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2015/07/05(日)
超大型……ではあるんだが
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なんだか気分がすっきりしませんが、この時期は休む暇ありませんから、連日クワ作業、主に割り出しに励んでいます。 自分の用事ばかり出来ませんが、今日はクワ作業に没頭して8時間しました。これから灯火採集に入るので、平日もずっとクワ作業になります。 採集とブリードの両立をするには、勢いのほかに体力が必要でして、2泊3日の採集に行って来て、中日は仕事の後にクワ作業、また週末は2泊3日で採集ということを10年ぐらいは繰り返してきましたが、ここ数年はこれが本当きつくなってきました(T_T)気力だけでは無理なようです(笑)
さて、羽化状況のメールを頂くようになったので、みなさん気にしててくれているようで嬉しいですね。メールはマイペースで返信させていただきますね。 今年もまだほぼ掘り出していません。掘り出したのは先日羽化して直ぐ☆になったドデカ個体のみです。
今年は蛹化がばらついていて、期待できそうな個体はこれから羽化します。産卵遅い個体もいましたので、例年よりバラつきが多いです。 暴れは本当少なく済みましたので、飼育方法としては一つレベルが上げられたと感じています。
蛹室越しに見る限り、暴れもなく特に問題も無いような蛹室を作っていても、前蛹や蛹で☆、蛹化不全、羽化不全は体重が重い幼虫になればなるほど多く発生しています。 これは飼育方法を工夫して体重をのせても、血統としてまだ不十分なんでしょう。一線を越えてくる個体は飼育を大きく間違わなければ大型として羽化します。 これが一発の大型個体です。
で、ビン越しに暴れてはいないなのですが、蛹室作ろうとしてやめて、また作ってと繰り返しているように見えた個体がいました。 菌糸をいじくるので状態が悪くなってきたので、ビン交換してやりました。 久しぶりのビン交換だったので、やたらデカク感じたんだが本当にでかかった。
体重計が41.6gと表示している!
ここまでになるとセミ化するか蛹化するかは半々。蛹化しても無事羽化する可能性は低いですが、少しだけ期待しましょうかね。 40gオーバーは初でしたが、こんなステージで巡りあうとはね。
ちなみに種親1番血統で表年同士の掛け合わせ、オスが羽パカの87.2mm、メスは86.6mmの兄弟です。 種親表は今作っていますので、もう少しお時間をください。 血統背景は抜群ですので、個体差でこういう個体が出てくることは予想していました。 これが超大型個体で羽化すれば素晴しい血統と簡単に分かるのですが、羽化できない場合はうずもれていきます。 このような個体がでてくる血統は残しておくと、次世代、その次世代とどこかで凄いことになるかもしれません。 現に羽パカの87.2mmがそのような個体でしたので、この結果は順当なのかもしれませんがね。
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