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2015/02/22(日)
雨の中新規開拓
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今日は雨の中久しぶりの採集にマスコさんと出かけてきました。 ここ1ヶ月ほど採集に行ってなかったんですが、この時期にこれだけ空けたのは初かな?大きな仕事があったので仕方なしだな。 で、やっと時間が出来たと思ったら、今度は今月末までの仕上げて欲しいとクワ用事が……。来週も採集の予定を入れてしまったので困ったな。また平日がんばろうっと。
さて、話を戻して採集ですが今回はレア産地に……というか新規開拓にいったんですが、こういう採集は結果だけ書けば坊主なんですが、私の中では単純に結果だけで白黒つけられないんですね。 相手はオオクワですから、多産地に行っても採集は困難です。 今回の場所は市レベルではありますが産地としては聞いたことが昔からあったので、昨年ドライブの際にこの地をうろうろしながら、別の目的地へと向かいました。樹層はクヌギの大木が少しだがあり悪くはなさそうだ。あとは機会を作るだけです。 実際に行ってみるとまず朽木が見つけられないんですね。車を走らせ、遠く目から山の麓から尾根までの樹層を見て突撃。 今回の場合はクヌギとアベマキが混生しており、コナラもあってといい感じです。立ち位置、朽ち方など、これはと思える材が見つかりましたが、クワがおらん。どうやら樹液場が近くにないようだ。 で、今度はいいぞと思うとクワガタの食痕の中に、ゴ○ブ○(お食事中の方すいません。)が大量に!家にいるのと違う種類なんですが、オオクワ材と思える材にはみなこいつらが入っている。 レア産地と言うか、オオクワがいるか分からない環境への挑戦の場合は、今までの経験で材を確認しても、出現する虫のパターンは違います。これをまず感じ取って、雑木林の雰囲気だけでなく、実際に採集してどうなのかを自分なりに判断。これを何年も繰り返すとオオクワに出会えています。今のところはですけどね。 今回のような完全な新規開拓は自分の中では一番難しい採集方法なんですが、これでオオクワが採れたときの感動はものすごいです。ただ、忍耐力だけは相当いるため、自分の場合は同じ地方では1シーズン1から2回ぐらいしか行きません。あんまりやると本当修行みたくなっちゃうんですよ(笑)
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