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2015/06/04(木)
羽化のばらつき
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いよいよ6月に入って採集もブリードも本格的なシーズンに突入です。 思い通りにならない産卵ですが、1メスが産卵セットの中で★に。有精卵っぽいのを産んでいましたが、数はほとんど採れないだろうな。 久しぶりに再ペアリング中の事故もあり、こちらもメスが★に。この2つは回避が難しいですからね。気を取り直してリカバリーです。 少しはいいこともないと、と菌糸ビンを覗くと3頭オスが羽化していて全て完品でした。 今年は例年にも増して蛹化のタイミングがバラついています。セミ化になるのかと思いましたが、最近になって蛹室作り始めたりしています。 こうなってくると羽化は8月になる個体が例年より大きく増えますね。 2014シーズンは飼育方法を変えた部 分が多いので、これが影響している可能性が高いですが、キノコも暴れもほとんどありませんでしたから、これで羽化不全も少なくなってくれれば、羽化時期のバラつきなんて、たいした問題ではないです。
まだ羽化報告は頂いておりませんが、今年は何mmが羽化してくるでしょうかね。 久留米血統は血統背景はもちろん重要ではあるのですが、それだけで85mmオーバーが羽化するかというと、そう簡単にはなりません。 飼育情報がこれだけあふれていても、個々の飼育方法の違いで差はでると感じます。だからこそ、大型を目指す意味はあるとは思います。 幸いなことにブリードは2年サイクルです。飼育がうまくなるために、1年は超大型目指して、次の1年は実験の年でもいいじゃないですかね。 ただ、毎年でなくても結果は出していかないと、この趣味はサイクルが長いだけに、オリジナル血統を作るのは難しくなります。
さて、ブリードは大忙しなんだが、そろそろ採集へ行きたい。こればっかりは行きたいんだから、行くしかない。 外せない用事もあるので、どう時間を作ろうかな。
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