DIARY
日記というか写真集…ときどきマンガ
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2005/08/23(火) いや〜な予感があたっちゃったよ
あらかじめお断りしておくと『感』などというものは決して超能力のようなものではなくあくまでも経験則である。

夏休み前まではジュリアはパパとうちのお兄ちゃんの両方にくっついていた。しかし、最近ではおにいちゃん一途、最愛の人となった。パパには見向きもしなくなってきた。その選択は間違っていない。見る目があるねぇ〜ジュリア。(パパごめんなさい)

お兄ちゃんは一応普通科の高校3年生だから、夏休みと言えどもお盆以外は補講がある。毎日お弁当を持って学校に行き、午後は学習室(県立高校なのになぜかクーラーがついている)で自主勉強し夕食までには帰ってくる。
家に帰ればリラックスタイムだ。待ってましたとばかりにジュリアが近づいてきてモーションをかける。PCしながらカキカキしてやる。
末っ子のチビもお兄ちゃんの帰りを待っている。いっしょにソファーにすわってゲームボーイの裏技を教わったり、時にはくっついてTVゲームをしていたりすることもあった。
そう、ジュリアの目の前で・・・仲良さそうに・・・。

感のいい方ならこの辺でお察ししていただけるだろう。
ジュリアは末っ子のチビに嫉妬の念を抱き始めている可能性があったのだ。

今日もお兄ちゃんと末っ子のチビは暫くTVゲームをしていた。ジュリアはじっとそれを見ていた。
夕食後、お兄ちゃんは自室に行った。ジュリアはとことことあるいてお兄ちゃんの部屋に入っていった。最愛のお兄ちゃんにもっと可愛がってもらいたかったのだ。お兄ちゃんは久しぶりに小説に夢中になっていた。ジュリアは邪魔だった。そこに末っ子のチビが入ってきて、たまたま腕を出したらジュリアが乗ってきた。お兄ちゃんは妹に連れて行くよう頼んだ。で、妹が部屋からジュリアを連れ出そうとしたとたん、ジュリアが噛んだのだ。
ジュリアは我が家に来てから一度も噛んだことはない。末っ子のチビも何度もジュリアを腕に乗せているが、噛まれたことは無かった。しかし、初めて噛んだのだ。3ミリほど穴が開いて、少々血が出た。

ジュリアの立場に立って、ジュリアの目線で考えてみよう。
朝から羽も齧らず、おりこうさんにしてひたすらお兄ちゃんの帰りを待っていたのに、帰ってきたお兄ちゃんは自分のことは少ししかかまわず、妹と仲よさそうにTVゲームをしていた。
妹がお兄ちゃんとやっと離れたから、やっとのことでお兄ちゃんの部屋までたどりついたのに、ライバルの妹が自分をお兄ちゃんから引き離そうとした。
だから、頭にきてつい攻撃してしまった。しかも、恐いママが恐い雄叫びをはっして、「だめよ!」と言った。
「ジュリアが悪いんじゃないも〜〜〜〜〜ん!!エ〜〜〜ン」

今日もやれやれだったな。


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