず手にする事が無いと思いますが、今夏採集したオオクワの小歯です。ワイルドでも小歯は中歯に比べると採れませんので貴重です。 サイズは43oしかありません。アゴでサイズを稼いでいますので、頭部からお尻先端までは34oとブリードしているメスより手で持った感じは相当小さいです。 内歯はアゴ基部に近くなります。上翅には点刻があり、まるでメスです。ずいぶん前に初めて見た時はオカマ個体かと思いました。 この個体見るとオオクワメスの特徴の点刻も、オスメスいずれにも遺伝しているとわかります。なぜオスは小さくなると点刻が現れるんでしょうか。内歯の位置が大きさにより変わるのも理由はあるんでしょうかね。まだまだ、知らんことばかりだな。
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