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2005/08/06(土)
交響組曲第2番「GR」
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タイトルがカッコいい時は最後は必ず寒くなるから気をつけよう! すでにオチが読めている人もいるかもしれないが・・・
昨日TVの映画劇場で『ほたるの墓』をやっていた。 子供には是非とも見せておきたい一品だ。 平和ボケして、命の大切さも戦争の恐さも、悲しさもわからなくなって、おかしな人間が増えてきている。 すぐに理解できなくても良い。少しずつわかっていけばよい。 子供がどこまでこの作品を理解できるかは、子育て上の親の力量だ。 高校生の息子が言うには、これを初めて見たときは、妹が節子くらいで、自分は清太くらいの年だったから、「かなりやばかった」のだそうだ。「感情移入して見たら、今回もやばいかも」とか言いながら、妹と並んで見ていた。 ラストのあたりでは、兄妹がならんで涙を流していた。
親くらいの年齢になると、そのほかの登場人物の心理も理解できるようになって、もっと危ない。 次の日には各場面・各セリフが次々とトラウマのようにフィードバックして脳裏に浮かんでくる。 世界的に考えれば、清太と節子のような状況の子供たちが現在形で存在しているのだ。自分は自分の子育てだけで精一杯だと思うと、果ては自己嫌悪にさいなまれてしまう重たい作品だ。
いかん、なんとか気分転換を図らねば!! と、思っていると通販で注文しておいた音楽CDが届いた。天の助けだ。 迷っていたが、やっと入手を決意したCDだ。 交響組曲第2番「GR」 ポーランド国立ワルシャワ・フィルハーモニック・オーケストラの演奏。 壮大で、スリリングで、大迫力!微妙な不協和音がたまらくいい! いいぞ!交響組曲第2番「GR」! GR!がんばれ!GR!最高だ!GR! 交響組曲第2番「GR」! 力強くトラウマを吹き飛ばしておくれ! …GR…『ジャイアント・ロボ』…の略
あ・・・穴があったら・・・入ろうかな・・・・
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