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2018/01/14(日)
久しぶりの冬季採集 前半
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久しぶりに採集記を書いてみましたので、たいした内容ではないですが、ワイルドオオクワの魅力をよろしければどうぞ!
約1年ぶりとなったオオクワ採集ですが、体調面を考慮して日が出てから出発しました。 マスコさんと、今回はお気軽採集にしたい(^o^)という事を話していて、2年前に初令1頭のみ確認した材を見に行く事にしました。 早速山を登ると、いきなりの急勾配、体力ガタ落ちしているので、少しだけキツイ。本当少しだけですよ! さあて、材はどこにあったかなあ、ないねえ、少し進んで、ないねえ。 記憶とは本当曖昧で、それっぽい材があったのだが2年の月日が経ち、見た目が大きく変わっていたので、直ぐにわかりませんでした。 これだったかなあと、確認してみると……なんといきなり……、な〜〜んもいない。既に抜けた形跡もなく、オオクワは甘くないことを再認識した次第です。
あたりを二手にわかれ確認するも、コクワのみ。昨夏の台風の影響なのか、土砂崩れが起きていて、景観は大きく変わり、木は全部流されていた。
崩れた土砂を確認して、早速石探し!!めちゃくちゃ楽しいです。何しに来たんだか?!と思いますが、このぐらいの余裕が大事なんですよ。本当に!あまりオオクワ採る事だけに執着すると、見逃しも増えるんです。
別ポイントに移ろうかと提案すると、あの材を見て行きたいと! 直ぐ上にあるその材は、2年前雰囲気はあったのだが、なにもいなかった。じゃあ、これ見てから移ろうとなった。
マスコさんが斜面を登って確認すると、ニヤニヤしている。自分もそれを見たらニヤニヤしてしまった。 そこにはオオクワと思われる産卵痕がありました!(1/13の日記画像)2年前に自分が確認した際に、少しはがれた樹皮、その幹部分にキノコが生えている。このパターンから推測されるのは、入り口がしっとりで内部が白枯れした、オオクワ材となっていることが多い。2年前はここまで状態は良くなかったが、2年で熟成したようだ。木の朽ち方はキノコの種類により変化するが、プラスして日当たりや部位などの条件が重ならないと、こうはならないんだな。
小道具を使ってマスコさんが確認していく、しっとりとした材の奥より早速食痕が下に伸びている。途中で加齢して太くなった食痕はジグザグに続いていく、そして出てきた幼虫は……2令のオオクワでした。(1/7の日記画像)久しぶりのワイルドなので、めちゃくちゃ嬉しい。 交代して確認していくと、今度は上へと食痕が伸びていく、途中でもう1本食痕が現れ、こうなると確認に時間がかかる。なにせオオクワといっても初令は頭幅2mm中盤ぐらいしかない。材をむしるときの加重が少し掛かるだけでつぶれてしまう。 これを楽しみながら追っていくと、指1.5本ぐらいのぶっとい食痕に変わった。そのあと直ぐに出てきた主は加齢したばかりのオオクワ3令でした。このあとマスコさんと交代してオオクワ2頭追加したところで、十分採れたので車に戻る事にした。
あっというまに昼近くになってしまったが、午後から、また凄い事になった……。つづく
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