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2015/02/26(木)
キノコ対策の経過
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ホームページ開設もうすぐ10周年セールでご注文を頂いた方には大方発送が終わりましたが、今回はおそらくあっとするような個体をお送りさせていただきました。 今回ので驚かない方は、もうこの趣味にどっぷり使っている方ですね(笑) 特にメスを多く送りましたので、もうすぐ始まる新たなシーズン、久留米血統は活躍してくれるでしょうかね。 もうここ数年は自分の成果より、どこかで自分の成果が少しでも関わっていたのであれば十分嬉しい。まだまだ85mmは難しいですから、限られた血統しか到達できないこのサイズにぜひ挑戦してください。羽化した際にはぜひメールをくださいね。
さて、冬季のキノコ対策ですが写真の通りです。左からキノコがゼロ、少し生えだした、側面はキノコモリモリの手前ぐらいですね。 この対策は複数の要素を絡めて行っているのですが、ある事を左から徐々に弱めていってます。 菌糸が左2つがLEVIN-Gで右がオアシスですので全くの同一菌糸ではありませんがね。
キノコは温度を一気にある程度下げると全くでなくなるのですが、これだと肝心の最後の一伸びが変わってきます。成虫サイズを出すことを目的に飼育しているのですから、ここには拘りましょう。
キノコは生えても気にしなければ良い場合もありますが、やはり羽化までの菌糸ビンの状態は大きく変わることもあります。当然状態が悪ければビン交換が必要になりますし、羽化サイズも下がります。 これが複数いれば当然アベレージが大きく下がるわけです。
以前は難しいと思っていたキノコ対策も何年も実験して失敗していくと、うまく出来るようになってくるものですね。 このやり方については誰にも教えていませんので、嫁さんぐらいにしか話をしたことがありませんが、嫁さんはそんな事に興味はありません(汗)
複数の要素を絡んで出来るようになったのは、この対策とは違ったことを実験していき、自分の飼育方法として確立していく中で見つかりました。 こう思うと地道なことを積み重ねでようやくできたわけですが、やり方だけを知ってしまうと全く自分で工夫しなくなってしまいますので、知らないとほうがいいこともありますね。 師匠に初めて会ったときに言われた”まずはやってごらん”これはまだ活きていますな。
さて、今週末は楽しみなイベントがあります。 久しぶりにわくわくしてきました。
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