|
2008/09/18(木)
猫のおもしろい習性
|
|
|
室内猫と暮らす、という本を読んで、面白い発見をした。子猫が人間と暮らすとき、人間を母親とみなし赤ちゃんのように人間に甘え、頼り、わがままに振舞うが、人間は純粋に母親というだけの存在ではないとのこと。猫の目には「人間て大きくて力持ちだけどとっても動作が鈍い、足腰が弱いから高い所に飛び上がれない、暗くなると目が見えなくなってちゃんと歩けない」など、人間の身体能力の低さは猫の保護欲を刺激してしまうそうだ。だから猫は家族の人間を「保護してくれる母親」とみなすと同時に「保護しなければいけない弱い生き物」となり、「自分の子供」と思ってしまうとのこと。昆虫や鳥、鼠などを捕獲した猫がわざわざ家族の人間の前に持ってきて見せる行動を「ねこのおみやげ」というが、それはねこが獲物を見せて人間(母親)にほめられたがっている、と長い間言われてきた。でも現在は、猫が狩りのできない人間(子供)に獲物を与えようとする行為だとする説が有力のようだ。人間が嫌がっても猫が「おみやげ」を繰り返すのは純粋な保護欲の現れというわけだ。なるほど、これで納得だ。7月に挿し木したイングリッシュローズのヘリテージが咲き出した。このバラはすぐに散ってしまうが次々と蕾をつけてくれるし香りが素晴らしいので是非欲しかった品種だ。しばらく家の中に入れて香りを楽しんでいる。
|
|
|
|