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2018/04/10(火)
新しいヒラタケ栽培
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新しいブリードシーズンが始まりましたが、先週からペアリングを開始しました。 いろいろ準備を進めていたら、昔の資料が出てきました。 その資料は写真の新しいヒラタケ栽培です。これは12年ぐらい前に、松野さんから頂いたのですが、菌糸ビンの作り方が掲載されています。 この本自体は1987年発行で、新しいヒラタケとありますが、かなり古い内容です。松野さんも、これを参考にしていたそうです。
これを参考に自作菌糸ビンを作成したわけですが、ここには温度による、殺菌時間であったり、菌糸ビンつくりの工程など、きのこ屋向けの内容が記載されており、これを試行錯誤して、クワガタ用に作り変えるわけです。 道具も同じものは用意できませんので、1500ccのビンを持って業務用圧力鍋を販売している業者に行ったり、植菌用の簡易的な無菌箱を作ったり、はたまたキノコ屋に電話をかけて、事務の方に事情説明して種菌を開発している方と相談をさせてもらったりと、本当様々な事をやって自作菌糸ビンを作った記憶があります。 おかけで83mmが最高であった時代に82mmまで羽化させる事ができ、自分の中では十分な結果を得られる事ができました。
今は菌糸ビンは有名銘柄を買う時代になっていますが、興味ある方は自作もいかがでしょう。 様々な発見がありますが、例えば一次発菌では、添加剤は多いほうが菌が回るのに時間がかかります。フスマ5%ぐらいのほうが、直ぐに回ります。
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