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2005/04/24(日)
ジュリアとお散歩
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どうしてジュリアをお散歩に連れて行くのか。たくさんの理由と事情があるんです・・・。書ききれないくらい! ジュリアは3年ちょっとペットショップで、狭いケージに入れられっぱなしで、看板鳥さんをしていました。多分日光浴なんてさせていただいたことはないでしょう。店員さんたちが一生懸命人間語を教えていらしたので、けっこうお喋りはしますが・・・。 しかし、不健康そのもので、食は細くて、好き嫌いは多くて、やせっぽちで、毛引き症だから羽は痛んでいて、みすぼらしい姿をしていて、でも、心は優しくて・・・。
大型鳥さんのことをご存じない方は、思うかもしれない。 『珍しいペットを見せびらかしたいんだろう!』 みすぼらしい姿のやせっぽちの鳥を見た人は思うかもしれない。 『なんだこの人は?鳥をいじめているのか?』
どう思われようとかまわないのです。
人間の子供のことを考えてみましょう。 家の中でテレビゲームばかりしている子供はひ弱です。 逆に寒かろうが暑かろうが、外で思いっきり遊んだり、地域の人とかかわったりしていながら成長している子は、食事も進むし、元気だし、持っている可能性が自然と引き出されて、見事に成長していきます。少しの障害にぶつかってへこたれることがあっても、自力で回復していきます。なぜなら、たくさんの人に、愛され、信用されていることを感じているからなのです。
話が極端になった。ごめんなさい・・・。
んまとにかく、人間の子供も、お日様の下でたくさん遊んだら、おなかがへって、たくさん食べる。 ジュリアもたくさん食べられるようになって欲しい。
冬の間は、トルーライトの日光浴しかさせてあげられなかったけど、気候のいいうちに、少しでも、お外の空気を吸って、元気になってくれないかな、と思ったりしているだけなのです。
時々、ジュリアに興味を持った方々が、話しかけてきてくださいます。
ジュリアはちゃんとその方におうじてくれます。
『鳥ちゃんがいる!かわいい!』といって近づいてきたお子さんがいたら、安全に配慮ながら、ちょっとさわらせてさしあげています。そして、親御さんにはHPのアドレスを書いた、『ジュリアの名刺』なるものをおわたししています。
お散歩を始めて、まだ2週間ほどですが、はじめはお外を恐がっていたジュリアも、最近は楽しみにしているようで、「こんにちは」「バイバイ」などといって、あいそをふりまきながら芝生の上を歩いてくれるようになりました。
獣医さんもご指摘なさったのですが、ジュリアは足の力が弱いです。それから、羽ばたいたこともないので、翼の筋力も弱すぎです。体中の筋力がほとんど発達していないようで、極端な言い方をすれば、つまり「ひょろひょろのあおびょうたん」状態なのでしょう。 どうしたら、健康な体を手に入れてくれるだろう? そして、どうしたら、持っている能力を伸ばしてくれるだろう? そう、思いながら、お散歩に行っているのです。
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